After Effectsは便利だけど、できるだけ簡単にアニメーションを付けたいと思ったことってありませんか。
プラグインと呼ばれる補助ソフトを使うと、難しい操作を身に付けくても、ワンタッチでアニメーションがつけられるようになります。
無料 プラグイン Animation Composer
ボタン一つでアニメーションが作れるフリーのプラグインです。
テキストを即席でアニメーションしたい時に超便利です。
テキストをアニメーションさせるだけではありません。
プリコンプというアイコンを使ってアニメーションさせたり、トランジションという背景をあたかもカーテンのように動かすことができます。
トランジションとエフェクトなど100種類以上の動きが同梱されているので、静止画でつくるサイネージ動画などに使えそうです。
有料版を購入すると一挙に数千タイトルのサービスが追加されるので必要な人は検討ください。
テキストをアニメーションする
さっそく試してみました。テキストを[Overshoot Position & Scale Characters 1]でアニメーションしました。
操作はキーフレームなど使うことなしに、ほとんどワンタッチでできるので驚きです。
After Effectsを起動し、[ウインドウ]にインストールした[Animation Composer]があることを確認、クリックします。するとAnimation Composerのパネルが現れます。
レイヤー上に表示されたアニメーションをかけたいテキストをクリックして選択します。
プリセットを表示したパネルに移動して、パネルの中から使いたいアニメーションプレセットをクリックして確認します。
使いたいプリセットをドラッグし、パネルの下枠に移動します。枠は左右に分かれていて、左はイン、右はアウトの役割を分担しています。
再生するとアニメーションしていることがわかります。
レイヤーを開いてみるとキーフレームは表示されていません。その代わりエクスプレッションにプラグインの表示がされています。
通常の手順を踏むと、使いたい効果ごとにキーフレームを打って始点と終点やタイミングを決めたりしなくてはなりませんが、その手間を省くことができました。
アニメーションの起点を変更したい時はタイムライン上のマーカーを移動して調整します。
2D効果
ふわっと雲のように動きながら現れ消えるアニメーション。
2Dキャラクターの中から選ぶことができます。ぼよんと現れるアニメーションを使ってアクセントをつけたりすることもできて便利です。
アンカーポイントムーバー
テキストを入力した際、デフォルトではアンカーポイントは左下に表示されます。
ctrl+Homeなどでアンカーポイントを中央に揃えるひと手間がかかりますが、ワンクリックで位置を移動させることができます。
テンプレもあります
複数のレイヤーに分かれたオブジェクトがそれぞれアニメーションさせるには、レイヤへをひとまとめにする[プリコンポーズ]すると使い勝手がよくなります。
こうしたテンプレートがあらかじめ用意されているのもAnimation Composerの特徴です。
テンプレに記載されたテキストや画像は差しか売ることができるので凝ったタイトルなども手間をかけずにつくることができます。
効果音の管理がしやすい
Manage Audioフォルダーは、自分が使用した音源フォルダを自動的に紐づけてくれるサービスです。
普通はフォルダーごとに管理された素材は移動したりするとオフラインになってしまうので管理が大変ですが、使い方はManage Audioフォルダーをドラッグ&ドロップするだけです。
ダウンロードとインストール
詳しくはフラッシュバックジャパンのサイトに掲載されています。
Animation Composer 2 100種以上の無償ツールを収録するAfter Effectsプラグイン
ダウンロードしたファイルを展開し、
After Effectsを終了させた状態でインストーラーを起動します。
「Success!」と表示が出ればインストール終了です。
After Effectsを起動すると、初回表示画面が現れるので[Got It]をクリックすると導入完了です。
まとめ
フリーでもかなり使えるアニメーションが用意されているので一度試してみてはいかがでしょうか。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 プラグイン を書きます。