YouTubeやSNSでの顔出しに抵抗がある方いませんか。
iPhoneの「ミー文字(Memoji)」を使えば、自分の顔を出さずに、表情豊かなアバター動画を簡単に作成できます。
この記事では、ミー文字を使ったアバター動画の作成方法をステップバイステップで解説します。
🎭 ミー文字とは?
ミー文字は、Appleが提供するアニメーション絵文字で、ユーザーの顔の動きや表情をリアルタイムで反映する3Dアバターです。
iPhone X以降のモデルや、iPad Proで利用可能です。自分の分身となるキャラクターを作成し、メッセージアプリやClipsアプリで活用できます。
ミー文字(Memoji)は、Appleが提供するアバター機能で、ユーザーの表情や動きをリアルタイムで反映することができます。顔出しを避けたい方や、個性的な表現を求める方にとって魅力的なツールですが、利用する際にはいくつかの注意点もあります。
ミー文字のメリット
- 表現力が豊か
- 自分の表情や感情をリアルタイムで反映でき、コミュニケーションがより楽しくなります。
- カスタマイズの自由度
- 肌の色、髪型、目の形など、細部まで自分好みに設定可能です。
- 顔出し不要
- 自分の顔を出さずに動画やメッセージを作成でき、プライバシーを守りながら自己表現が可能です。
- 多様なアプリでの活用
- メッセージアプリやFaceTime、Clipsなど、さまざまなApple製アプリで利用できます。
- ステッカーとしての利用
- 作成したミー文字はステッカーとして保存でき、LINEやメールなど他のアプリでも使用可能です。
ミー文字のデメリット
- 表情に独特のクセがある
- 日本人が作ったキャラクターには見られない、つるっとした一種独特なクセがあります。喜びや悲しみなどの表情は再現できますが、恐れや驚きなどの複雑な表情は表現が難しい場合があります。なのでファンがつくかどうかは微妙といわざるを得ません。
- 対応デバイスの制限
- ミー文字のフル機能を利用するには、Face ID対応のiPhone(iPhone X以降)やiPad Proが必要です。
- ストレージの消費
- ミー文字の動画は容量が大きく、1分の録画で約3GBを消費することがあります。
- 初期設定の手間
- 細部までカスタマイズする場合、設定に時間がかかることがあります。
とはいえ、ミー文字は、創造的な自己表現やコミュニケーションをコストをかけず簡単に楽しむための強力なツールです。メリットとデメリットを理解し、目的や状況に応じて上手に活用しましょう。
📱 ミー文字の作成方法
- メッセージアプリを開く
ホーム画面から「メッセージ」アプリを起動します。 - 新規メッセージを作成
右上の「新規作成」ボタンをタップし、新しいメッセージ画面を開きます。 - ミー文字の作成
メッセージ入力欄の左側にある「ミー文字」ボタン(顔のアイコン)をタップし、右端までスワイプして「新しいミー文字を作成」を選択します。 - アバターのカスタマイズ
肌の色、髪型、目の形、アクセサリーなどを自由に設定し、自分好みのアバターを作成します。 - 保存
カスタマイズが完了したら、右上の「完了」をタップして保存します。
🎬 ミー文字を使った動画の撮影方法
方法1:メッセージアプリを使用する
- メッセージアプリを開く
先ほどと同様に「メッセージ」アプリを起動します。 - 新規メッセージを作成
右上の「新規作成」ボタンをタップし、新しいメッセージ画面を開きます。 - カメラを起動
メッセージ入力欄の左側にあるカメラアイコンをタップし、カメラを起動します。 - ビデオモードに切り替え
カメラ画面で「ビデオ」モードを選択します。 - エフェクトを追加
左下の「エフェクト」ボタン(星型のアイコン)をタップし、表示されるエフェクト一覧から「ミー文字」アイコンを選択します。 - 使用するミー文字を選択
作成したミー文字を選び、画面に表示される自分の顔にアバターが重なるように調整します。 - 録画開始
赤い録画ボタンをタップして録画を開始します。録画中は、ミー文字が自分の表情や口の動きに合わせて動きます。 - 録画終了と保存
録画が終わったら、再度録画ボタンをタップして停止します。録画した動画は自動的に「写真」アプリに保存されます。
方法2:Clipsアプリを使用する
Appleの「Clips」アプリを使うと、より多彩な編集が可能です。ClipsアプリはApp Storeから無料でダウンロードできます。
- Clipsアプリを起動
ホーム画面から「Clips」アプリを起動します。 - 新しいプロジェクトを作成
