Davinch Risolveを15から16にバージョンアップしたところ、GPU周りのアームが出た件の続報です。
グラフィックボード、Reforce GTX 750 (1GB)を使っていたところ。
「Your GPU memoty is full. Try reducing the timeline resolution or the number of correctors.」というメッセージが続発。
ドライバーを更新して何とか収まったと書きました。
ところが、このアラーム。完全には治っていませんでした。
タイムラインに乗せた画像を巻き戻すように前後にワープさせるとまたまたアラームが出現したのです。
どうやらドライバー更新は一時しのぎに過ぎなかったようです。
プロすぎる解決策に答え見つからず
救いを求めてネットをさまよい、情報をかき集めて見ました。
ところが、Davinch Risolveの困った点はユーザーの質が高すぎて出てくる解決策はほとんどプロを相手にしたような内容ばかりです。
「DaVinci Resolveは4K動画の出力にも対応するので、メモリは最低でも16GBは欲しいところです」・・・お金があれば買います。でも知りたいのはなんとかなるレベルの情報です。4K HDR映像なんかしません。マルチカム機能、多重トラックのオーディオ機能も使いません。ゲームはできません。
— furutani (@kenfru3) 2019年5月5日
メモリーに16GB。価格はと調べると平均価格帯は9万円。
よく見るとゲームを遊ぶために必要という但し書きもあります。ていうか、ゲームやらないし。
詰めるグラフィックボードはパソコンに20万や30万つぎ込めれば即答かもしれませんが、そんなことができるのは一握りのクリエィターだけ。
氷山の裾野にいる人に向けた解決策[1]こちらの用語ではソリューションというらしいはないものでしょうか。
ドライバーの交換を決意
そこでグラボの交換を決意。秋葉原のソフマップに行きました。
ネット上で探すのもアリですが、中古品は店頭で手に取って確認たいもの。
それでどうなるということでもありませんが、趣味です。
東京都内で中古品を探そうとすると新宿か秋葉原しかありません。
品揃えも秋葉原の方が良好です。グラボは中古品といっても上を見たらきりがないので、最低限編集ができる範囲で探すことにしました。
ポイントはビデオメモリー。こればかりは大きければ大きいほど安心です。
ネットで価格帯も確認。1万円台でなんとかなりそうです。ということで発掘したのが
手に入れたのは玄人志向のGTX1050Ti (4G)。1050シリーズとは一体何か。
nVIDIA 社が 2016 年の春から提供している GPU です。 型番は 1000 台ですが、公式には「GeForce 10 シリーズ」と称しています。「Pascal」と呼ばれる設計(アーキテクチャ)の製品で、メモリとデータをやり取りする速度が高速化、GPU 内部の細かさ(製造プロセス)も向上し、性能に対する消費電力や発熱は従来より低くなっています。中間モデルの GeForce GTX 1060 でも、一世代前の最上位型 GeForce GTX 980 と同等の性能を持ちます。また、デスクトップ用とモバイル(ノートパソコン)用の性能差が、従来よりも狭まりました。この製品から、古いモニター(アナログ信号のディスプレイ、ブラウン管など)は非対応になっています。
https://pcsyosinsya.com/VGA.htm
中間より下のモデルのようです。16GBという推奨スペックにははるかに届きません。
果たして大丈夫かと不安な気持ちを抑えつつ、早速古いグラボと交換してみると、表示されていたアラームは出てこなくなりました。書き出しの時間も気持ち早くなった気がします。
一昔前と比べるとだいぶ大衆化が進んだ自作パソコン業界ですが、ビデオボードだけは、まだ素人にはよくわからない世界が残っていました。
出費は中古品価格なので14,800円。正規品でないと不安という人にはオススメしません。
でも、私は中古品を買い続けて25年。とりあえずハズレたことはありません。
当面これでいけるところまで行ってみます。
References
↑1 | こちらの用語ではソリューションというらしい |
---|
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 DaVinci Resolve16 を書きます。