地域の話題を取材してリポートを作って公開しました。カメラと編集ソフトがあれば個人でもテレビでは伝えられない細かなサービスを伝えることができます。よかったら見てください。
地域映像リポートに挑戦
商店街をマスキングテープのオブジェで飾るイベントです。最終日は参加者による後片付け。密着取材することで大手メディアにはできない住民サービスができます。
取材1日、編集のべ8時間の作品です。試写1回修正1回で取材先の了解を得て完プロとしました。コメントや選曲なども編集時間に含まれます。
取材のキモはなんといっても主催者側の信頼を得ること。商店街には過去何回か通っていつどこでも撮影ができる関係性をつくっています。
今回は、実施本部に貼り付いて参加者を待ちました。片付け作業の撮影許可をその場で取り、現場に同行。そこで談話しながらインタビュー部分を先に撮りました。
リポート番組のコツは、一般参加者が語る生の声。①動機、②気づき、③抱負を録音することです。撮影ではなく、録音。つまりいいインタビューが撮れればそれがコンテンツの核になるからです。
インタビュー撮影が終わったらしばらく現場で雑談します。今回は作業に興味を持った親子連れが片付けに参加することになったので、許可を得てそれも撮影しました。
編集では子どもの映像が先にあって、その跡インタビューになっていますが、リアルな取材順は逆です。[1]編集の時系列と撮影の順番は同じではありません。これを映像の嘘といいます
自然なインタビューを撮るためのたった一つの王道があります。それは相手の警戒心を解くこと。懐に入ることです。
私が座右の銘にしている言葉があります。それは「電信柱のようになること」です。この言葉は、勝井取材させていただいた写真家・田沼武能さんから聞きました。田沼武能さんは戦後間もない頃、街の子どもたちを活写することで世界的な写真家になった人です。
時代は変われども変わらないセオリーは現在です。
まとめ
YouTube動画というと、個人のパフォーマンス系の動画が目立ちますが、瞬間的ヒットではなく息の長い動画制作で実績を積み上げる道もあります。
狭いテーマやエリアで唯一無二のポジションを得ることができれば、そこからフィールドをずらしていくことができます。
References
↑1 | 編集の時系列と撮影の順番は同じではありません。これを映像の嘘といいます |
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こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 地域映像 を書きます。