After EffectsのParticle Playgroundを使って、人物の周りにオーラのようなエフェクトを作成する手順をご紹介します。
以下の手順に沿って進めることで、背景から発生するオーラが、人物に沿って自然に漂うような表現が可能になります。
人物の背景に オーラを作る 方法:After EffectsでParticle Playgroundを活用
1. メインコンポジションの設定
• 解像度:1920×1080、フレームレート:30fps、デュレーション:6秒程度
• 背景に使うPNG画像(例:「椎拳崇」など)を準備してください。
• レイヤーエクスプローダーを使用するため、処理に時間がかかる点を考慮しましょう。
2. オーラのテキストアニメーションで練習
• オーラの練習として、好きな文字をテキストレイヤーで作成(例:『オーラ』)。
• テキストの位置を中央に配置し、3Dレイヤーにしてスケールアニメーションを設定。
• エフェクト「Distort > Turbulent Displace」を適用し、サイズや進行を調整し、ザラザラした動きをつける。
• 作成したテキストのアウトラインを非表示にして、次のステップに進みます。
3. Particle Playgroundの設定
• 新しい黒の平面を作成し、「Particle Playground」を適用。
• 「レイヤーエクスプローダー」でアウトラインレイヤーをエクスプロードします。
• 「エフェクト & マスク」をチェックし、レイヤーエフェクトを適用した状態でエクスプロードを行います。
• Particle Playgroundのパラメーターで、パーティクルが飛び散るようなエフェクトを調整します。
4. RGBマップの作成
• 新しい平面を作成し、これを「RGBマップ」と名付けます。表示は非表示にしておきます。
• レッド、グリーン、ブルーのそれぞれのレイヤーにフラクタルノイズを適用し、異なるエボリューション設定を追加してアニメーションをつけます。
• 作成したRGBマップをParticle Playgroundの「持続プロパティマッパー」で設定し、オーラの動きに空気感を追加。
5. 人物にオーラを追加する
• オーラを出したい人物の画像を読み込み、複製して「ロトブラシ」で背景から人物を切り抜きます。
• 切り抜いた画像をレンダーキューに追加し、PNGシーケンスで書き出します。
• 書き出したシーケンスをコンポジションに読み込み、「Auto Trace」で人物のアウトラインを取得します。
• アウトラインに「Turbulent Displace」を適用し、ザラザラしたエフェクトを追加。
6. Particle Playgroundに人物のアウトラインを反映
• 新たに黒の平面を作成し、Particle Playgroundを適用します。
• レイヤーエクスプローダーに人物のアウトラインレイヤーを読み込み、エフェクトを適用した状態でエクスプロードします。
• RGBマップを持続プロパティマッパーに設定し、X軸とY軸に動きがあるように設定します。人物が移動している場合、パーティクルもその方向に流れるように調整します。
7. エフェクトの調整と色付け
• Particle Playgroundのレイヤーに「Colorama」や「Glow」を適用し、好みの色を選んでオーラの色を調整。
• レンダーキューでPNGシーケンスとして再度書き出し、編集がスムーズにできるように設定。
• オーラのレイヤーを配置し、透過やカラー調整で最終的な色味を整え、エフェクトを仕上げます。
チュートリアル動画
まとめ
この方法で、人物の周りに自然なオーラが漂うエフェクトを作成することができます。
After EffectsでのParticle Playgroundの使い方に慣れると、さらに複雑で立体的なエフェクトも可能になりますので、ぜひ試してみてください。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 オーラを作る を書きます。