今日はね、「DaVinci Resolveで注目させたい部分にスムーズにズームイン/アウトできるプラグイン、MagicZoom」の話をしようと思うんです。
これ、ほんとに使ってみた瞬間に思った。
「あ、もうこれ“ズーム地獄”から卒業できるやつだ…」って。
DaVinci Resolveでズームをなめらかに動かすって、意外と大変じゃないですか?
カーブエディター開いて、キーフレームをいじって、タイミングを合わせて、しかもあとで調整したくなるともう…地獄。
僕も昔、ズームインひとつに10分とかかけてたことあります。ほんとに。
でも、MagicZoomを調整レイヤーに乗せるだけで、それが“3秒”でできる。
しかもスムーズで、自然で、気持ちいい。
そんな神みたいなプラグインを、今日は初心者にもわかるように、リアルな手順で紹介します。
【神プラグイン】 DaVinci Resolve でズーム編集が爆速!MagicZoomで注目演出を一瞬で作る方法
🎥 MagicZoomとは?
まずざっくり説明します。MagicZoomは、Resolve用のプラグインで、
注目させたい部分に“スムーズなズームイン/ズームアウト”を追加できるエフェクトです。
ダウンロードサイトはこちら : MagicZoomFREE
仕組みとしては、「調整レイヤーに適用するタイプ」。
つまり、元の映像を壊さず、上からズーム効果を“かける”だけ。
これがめっちゃ便利なんですよ。
なぜなら:
- 位置やサイズを後からドラッグで調整できる
- エフェクトの範囲(長さ)でズーム速度を調整できる
- いちいちカーブやキーフレームをいじらなくていい!
Resolveのズーム操作って、通常は「インスペクタでズーム数値」「位置」「キーフレーム追加」…と操作が細かくて、慣れないとリズムが止まる。
MagicZoomは、そういう“思考のブレーキ”を取っ払ってくれるプラグインなんです。

MagicZoomは調整レイヤーに追加すると、注目させたいものにスムーズなズームイン/アウトができるんだ。それに、調整レイヤーをドラッグしたりサイズを変えたりしてエフェクトを動かせるから、カーブとかオートメーションを使うのが悪夢みたいだったのが楽になったよ。

