動画を作って投稿する時、よく耳にするのが Lower Thirds (ローワー・サード)という言葉。
何のことかと思ったらテロップに装飾や動きを付けたものをいうのだそうです。
動画の画面下三分の一を使って表示されることが多いことから、この名前で呼ばれているんだとか。
ローワー・サードの使い道とは
DaVinci Resolve17にも実装されていました。場所は[タイトル][Fusionタイトル]です。
タイムライン上にドラッグするとすぐに使えます。
しかし、初期設定では画面左にセットされていて、インスペクタを見ても左右に位置を変えることはできません。
調整するには[Fusion]ページを使います。
[Fusionページで開く]をクリックすると、ノードがグループになっていることがわかります。画面左に寄ったテキストの配置を右に変更するには、
[Upper Text]と[Lower Text]の位置を一をそれぞれインスペクタの[Layout]のCenter値を調整することで変えることができます。配色や形、動きも変えられます。変えたデータは[Power Bin]に保存することで自分用にカスタマイズもできます。
有料で購入できる
Lower Thirdsに注目が集まるのはYouTubeの投稿動画です。チャンネル登録につかう勧誘アイコンを少しでも目立たせるため様々なデザインが開発されています。
DaVinci Resolve専用のLower Thirdsもかなりの種類が出回っていて、10ドル近くでテンプレートが手に入ります。
まとめ
私らの年代では「テロップにザブトン(文字を見えやすくするための後ろに敷く帯)を置くことだ」といってもらった方がピンときます。
せっかく作った動画は少しでも目立たせたいもの。普通のテロップを出すだけでなく、ちょっとした動きをつけることでクオリティが上がります。
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こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 動画【キーワード】を書きます。