After Effects を使ってアニメーションを作るとき、レイヤー数が大きくなると管理が大変ですよね。
特にテキストを文字単位に分解するなど、同じ動きを付けたレイヤーを、すべて一フレームずつ動かして配置するなんて時間の無駄遣い以外のなにものでもありません。
そんな不毛な作業を一息に終わらせてくれるのがAfter Effectsスクリプトの【Rift】です。
スクリプト Rift とは
After Effectsのスクリプト「Rift」は海外製。
Rift はそんなにメジャーな商品ではないので、ちょっと導入に手間がかかりました。
- レイヤー、キーフレームを指定したフレーム分移動、並び替え、整列を行う便利スクリプト
- 派手な機能ではないのだが、ワークスペースに置いておくと確実に約立つ
- 指定した範囲でランダムな位置へとレイヤー、キーフレームを配置することもできる
中には使い方がよくわからない機能もありますが、レイヤー、キーフレームを指定したフレーム分移動できるのは便利です。
入手方法は、別途記事にした「GG分解」と同じサイトからダウンロードできます。
Rift – aescripts + aeplugins – aescripts.com
このサイトの特徴は自分で値付けができるところ。
画像では価格が29.99とある部分を0にして先に進むと無料で購入することができます。
使い方
Riftを使うと、矢印を押しただけで並んでいたレイヤーを階段状にフレーム単位でずらすことができます。
ほかにもいろいろな機能があるのですが、自分が使えたのは【階段ずらし】だけなので、その手順を書き留めておきます。
ずらしたいレイヤーを範囲指定した上で、パネルのArrangeの値を[Stagger][Desc]として矢印を押すだけです。
同じ動作のテキストアニメーションを、シェイプを数フレームずらして動かすことができました。
インストール方法
操作法にもましててこずったのがインストール方法でした。忘れないうちにインストールの手順を書き残します。
プラグインと違い、スクリプトはメーカーや制作者によって置き場所が微妙に異なったり、インストールマニュアルが見当たらないことがあります。
それだけマイナーなんですね。
このRiftも無料でダウンロードできた点はいいものの、インストールやマニュアルがありません。手探りでインストールしました。
ダウンロードした【Rift_v1.4.2】を解凍すると、中から【Rift.jsxbin】というファイルが現れます。
このファイルはここに入れます。
[C:ドライブ] → [Program Files] → [Adobe] → [Adobe After Effects 2020] → [Support Files] → [Scripts] → [ScriptUI Panels]
するとAfter Effects の[Window]の中に[Rift.jsxbin]という項目が生まれるのでそれをクリックします。
いかがでしたでしょうか。
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こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 Rift を書きます。