映画のようにエンドロールを動画の最後に表示したい!
動画をつくっているとそんな思いをすることってありますよね。このエンドロールの作り方。
DaVinci Resolveではタイトルツールのクロールを使ってつくりました。あらかじめテキストファイルに書き留めておいたデータを使い、[タイトル][テキスト]を選択し、タイムラインへドラッグ&ドロップする方法です。
After Effectsでは同じAdobeのソフトIllustratorを連携させ、もっと簡単な方法で作れることがわかりました。
エンドロール はIllustratorでつくる
答えはこれだけ。エンドロールで表示させたい人の名前をIllustratorで一枚の原稿にして、それをAfter Effectsに読み込ませ、キーフレームをつけてスクロールするだけです。
エンドロール を作るときの注意点
注意するのは、画像のサイズをそろえることです。After Effectsの画像サイズをフルハイビジョンサイズ(1920×1080)としたのなら、Illustratorのサイズも横1920に統一しましょう。
小さなサイズで作った原稿は、After Effectsで引き延ばすことになるため文字がつぶれてしまうからです。
また、ロールにして縦スクロールするため、Illustratorの縦サイズは細長くしないと見切れてしまいます。
1920×10800と、縦は10倍ほど長いサイズにしましょう。
準備ができたら入力を開始します。
エンドロールの文字色は白です。Illustratorのアートボードは白なのでこのままでは見えないのでCtrl+shift+Dで透明グリッドなどに変えておきます。
After Effectsを起動します。
Illusaratorの原稿を読み込みます。
確認の表示は無視して先に進みます。
読み込んだファイルをタイムラインに置くと静止画の文字列が表示されます。
このレイヤーの下に動画クリップを置くとロールテロップの形が整います。
始点と終点にキーフレームを打って縦スクロールさせるとロールテロップの完成です。
エンドロール を画面の中で出現消失させるには
画面下から直接スクロールされる部分を変更し、テロップの出現地点と消失地点を画面中央に変更します。
[新規シェイプレイヤー]を背景動画とIllustratorでつくった原稿の間に置いて、ロールテロップが隠れるほどの大きさの長方形を配置します。この長方形が窓になり、ロールテロップの表示枠になります。 [シェイプレイヤー1]の[アルファマット]からIllustratorでつくった原稿レイヤーを指定します。これで窓の部分だけロールテロップが流れるカットの完成です。
まとめ
出演者・制作者・協力者などの氏名が縦もしくは横に流れるように表示されたエンドロール。
動画作品の最後に流れるエンドロールは演出効果の一つです。
エンドロールの作り方が難しいと思う方が多くいるかもしれませんが、初心者でも簡単に作ることができます。
動画制作初心者の読者に、 「動画制作をはじめたんだけど、編集をマスターするのにオススメの学習方法とかある?」 という相談を受けました。独学もいいですが、「多少のお金はかかっても早く上手になりたい」という人には上級者に習うことをお勧めします。なぜなら体系的に学ぶことができるし、無駄がないから。「支払った料金を無駄にしたくない」という意識が働くからです。
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こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 エンドロール を書きます。