After Effectsを使って雨を降らせることができるって知ってますか。
それは「CC Rainfall」というアニメーションプリセットです。
プリセットとは、ソフトにあらかじめ内蔵されたひな形のこと。画面に雨降りの効果をつけることができます。
上の動画は静止画にCC Rainfallのプリセットを置いただけ。
フラクタル素材を使ってつくる手間のかかる作業だと思っていた雨降りシーンがワンタッチで作れるなんて驚きです。
雨のエフェクト の操作手順
[新規コンポジション]をつくり、エフェクトをかけたい素材をタイムライン上に置きます。 [レイヤー][新規調整レイヤー]を素材の上に配置します。コンポジションウィンドウの画面に雨が降り始めたことが確認できます。
雨の降り方や方向など気象条件によっておきる様々な雨の表情もキーフレームを打つことで調整が可能です。
プリセットを使いまわす
慣れてきたら、一度作ったアニメーションをプリセットに保存してみましょう。
After Effects では一度作ったアニメーションを保存することができます。
キーフレームを打った部分を全部選択して[アニメーションプリセットを保存]をクリックします。
するとWindowsでは[ユーザー][(ユーザー名)][ドキュメント][Adobe][Adobe After Effects2020][User Presents]にプリセットファイルが保存されます。保存したプリセットはほかのプロジェクトでもドラッグするだけで使えるようになります。
自作したプリセットは名前を付けてここに保存できるだけでなく、フォルダ自体を他のマシーンにコピペすれば、別のPCでもすぐプリセットを使うことができます。
編集時間を短縮するだけでなく、ユーザー同士の交流をはかるきっかけとしても使えそうです。
まとめ
使いどころが限定されるインパクトのあるエフェクトとは違って、こうした一見地味なエフェクトは様々なシーンで使えるメリットがあります。
食卓でいうなら常備菜のようなもの。こうした小道具を自分の引き出しに入れておくだけで余裕が生まれます。
こうした地味だけど広く使えるエフェクトから始めると、カッコいいけど難しいエフェクトづくりにも挑戦できるようになるかもしれません。
独立して稼げる動画クリエイターを目指すなら映像制作と実務案件を通して学べるスクールがあります
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 雨のエフェクト を書きます。