画面左上の「プロジェクト」ボタンをタップし、「新規作成」を選択します。 - エフェクトを追加
画面左下の「エフェクト」ボタン(星型のアイコン)をタップし、「ミー文字」アイコンを選択します。 - 使用するミー文字を選択
作成したミー文字を選び、画面に表示される自分の顔にアバターが重なるように調整します。 - 録画開始
赤い録画ボタンを長押しして録画を開始します。録画中は、ミー文字が自分の表情や口の動きに合わせて動きます。 - 録画終了と保存
録画が終わったら、録画ボタンから指を離して停止します。録画した動画はClipsアプリ内に保存され、編集や共有が可能です。
💡 撮影のコツと注意点
- 対応デバイスの確認
ミー文字は、iPhone X以降のモデルや、iPad Proで利用可能です。お使いのデバイスが対応しているか確認しましょう。(C smart Online Store) - 録画時間の制限
メッセージアプリでのミー文字録画は最大30秒までです。長時間の録画を希望する場合は、Clipsアプリの使用を検討してください。(Appleサポート) - 保存先の確認
録画した動画は「写真」アプリに保存されます。保存先を確認し、必要に応じて整理しましょう。(楽天モバイル) - 編集アプリの活用
録画した動画は、iMovieや他の動画編集アプリで編集することができます。字幕や音楽の追加など、より魅力的な動画に仕上げましょう。
グリーンバック素材のつくり方
iPhoneのミー文字(Memoji)を使って、グリーンバック素材として動画を撮影する方法をご紹介します。この手法を活用すれば、後から背景を自由に差し替えることができ、YouTubeやSNSでの動画制作に役立ちます。
必要なもの
- iPhone X以降またはiPad Pro(第3世代以降)
- AppleのClipsアプリ(App Storeから無料でダウンロード可能)
- グリーンバック背景(緑色の布や壁など)
- 安定した照明(影を最小限に抑えるため)
ステップ1:Clipsアプリでミー文字を設定
- Clipsアプリを起動し、画面左上の「プロジェクト」ボタンをタップして「新規作成」を選択します。
- 画面左下の「エフェクト」ボタン(星型のアイコン)をタップし、「ミー文字」アイコンを選択します。
- 作成済みのミー文字を選択し、画面に表示される自分の顔にアバターが重なるように調整します。
ステップ2:グリーンバックで撮影
- グリーンバックの前に座り、顔全体がカメラに収まるように位置を調整します。
- 照明を均等に配置し、影ができないようにします。
- Clipsアプリで録画ボタンを長押しして録画を開始します。録画中は、ミー文字が自分の表情や口の動きに合わせて動きます。
- 録画が終わったら、録画ボタンから指を離して停止します。録画した動画はClipsアプリ内に保存されます。
ステップ3:動画を保存して編集
- Clipsアプリのプロジェクト画面で、右下の共有ボタンをタップし、「ビデオを保存」を選択して動画を「写真」アプリに保存します。
- 保存した動画をiMovieなどの動画編集アプリで開きます。
- iMovieで新しいプロジェクトを作成し、背景として使用する画像や動画をタイムラインに追加します。
- 次に、先ほど保存したミー文字の動画をタイムラインに追加し、「グリーン/ブルースクリーン」機能を使って背景を透過させます。
- 必要に応じて、ミー文字の位置やサイズを調整し、背景と自然に合うように編集します。
💡 撮影と編集のコツ
- 照明の工夫:影ができないように、被写体とグリーンバックの間に適切な距離を保ち、均等な照明を心がけましょう。
- 服装の選択:緑色の服やアクセサリーは避け、背景と被写体が同化しないようにします。
- 動きの制限:過度な動きは避け、ミー文字がフレームから外れないように注意しましょう。
- 編集ソフトの活用:iMovieの他にも、Wondershare Filmoraなどの編集ソフトを使うと、より高度な編集が可能です。(Wondershare Filmora)
この方法を活用すれば、顔出しせずに個性豊かな動画を作成できます。ぜひ、あなたのクリエイティブな表現に役立ててください!
チュートリアル動画
以下の動画では、ミー文字を使ったアバター動画の作成方法を実際の画面で解説しています。
まとめ
ミー文字を活用すれば、顔出しせずに個性あふれる動画を作成できます。ぜひ、あなたのクリエイティブな表現に役立ててください!
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 iPhoneを使って 自分のアバター を撮影する方法を書きます。