簡単 かっこいい エンドロール の付け方

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 エンドロール を書きます。

映画のようにエンドロールを動画の最後に表示したい!

動画を作っているとそんな思いをすることってありますよね。

動画作品の最後に流れるエンドロール。出演者・制作者・協力者などの氏名が縦もしくは横に流れるように表示される演出効果の一つです。
エンドロールの作り方が難しいと思う方が多くいるかもしれませんが、初心者でも簡単に作ることができます。

DaVinci Resolveで作る

タイトルツールのクロールを使います。

[タイトル][テキスト]を選択し、タイムラインへドラッグ&ドロップ

メモ帳であらかじめ作成し
テキスト入力ボックスにクロールしたいテキストを改行して入力します。

Premiereで作る

「ファイル」→「新規」→「レガシータイトル」

タイトルを編集するためのウィンドウが立ち上がるので、左上にある「T」(横書き文字ツール)を選択します。

中央の画面表示部分でクリックし、エンドロールとして流したい内容を記述していきます。

記述が完成したら、選択ツールでテキストを選択して、一番先頭が画面上にくるように調整します。

「ロール・クロールオプション」ウィンドウが立ち上がるので、「ロール」を選択、「開始スクリーン」、「終了スクリーン」を選択し、「OK」ボタンをクリックします。

「ロール」は上下だけでなく左右にクロールすることもできます。一般的には選択の部分を「左にクロール」を選択するとテレビ番組のように文字が横に流れます。横にクロールする場合はテキストを横に並べる必要があります。

After Effects

テロップも含め、最強なのがAfter Effectsです。劇場映画で使用するようなデザインのプロジェクトファイルも有料で販売されています。中でも『Cinema Film Credits Pack』なら、大体のエンドクレジットのパターンは作成できると思います。

Cinema Film Credits Pack by NeuronFX | VideoHive

エンドロールの効果

なんといってもエンドロールが入ると「映画みたいに見える」のが最大の効果です。プライベートな動画作品でも、エンドロールに関係者の名前が出ると盛り上がります。つまり余興として使われる効果です。

プロの作品では余興やノリで使うわけにはいきません。映画やテレビ番組では責任の所在を明らかにするため使われます。エンドロールは作り手側の内輪の事情で表記されるため、本編の邪魔をしては行けません。そのため目立たない範囲・時間に収めるのが一般的です

エンドロールの小咄

上下にクロールされるエンドロールはドラマなどで使われることが多いようです。対して、ドキュメンタリー系の番組やバラエティ番組では横クロールが使われます。

商業作品などではスポンサー企業名まで掲載される場合があります。視聴者に読まれることよりも、エンドロールに表示されることが目的のため、たまにものすごい速さでクロールされるエンドロールがあります。これは名前を削るわけにいかない大人の事情が背景にあるのです。

一般的に外部の協力者は前半に、制作スタッフは後半に配置されます。

ドキュメンタリー系の表記でよく使われるのは、出演者(語り)、撮影、編集、音声、照明、音響効果、取材、構成、制作・著作です。

複数の人が関わっている場合は代表者を記載します。

番組中で使用した楽曲は特別な場合をのぞいてエンドロールに記載しません。理由は掲載するだけのスペースがないことです。
制作・著作を入れることで権利の所在を明らかにすることができます。