動画編集の素材がGoogleドライブに散らばっていて、Claudeに読み込ませるたびにブラウザとターミナルを行き来していませんか?
この記事では Claude CodeとGoogle DriveをMCPで連携させる手順 を、実際の画面キャプチャ付きで丁寧に解説します。
前提条件:Claude Proプラン加入済み(Windowsユーザー向け)
📋 目次
- 事前準備:必要なものを確認する
- STEP 1|Google Cloud ConsoleでAPIを有効にする
- STEP 2|サービスアカウント(合鍵)を作成する
- STEP 3|JSONキーファイルを安全な場所に配置する
- STEP 4|Node.jsをインストールする
- STEP 5|Claude Codeをインストール・ログインする
- STEP 6|MCPサーバーを追加してGoogle Driveと繋ぐ
- 動作確認をしてみよう
📦 事前準備
必要なものを確認する
作業を始める前に、以下が揃っているか確認してください。
- ✓Claude Proアカウント:claude.ai でProプラン($20/月)に加入済みであること(無料プランでは後続のClaude Code起動時にエラーになります)
- ✓Googleアカウント:連携したいGoogleドライブにログインしているアカウント
- ✓Windowsパソコン:この記事はWindows環境を前提にしています
⚠️ 無料プランでは途中で止まります
Claude CodeはClaude Pro(またはMax)プランが必須です。無料プランのままでは、STEP 5のインストール完了後にログインを求められ、先へ進めません。先にProへのアップグレードを済ませておきましょう。
STEP 1
Google Cloud ConsoleでAPIを有効にする
まず、GoogleドライブをClaudeから操作できるようにするための「窓口(API)」を開けます。
💡 よくある間違い
「Google Cloud Console」と「Claude.ai」は名前が似ています。Claude.aiの「プロジェクト作成」ではありません。必ず console.cloud.google.com を開いてください。
① Google Cloud Consoleを開く
この段階のゴールはGoogle Drive API を開け「合鍵」となる認証情報を作成することです。
https://console.cloud.google.com/ にアクセスし、Googleドライブと連携させたいアカウントでログインします。

▲ Google Cloud Consoleのトップ画面。画面上部に英語の警告(Action Required)が出ても「閉じる」を押してそのまま進めてOKです。
「Action Required」の警告について
これは以前作成したAPIキーの制限に関する注意喚起で、今回の作業には影響しません。「閉じる」を押して無視して進めましょう。
② 検索バーで「Google Drive API」を検索する
画面上部の検索バーをクリックします。

Google Drive API と入力してEnterを押します。

▲ 検索結果に「Google Drive API」が表示されます。一番上のものをクリック。
③「有効にする」ボタンをクリック
Google Drive APIの詳細ページが開きます。青い「有効にする」ボタンをクリックしてください。

▲「有効にする」ボタンをクリック。これでGoogleドライブへのアクセス窓口が開きます。

▲ ステータスが「有効」になれば完了です。左メニューに「認証情報」が表示されていることも確認。
Google Drive APIの有効化が完了しました。次は「合鍵」となる認証情報を作成します。
STEP 2
サービスアカウント(合鍵)を作成する
Claude CodeがあなたのGoogleドライブにアクセスするには、専用の「鍵(認証情報)」が必要です。「サービスアカウント」というロボット専用のアカウントを作り、そこから鍵ファイル(JSON)を発行します。
① 認証情報ページを開く

左側のメニューから「認証情報」をクリックします。見当たらない場合は、左上の三本線メニュー →「APIとサービス」→「認証情報」と進んでください。
▲ 認証情報ページ。画面上部の「+ 認証情報を作成」をクリックします。
②「サービスアカウント」を選択
「+ 認証情報を作成」をクリックするとメニューが出ます。「サービスアカウント」を選びます。

▲「サービスアカウント」を選択。ロボットアカウントによる認証が今回の用途に最適です。
③ 名前をつけて完了する
「サービスアカウント名」に claude-mcp-drive など分かりやすい名前を入力し、「作成して続行」をクリック。その後のステップ(権限・アクセス権)は何も変更せず、一番下の「完了」をクリックしてください。

▲ 名前は「claude-mcp-drive」など、後で見て分かるものであればOK。

▲ 認証情報一覧の「サービスアカウント」欄に作成したアカウントが表示されます。メールアドレスをクリックして詳細へ進みます。
④ 鍵(JSONファイル)を発行する
作成したサービスアカウントの詳細ページが開いたら、上部タブの「鍵」をクリックします。

▲「鍵」タブをクリック。警告が出ますが、個人用途のMCP連携では問題ありません(後述)。

⚠️ 警告が出ても大丈夫です
「Workload Identity連携を使ってください」という警告が表示されますが、自分のパソコンと自分のGoogleドライブを繋ぐ個人利用では問題ありません。ダウンロードしたJSONファイルをパソコン内だけで保管し、第三者に共有しなければ安全です。
- 1「キーを追加」ボタンをクリック
- 2メニューから「新しい鍵を作成」を選択
- 3「JSON」が選択されていることを確認し「作成」をクリック

▲「キーを追加」→「新しい鍵を作成」の順にクリック。

▲「JSON」が選択された状態で「作成」をクリック。.jsonファイルが自動でダウンロードされます。
✅ JSONファイルのダウンロード確認
ダウンロードフォルダに gen-lang-client-○○○.json のような名前のファイルが保存されているはずです。これがClaude Codeに渡す「合鍵」です!