Magiczoomはマジで元祖ツールだよね。めっちゃ良いし!
🧩 導入:MagicZoomをDaVinci Resolveに入れる手順
※ここでは無料配布 or 有料販売のMagicZoomを前提にしています。配布元サイトMagicZoomFREEから最新バージョンを入手してください。
MagicZoomをダウンロード
zipファイルを入手したら解凍します。中には「.setting」ファイルが入っているはず。
Fusionエフェクトフォルダにコピー
- Macの場合:
/Library/Application Support/Blackmagic Design/DaVinci Resolve/Fusion/Templates/Edit/Effects
- Windowsの場合:
C:\ProgramData\Blackmagic Design\DaVinci Resolve\Fusion\Templates\Edit\Effects
もし「Effects」フォルダがなかったら、自分で作ってOKです。
Resolveを再起動
エフェクト一覧の「エフェクトライブラリ > エフェクト > MagicZoom」に表示されていれば成功!
✨ 実践!MagicZoomで“注目ズーム”を作る手順
よし、ここから実際にやってみましょう。
手順①:調整クリップを配置する
まず、ズームさせたいシーンの上に調整クリップを乗せます。
これは “エフェクト用の透明レイヤー” みたいなもの。
- エフェクトライブラリ → エフェクト → 調整クリップ
- タイムライン上の“ズームを入れたい範囲”にドラッグ。
✋コツ:ズームインしたい長さ=調整クリップの長さ。
短ければ速いズーム、長ければゆるやかになります。
手順②:MagicZoomを適用
調整クリップを選んで、MagicZoomをドラッグ&ドロップ。
右側の「インスペクタ」で、いろんなパラメータが見えます。
- Zoom Type:ズームイン or ズームアウト
- Zoom Center:どこにフォーカスするか(映像内の注目ポイント)
- Zoom Amount:どれくらいズームするか
- Smoothness:スムーズさ(数字が大きいほどやわらかい動き)
たったこれだけで、自動で“なめらかズーム”が完成します。
再生してみてください。「あれ、これ俺やったの!?」って思うはず。
手順③:動きを微調整(ここがMagicZoomの神ポイント)
たとえば、画面の中央じゃなくて右上のガジェットに寄りたいとき。
そんな時は「Zoom Center」をちょっと動かすだけ。
マウスでポンと座標を指定すれば、自然にその方向にズームインしてくれます。
ズームアウトしたいときは、単純に 「Zoom Type」をOUT に変更。
もしくは、INとOUTのMagicZoomを2つ重ねると、“ズームして戻る”動きもできます。
✨ポイント:調整クリップをカットして動かすだけで、ズームタイミングを簡単に調整可能。
カーブをいじる必要ゼロ。もう二度と「キーフレームがずれた…」って泣かない!
🎬 こんなシーンで使うと最高!
シーン①:ガジェットの細部を見せたいとき
たとえば、スマホのUSBポートやボタン配置の紹介。
MagicZoomをサッと重ねるだけで、「ここ見てね!」と視線を誘導できます。
YouTuberのレビュー動画では定番の“ピンポイント注目”を、キーフレームいらずで再現できます。
シーン②:表情のニュアンスを強調したいとき
トーク動画で「えっ?」と驚いた瞬間や、「ドヤ!」なカットにズームを入れると、めっちゃテンポが出ます。
調整クリップを短くして、ズームを速くするだけで、“編集のノリ”が一段上がる。
シーン③:画面キャプチャ・解説動画で
マウスカーソルが小さくて見づらいときに、MagicZoomでスッと拡大してあげる。
これだけで視聴者の理解度が上がります。
ズームしたい範囲に「Zoom Center」を置くだけで、正確に寄ってくれるのが気持ちいい!
💡 さらに上級:ズームイン+ズームアウトを自然につなぐ
MagicZoomの良いところは、複数の調整クリップを並べて“連続ズーム”が作れること。
たとえば:
- ①ズームイン(IN)
- ②一定時間止める(調整クリップなし)
- ③ズームアウト(OUT)
この3つを組み合わせると、“ズームして戻る”という自然な動きが完成。
編集画面では、クリップの長さを変えるだけで速度をコントロールできる。
「気持ち速すぎたかな?」と思ったら、少し伸ばすだけ。
ほんとに、感覚的な作業になるんです。
🚀 MagicZoomのすごさを一言で言うと
「時間軸じゃなくて感情でズームを作れる」ってこと。
普通のキーフレーム編集だと、「ここで2秒かけて寄って…」と考えながら数字を打つ必要がある。
でもMagicZoomなら、「この瞬間をもっと見てほしい!」と思ったら、
その場所に調整クリップを置くだけ。
作業が“感情ベース”になるんです。
⚙️ トラブルと対処法
- ズームがかからない:調整クリップを選択してMagicZoomが適用されているか確認。
- 位置がズレる:Zoom Centerが画面外になっていないか。映像解像度と一致させると安定します。
- ズームが速すぎる/遅すぎる:調整クリップの長さで速度を調整。
🧠 応用アイデア
- テキスト解説と組み合わせる:ズームインした瞬間にテキスト「ここがポイント!」を出すと、教育系動画で超使えます。
- 効果音を合わせる:「シュッ」とか「ポン」というSEを足すと、視覚と聴覚のシンクロで没入感が爆増。
- Bロールと合わせる:ズームした瞬間にBロール映像へトランジションさせると、映像がプロっぽくなります。
🏁 まとめ:MagicZoomは“ズームのストレス解放プラグイン”
MagicZoomを使えば、
- キーフレームを打つ手間なし
- タイミングをドラッグで調整
- ズーム中心も直感的に指定可能
つまり、「編集してて気持ちいいズーム」が、誰でも簡単に作れます。
もし今、Resolveのズーム操作にうんざりしているなら、MagicZoomはマジで革命です。
次の編集で「ここズームしたいな…」と思ったら、ぜひMagicZoomを思い出してください。
調整レイヤーをポンと置いて、「ズーム地獄」からスッと抜け出しましょう。
ほんと、これ一度使うと戻れません。













こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 MagicZoomで自然なズームを作るプラグイン DaVinci Resolve を書きます。