VOICEPEAK を使ってナレーションを当てる方法DaVinci Resolve18

VOICEPEAK
フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 VOICEPEAK を書きます。

動画作りに興味はあるけど、喋りに自信がないとかめんどくさい、と悩むことありますよね。

私も自分の声を聞くのは嫌なので、ノーナレ動画ばかり作ってきました。

しかし、人工音声の性能が上がり、ついに低価格で使いやすいサービスが登場したのでナレーション動画に手を出しました。

動画制作者の間で高い評価を集めているVOICEPEAKを使ってナレーションを当てる方法を解説します。

VOICEPEAK を使ってナレーションを当てる方法

先日、こんな動画リポートを投稿しました。

ナレーションを担当したのは人間ではありません。

VOICEPEAKという入力文字読み上げソフトで作ったAI音声です。

よーく聞くと語尾などに微妙な人工くささを感じるものの実用上問題ないクオリティです。

このソフトを使って作った音声素材をDaVinci Resolve18を使って編集する手順を解説します。

ナレーション原稿をDaVinci Resolve18で作る

動画を尺にします。
尺にするとはクリップの並びや長さを確定して完成させることです。
再生しながらクリップごとにコメント原稿を書きます。

コメント原稿はテロップとナレーション原稿もかねます。
まずコメント原稿を元にテロップを作ります。

私はgoogleドキュメントを使いました。

後ほどコピペしやすいようにテロップ単位で行替えします。

句読点はつけません。

原稿は一度読んでみてクリップの長さに収まるかどうか調整します。

ワンカット6~7秒として15字程度を目安にします。
読んでみて長いようなら文字数を削ります。
テロップ原稿が完成したらVice Peak作業に移ります。

ナレーション音声をVOICEPEAKで作る

VOICEPEAKを起動します。

「クリックしてセリフを入れてください」という欄にテロップ原稿をコピペします。

ナレーションキャラクターを選択し、再生・視聴します。

原稿によっては日本語読みにならない部分があるのでひらがななどで修正します。
抑揚や間合い、テンポなどを確認したらいったんプロジェクトを保存します。

書き出しを選択して音声ファイルに書き出します。
一般的にはWAVE形式(ウェーブ)です。

書き出した音声素材は所定のフォルダに格納します。

動画編集DaVinci Resolve18

DaVinci Resolve18に音声ファイルを取り込みます。

タイムラインの音声トラックをナレーション用に確保したら

音声ファイルを読み込みます。

読み込んだファイルはひとつながりになっているため無音の部分を探りながらクリップごとに切り離します。

パーツ化されたナレーションをテロップの尺にあわせて配置します。

再生しながらナレーションの音量とBGMやクリップの背景音を調整すれば完成です。

まとめ

クリップの時間に合わせて原稿を書きテロップを作る。

初めての人にはめんどくさい作業に感じるかもしれません。

視聴者は画面で見る情報と耳で聞く情報をお互い結びつけて受け取ります。

そのため、両者の間合いをバランスよく見せることが肝心です。

情報系の動画ではワンカットにワンテロップが基本です。

耳で聞いた情報量が多いように感じたら、原稿を削って間隔を整えましょう。

部分だけテキストを修正して書き出し、入れ替えるだけなので超時短です。

VOICEPEAKは誰がしゃべっているの?

収録されている音源は「ぷろだくしょんバオバブ」所属の声優さんによるもの。

製品版は商用利用可能なので利用条件に不安はありません。

普通の文章なら、何ら問題なく読み上げてくれるし、感情を付け加えたければ微調整も可能。

声を変えつつ会話のような読み上げをさせることもできます。

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この値段でプロの読みに匹敵する機能が自宅で使えるというのは驚きです。