人物を固定したまま、 Nanobanana でポーズだけ自由に変える方法

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 Nanobanana でポーズだけ自由に変える方法を書きます。

どうもこんにちは。
動画編集とAIをいじり倒して気づいたら夜になっているタイプの人間です。

今回は、かなり刺さる人が多いテーマだと思います。

ダンスや体操の実演動画を作りたい
でもモデルを雇う予算はない
AIキャラにやらせたいけど、
毎回顔も服も別人になる……

──ありますよね。
というか、これで一度は心折れた人、多いと思う。

安心してください。
ちゃんと解決策、あります。

今回は
人物を固定したまま、ポーズだけを自由に変える方法
を、初心者向けに解説します。

人物を固定したまま、 Nanobanana でポーズだけ自由に変える方法

「顔も服も同じなのに、ポーズだけ違う」ってできるの?

結論から言います。

できます。しかも、かなり安定して。

使うのは
Nanobanana(特にPro)。

このツール、
人物の一貫性を保つのがめちゃくちゃ得意です。

  • 顔そのまま
  • 髪型そのまま
  • 服そのまま
  • 背景そのまま

なのに、

👉 ポーズだけ変わる

以前のバージョンだと
「元の人どこ行った?」
みたいな事故も多かったんですが、
Proにアップデートされてからは、かなり改善されました。

それでも「絶対に崩したくない」とき、ありますよね

とはいえ。

  • ダンスの振り付け
  • 体操の動作
  • トレーニング解説

こういうのって、
ポーズが少しズレただけでアウトですよね。

「なんかそれっぽい」じゃダメ。

そこで使うのが、
AIにちゃんと理解してもらうための“段取り”です。

一番確実な方法:画像を2枚使う

これ、かなり重要なので覚えてください。

用意するもの

  1. キャラ画像(固定したい人物)
  2. ポーズ参考画像(こう動いてほしい)

この2枚を、
ステップを分けてAIに覚えさせます。

実際の手順(めちゃくちゃ大事)

ここではGemini
を使った例で説明します。

初心者あるあるのトラブル 
Geminiのプロンプト欄は、「画像」を選択、モードは「思考モード」を選択してください。
「思考モード」を選択しないとNanobananaProが使えないので注意。

ステップ① キャラ画像を覚えさせる

まず、キャラ画像(固定したい人物)である女性の立ち姿の画像を添付して、こう言います。

「この画像は1の画像です。覚えてください。」

するとGeminiが
「覚えました」
的な反応をしてくれます。

実行をクリックします。

ここで大事なのは、
まだ何も変えさせないこと。

ステップ② ポーズ画像を覚えさせる

次に、
ジャンプしているポーズの参考画像をプロンプト欄に添付します。
実写でも、イラストでも3Dモデル・・・どれでもOK。

3Dモデルのポーズ画像は余計な服装や表情がないので、AIが「動き」だけを理解しやすいんです。

そして同じように、

「この画像は2の画像です。覚えてください。」

と指示します。返事が返ってきたらリターンを押して次に進みます。

ステップ③ 変換を指示する

準備ができたら、最後にこれ。

「1の画像の人物を、2の画像のポーズに変更してください。
顔・髪型・服装・背景は、1のまま維持してください。」

これで生成。

すると……

2の画像のポーズに、1の画像の姿勢が変わりました。

なぜこの方法が効くのか?

ちょっとだけ仕組みの話。

AIって、
会話の流れ(文脈)をめちゃくちゃ大事にします。

  • これは誰
  • これは何の参考
  • 最終的に何をすればいいか

これを
段階的に教えてあげると、

「あ、この人を、このポーズにすればいいのね」

と、理解してくれる確率が爆上がりします。

一気に全部指示するより、
圧倒的に安定します。

じゃあ、言葉だけで指定するのはダメ?

できます。
できますが……正直に言います。

精度は下がります。

なぜなら、言葉での指示だけでは情報量が少なすぎて、
AIは無限の解釈してしまうからです。

特に、ダンスや体操、フィットネスやヨガなど
動きが命の動画は、
👉 ポーズ参考画像あり
が正解です。

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生成したポーズ画像の「元絵」を使って動画にする方法

──ここから一気に“実演動画”になります

ポーズ画像は生成できた
でも、これをどうやって“動く動画”にするの?

