![](https://i0.wp.com/oiuy.net/wp-content/uploads/2019/09/img-909160407_640.jpg?resize=150%2C150&ssl=1)
バージョンアップしたDaVinci Resolve18。
[ツールボックス][タイトル]にお目見えした[スクロール]機能を使ってみました。![](https://i0.wp.com/oiuy.net/wp-content/uploads/2022/04/001.gif?resize=360%2C240&ssl=1)
制約はあるものの、これまで手間のかかっていたロールテロップをワンタッチで作ることができます。
スクロールテロップ の使い方
[スクロール]は[ツールボックス][タイトル]の最上部にあります![](https://i0.wp.com/oiuy.net/wp-content/uploads/2022/04/401-1-1.jpg?resize=640%2C351&ssl=1)
タイムラインに土台となるクリップを置いて、[スクロール]をクリップの上のタイムラインにドラッグ&ドロップします。
![](https://i0.wp.com/oiuy.net/wp-content/uploads/2022/04/411.jpg?resize=640%2C396&ssl=1)
クリップ幅を1秒とすると1秒、5秒とすると5秒。時間にあわせて文字がスクロールします。
![](https://i0.wp.com/oiuy.net/wp-content/uploads/2022/04/402-1-1.jpg?resize=640%2C414&ssl=1)
スクロールに使うテキストは、あらかじめエディタなどで用意します。
タイムライン上のスクロールクリップを指定して、インスペクタを開いて枠の中にペーストします。
![](https://i0.wp.com/oiuy.net/wp-content/uploads/2022/04/403-2.jpg?resize=640%2C499&ssl=1)
デフォルトのフォント形式は英語です。任意の日本語フォントを選択します。
配置は中央寄せにして、アンカーを行頭に変更します。
デフォルトのアンカーでは、テロップの動き出しで文字が見切れてしまうからです。
![](https://i0.wp.com/oiuy.net/wp-content/uploads/2022/04/405-1.jpg?resize=640%2C311&ssl=1)
背景によっては文字が見にくくなるので、下記のようにドロップシャドウをつけます。
![](https://i0.wp.com/oiuy.net/wp-content/uploads/2022/04/406.jpg?resize=640%2C238&ssl=1)
作業はたったこれだけ。スクロールして消えるアニメーションができ上がりました。
![](https://i0.wp.com/oiuy.net/wp-content/uploads/2022/04/404-2.jpg?resize=640%2C378&ssl=1)
横スクロールも可能。キーフレームも使えるので複雑なアニメーションも作れます。
[フォント]の下にある[背景]を調整することで見せ方に変化をつけることができます。![](https://i0.wp.com/oiuy.net/wp-content/uploads/2022/04/408-1.jpg?resize=640%2C351&ssl=1)
線と平面の色を触るとこんな効果が。
![](https://i0.wp.com/oiuy.net/wp-content/uploads/2022/04/407-1.jpg?resize=640%2C374&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/oiuy.net/wp-content/uploads/2022/04/410.jpg?resize=640%2C371&ssl=1)
枠線を消して、背景色を黒にすると。
![](https://i0.wp.com/oiuy.net/wp-content/uploads/2022/04/409-1.jpg?resize=640%2C369&ssl=1)
テロップは斜めにすることで「スターウォーズ」のオープニングのようなアニメーションも作ることができます。
デメリットは
使ってみて感じたデメリットは、行送りの調整が見つからないこと。
行と行の間を少し広げたいと思ったら、空の行を挟むなどで調整するしかないようです。
まとめ
ドキュメンタリーでロールが必要なケースはスタッフ表示位なものなので、正直これがなくては困る的なツールではありません。
しかし、何かのついでにこうした小ネタは必要になったりすることがあるので頭に入れておきましょう。