CapCutはスマホ版だけと思っている人いませんか。
スマホ版だけでなく、ブラウザで使えるウェブ版と、今回ご紹介するデスクトップ版があります。
一時間もあればスマホで撮った素材を使って上のような動画も投稿できます。
キーボードとマウスが使えるデスクトップは編集がラクラク。
デスクトップ版には、スマホ版にはない設定機能があるため、だれでも目的にあった設定に調整することができるので急いでいるときなどは超便利です。
この記事ではデスクトップ版の設定方法を解説します。
デスクトップ版とは
CapCutには、スマホ版(モバイル版)、WEB版とデスクトップ版の3種類があります。
デスクトップ版はお手持ちのパソコン(Windows、Mac)にインストールして使います。
Web版はブラウザから編集できるもので。こちらもパソコンから編集することができます。
二つまとめてパソコン版と称する人もいるため、初心者にはわかりにくいかもしれません。
デスクトップ版は画面が広く使えること、タイムライン編集が見やすいことなどスマホ版とは違った使いやすさがあることからより効率的な運用が期待できます。
パソコンにCapCut【デスクトップ版】をインストールする手順
CapCutの公式ページを開きます。
すでに【ウェブ版】を導入済みのPCでは上記のリンクで【ウェブ版】が開いてしまいます。
そんな人は、下記【デスクトップ版】のダウンロードページから「CapCut Desktopエディター」(←これが正式名称のようです)をダウンロードしてください。
WindowsPCからクリックすると自動的に「Windows用ダウンロード」が選択されます。
インストーラーが起動するので[開く]をクリックするとインストールが始まります。
デバイスに変更を与えることを許可します。
デスクトップにCapCutのアイコンが追加され、言語設定が開きます。
日本語にチェックが入っていることを確認し[保存]「をクリックするとしばらく確認が行われます。
問題がなければ実行可能の表示が出るので[確認]をクリックします。。
上記の画面のようなデスクトップ版が立ち上がればインストール完了です。
デスクトップ版の基本の使い方
デスクトップ版の初期画面は下記のようになっています。
新規に編集をするには画面上の[あたらしいプロジェクト]をクリックすることで編集画面が開き、同時にプロジェクトが一つ作成されます。
CapCutの特徴は、スマホ版も含めたサービス全体にいえることですが、無料のサービスが数多く提供されていることです。
画面上部のメニューバーから、無料で利用できる画像や音楽、ファンとやテンプレートなどが選択できます。
選択した素材はタイムラインにドラッグ&ドロップすることですぐに利用できます。
プロジェクトはいくつも作ることができ、作ったプロジェクトは自動的に保存され、保存されたプロジェクトは初期画面下の空欄の中にカタログのように並びます。
プロジェクトの設定
慣れてくると、プロジェクトの設定を変更したり、編集速度を調整するためキャッシュと呼ばれるデータの一時保管スペースを変更したり、フレームレートを変えたくなることがあります。
そんな時は[設定]を調整することで自分の好みにあわせることができます。
設定は初期画面の右上にある「鉛筆の断面」に似たアイコンをクリックします。
するとメニューが現れるので[設定]をクリックします。
「プロジェクト」「編集」「パフォーマンス」「言語」のパネルが現れるので必要に応じて編集することができます。
TikTokやYouTubeなどの投稿動画を普通に編集している人は、あえて設定を触らなくても問題ありません。
プロジェクトの設定
よくあるお悩みが「プロジェクトデータの保存先がどこにあるのかわからない」という問題です。
編集に使う素材は容量が高くなりがちです。そのため大容量の記憶媒体を増設して作業を続ける人が少なくありません。
CapCutではインストール時にCapCut専用のフォルダを作ってしまうため、プロジェクトの保存先を変える必要があります。
「どこにあるかわからない」とお困りの人は[プロジェクト][次に保存]から設定﨑を変更することができます。
デフォルトの保存先は[お使いのPC][AppData][Local][CapCut Drafts]です。
プロジェクト保存先と素材のダウンロードフォルダ以外はあえて触る必要はありません。
編集の設定
編集時に自分のタイミングと微妙に合わないと感じたら、調整することができます。
イメージの長さとは、タイムラインに静止画クリップなどを投げ込んだ時、表示されるクリップの尺長です。
ターゲットラウドネスは、音量です。音が大きいと感じたら値を下げてみましょう。
フレームレートは30フレームがデフォルトです。基本このままでOK。
アニメチックな動画が中心なら24フレーム。スローモーションを多用したい場合は60フレームを使う人が多いです。
それ以外は変更せずスルーです。
パフォーマンスの設定
編集五、書き出しする時の効率をここでコントロールします。
デフォルトで最大のパフォーマンスが出せるように調整されているので触らずスルーでOKです。
プロキシとは、解像度の大きな動画を編集する際、画質は劣るがデータ量が少ない軽い素材を使って編集効率をあげる時使う、軽い素材のことを言います。
ここでは手を付けずにスルーしてOKです。
パソコン版CapCut基本操作解説
編集画面の操作法が47分でざっくりわかるチュートリアル動画です。
まとめ
Premiere Proのような編集ソフトは様々な用途に対応するため、初心者が簡単に扱えるものではありません。
CapCutデスクトップ版は投稿動画を主なターゲットに、用途が絞り込まれています。
画面のサイズや縦横比も編集後に変更できるので初心者にも扱いやすい上、エフェクトや音楽など使ってみたいものがワンタッチで試すことができるのも魅力です。
スマホ版で編集してみたけれど、ワンランク上の編集がしたい時はデスクトップ版を使って編集することもできます。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 CapCut を書きます。