結論から言います。

やり方は大きく分けて2パターンあります。
そしてどっちも、初心者でも現実的にいけます。

全体像:静止画 → 動画の考え方

まず大前提。

AI動画生成って聞くと
「最初から最後まで全部AIに任せる」
イメージがあると思うんですが、

実演系(ダンス・体操・トレーニング)はそれだと失敗しがち

なのでおすすめはこれ。

ポーズ画像を“コマ”として使う

つまり、
パラパラ漫画方式です。

方法①:複数ポーズ画像 → 動画化(いちばん安定)

まず王道から。

手順の全体像

  1. 同一人物で複数ポーズ画像を生成
  2. 順番に並べる
  3. AI or 編集ソフトで「補間」して動画にする
① ポーズ画像を用意する

前回やった方法でOKです。

  • 同じ人物
  • 同じ服装・背景
  • ポーズだけ違う

例:

  • 立ち姿
  • 腕を上げる
  • ジャンプ直前
  • ジャンプ中
  • 着地

これだけで、もうダンスや体操の設計図です。

② 画像を“時系列”に並べる

ここで使えるのが
Flow
みたいな画像→動画系AI。

やることはシンプル。

  • ポーズ画像を順番にアップロード
  • 「この順番で、自然につないで」と指示

プロンプト例(かなり重要)👇

Use these images as keyframes.
Generate a smooth, natural motion video.
Do not change the character’s face, clothes, or background.
Focus only on body movement.

ポイントは
keyframes(キーフレーム)という言葉を使うこと

これでAIは
「あ、間を補完すればいいのね」
と理解します。

③ できあがる動画の特徴

この方法のいいところ。

  • フォームが崩れにくい
  • 同一人物が保たれる
  • 動きが説明向き

つまり、

👉 体操・筋トレ・ダンス解説に最強

YouTube・教材・note用動画、全部いけます。

方法②:1枚の元絵+動き指示で動画生成(楽だけど注意)

次は「楽な方法」。

やり方

  • 生成したポーズ画像(元絵)を1枚使う
  • 動画生成AIに読み込ませる
  • 動作を文章で指示する

例:

「この人物が、その場で軽くジャンプする動画を生成してください」

これだけで動画になります。

正直な評価

これはね、
用途を選びます。

向いているケース

  • 雰囲気動画
  • LoFi背景
  • 軽いジェスチャー

向いていないケース

  • ダンスの振り付け
  • 正確な体操フォーム
  • 教育・解説系

理由は単純で、

👉 動きのコントロールが甘くなりがち

「それっぽい」けど
「説明には使えない」
みたいな結果になりやすいです。

プロっぽくやるなら:①+②のハイブリッド

ここ、かなり重要なテク。

実践フロー

  1. ポーズ画像を複数生成(設計)
  2. それを使って動画生成(骨組み)
  3. 足りない部分をAIで微調整

つまり、

  • 大枠の動き → 人間が決める
  • 細かい動き → AIに任せる

これが一番、事故らない

動画編集ソフトで仕上げると一気にプロ感

生成した動画、そのまま出すのもアリですが。

編集ソフトに入れると、
一気に“作品”になります。

やることは簡単。

  • 不自然な部分をカット
  • スロー再生を入れる
  • テロップで「ここがポイント」

特に体操・筋トレ系は
スロー再生+停止フレーム
めちゃくちゃ相性いいです。

よくある失敗と対策

❌ ポーズ間の差が大きすぎる

→ AIが補間できず、グニャる
👉 中間ポーズを1枚足す

❌ 指示があいまい

→ 動きがフワッとする
👉 「keyframes」「do not change appearance」を明記

❌ 最初から完璧を狙う

→ 時間だけ溶ける
👉 まず短い動き(3〜5秒)で試す

具体的に使えるシーン例

  • ダンスの振り付け解説動画
  • 筋トレの正しいフォーム紹介
  • ヨガポーズの流れ説明
  • 体育・保健の教材動画
  • AIキャラクターのモーション素材作り

モデル不要・撮影不要・場所不要

冷静に考えて、
ちょっと未来すぎます。

まとめ:動画化の正体は「コマ」と「補間」

最後に一言で。

ポーズ画像は
動画の“コマ”
AIは“つなぎ役”

これを理解すると、
AI動画生成が一気に扱いやすくなります。

もし次にやるならおすすめは、

  • 5ポーズで1動作
  • 3秒の短い動画
  • まず1ループ

ここから始めてください。

また詰まったら、
「この動き、どう作る?」
って感じで聞いてもらえれば、
一緒に設計します。

AIは魔法じゃないけど、
設計図があると、めちゃくちゃ素直です。

これだけで、
AIの理解度は劇的に変わります。

「AIむずかしい……」
って思ってた人ほど、
ぜひ試してみてください。