
編集中の動画を生かすも殺すも音楽しだい。頭を悩ますのが音楽素材の収集作業です。
そんな問題を抜本的なところから解決する新サービスが登場しました。
クリエイター向けAI作曲サービス「SOUNDRAW」です。
SOUNDRAW
SOUNDRAWとはオリジナルの楽曲を簡単に作ることができるサービスです。
- 他人とかぶらない楽曲を動画に当てたい
- 一月に音楽付きで公開したい動画が多い
- コンテンツにぴったりと合う⾳楽を簡単に短時間で作りたい
- 音響効果に手間をさきたくない
東京都渋谷区に本社を持つスタートアップSOUNDRAW株式会社。今年6月よりβ版を提供してきましたが、3ヶ月のテスト期間で日本国内外で4,300人を超えるユーザーの注目を集め、9月16日に正式版をリリースしました。
AIによって生み出されたフレーズを組み合わせ、楽曲の尺・構成・楽器・テンポなどを自由にカスタムでき、自分だけの楽曲を簡単に作ることができる作曲ツール。
このサービスの特徴は、従来の楽曲提供サービスが、すでに作られた楽曲から選ぶストック素材サービスだったのに対し、AIによって無数に生み出されるフレーズを組み合わせて新たに作曲する点にあります。
クリエイターに作曲を依頼するものではないため、著作権を気にすることなく動画などに利用できます。
さらに楽曲の尺・構成・楽器・テンポなどを自由に変更することができるので、フルメロディやベースのみといった映像に充てることができる楽曲が作れます。
料金は
料金プランは「$16.6/月 作曲・ダウンロード 無制限」シンプルにただ1つです。まずは無料会員は無制限に作曲することができますが作った楽曲のダウンロードはできません。月額にすると1800円程度になるので、かなりヘビーなユーザーにはコスパのよいサービスと言えそうです。
クリエイター推奨
クリエイターの動画でも宣伝中。よく見るとクリエイターにはそれぞれ異なるプロモーションコードが割り振られていて、そのコードを使って申し込むと利用料が1ヶ月分無料となるそうです。
ダストマン プロモーションコード:dustman_sd1
GIV-ギブ プロモーションコード:giv_sd1
れっくぷらす プロモーションコード:recplus_sd1
Daigo Kusunokiさん。動画クリエイター向けAI作曲クラウドサービスSOUNDRAWの代表です。
まとめ
FAQをよく読むと書いてありますが、SOUNDRAWが提供する楽曲はロイヤリティフリーです。
ロイヤリティフリーとは事前に取り決められた使用許諾範囲内であれば、知的所有権に関する追加の使用料の発生が免除されている著作物や技術のこと。
つまり厳密に言えば、このサービスを利用して「作曲」した音楽の著作権は、利用者のものではなく、利用者は著作者であるSOUNDRAWに使用量を支払って使わせてもらっている扱いになります。
ですから、「自由に使える」と思い込んで、ダウンロードした楽曲を販売などしたらアウトです。
自身またはクライアントのために、個人的又は商業的なプロジェクトに対して、回数の制限なくSOUNDRAWで作った音楽を使うことが許されています。
AI Music Generator – SOUNDRAW
必要に応じて音楽を編集し、それらをビデオや広告などの作品に含めることができます。クレジットの記載は義務ではありませんが、SOUNDRAWのWebサイトへのリンク(https://soundraw.io/)を貼っていただけるとうれしいです。
プロジェクトに対してとあるように、あくまで自分が制作した動画の素材として利用するにとどめた方が吉です。