▲ ダウンロードフォルダにJSONファイルが届いていれば成功です。
STEP 3
JSONキーファイルを安全な場所に配置する
ダウンロードされたJSONファイルは「マスターキー」です。ダウンロードフォルダに置いたまま誤って消してしまわないよう、専用の場所に移動させましょう。
- 1ドキュメントフォルダに
mcp-keysというフォルダを新規作成する
例:C:\Users\あなたの名前\Documents\mcp-keys - 2ダウンロードしたJSONファイルをそのフォルダへ移動し、
drive-key.jsonに名前を変更する - 3ファイルの「フルパス」をメモしておく
例:C:\Users\Taro\Documents\mcp-keys\drive-key.json
💡 Windowsでパスを素早くコピーする方法
JSONファイルを Shiftキーを押しながら右クリック すると「パスのコピー」というメニューが表示されます。これをクリックするとフルパスがクリップボードに入ります。
STEP 4
Node.jsをインストールする
後先になる人もいるかもしれませんが、Claude Codeを動かすには「Node.js」というプログラムの実行環境が必要です。まずインストール済みか確認しましょう。
① インストール確認
コマンドプロンプトを開き(スタートメニューで cmd と検索)、以下を入力してEnterを押します。
node -v
v20.x.x のようなバージョン番号が表示されればOKです。STEP 5へ進んでください。
「認識されていません」と出た場合は、以下の手順でインストールします。
② Node.jsをダウンロード・インストール
https://nodejs.org/ にアクセスし、「Windows インストーラー(.msi)」のLTS版をダウンロードしてインストールします。

▲ Node.js公式サイト。「Windows インストーラー(.msi)」のLTSボタンをクリックしてダウンロード。
⚠️ インストール後は必ずコマンドプロンプトを再起動
Node.jsのインストールが完了したら、一度コマンドプロンプトを「×」で閉じて、新しく開き直してください。再起動しないと設定が反映されません。
STEP 5
Claude Codeをインストール・ログインする
① Claude Codeのインストール
コマンドプロンプトで以下のコマンドを貼り付けてEnterを押します。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
ゲージが進んだり文字が流れたりしますが、完了まで数分そのままお待ちください。
② ログイン(認証)する
インストールが完了したら、以下のコマンドでログインします。
claude auth
ブラウザが自動で開き、Claude.aiのログイン画面が表示されます。Proプランのアカウントでログインしてください。
💡 無料プランだとここで止まります
無料プランのアカウントでログインしようとすると、有料プランへのアップグレードを求めるメッセージが表示されます。Claude Proプランへの加入が完了していれば、スムーズにログインできます。
STEP 6
MCPサーバーを追加してGoogle Driveと繋ぐ
いよいよ最後のステップです。Claude Codeに「このJSONファイルの鍵を使って、Google Driveにアクセスしてね」と教え込みます。
① コマンドをメモ帳で組み立てる
失敗を防ぐため、先にメモ帳でコマンドを完成させてから実行するのがおすすめです。以下のひな型をメモ帳に貼り付けます:
claude mcp add gdrive -e GOOGLE_APPLICATION_CREDENTIALS= “JSONファイルのフルパス” — npx -y @modelcontextprotocol/server-google-drive
STEP 3でメモしたJSONファイルのフルパスを引用符(”)の中に入れて完成させます:
# 完成例(パスはご自身のものに書き換えてください) claude mcp add gdrive -e GOOGLE_APPLICATION_CREDENTIALS=”C:\Users\Taro\Documents\mcp-keys\drive-key.json” — npx -y @modelcontextprotocol/server-google-drive

▲ メモ帳でコマンドを完成させる。パスの部分だけ自分の環境に合わせて書き換えます。
② コマンドプロンプトで実行する
- 1スタートメニューで
cmdと入力し、コマンドプロンプトを開く - 2メモ帳で作ったコマンドをすべてコピーする
- 3黒い画面(コマンドプロンプト)上で右クリックするだけでペーストされる
- 4内容を確認して Enter を押す

▲ Windowsマーク →「cmd」と検索 → コマンドプロンプトを開く。

▲ コマンドを貼り付けてEnterを押すと設定が始まります。文字が流れて止まれば完了です。
⚠️「’claude’ は認識されていません」エラーが出た場合
Claude Codeがまだインストールされていない(またはパスが通っていない)ことを示します。STEP 5に戻ってインストールとログインを先に完了させてから、再度このコマンドを実行してください。
▲ このエラーが出たら、STEP 4・5に戻ってNode.jsのインストールとclaude authを先に済ませましょう。
✅ STEP 6 完了!
コマンドが正常に実行され、設定ファイルにMCPサーバーの情報が登録されました。いよいよ動作確認です!
🎉 動作確認
Google Driveと繋がっているか確認しよう
Claude Codeを起動して、以下のように話しかけてみてください。
# Claude Codeを起動 claude # 話しかけてみる例 Googleドライブの中にどんなファイルがあるか、リストアップしてみて
Claude CodeがGoogleドライブにアクセスし、ファイルの一覧を返してくれれば連携完了です🎉
💡 うまくいかない場合
エラーが出た場合は、JSONファイルのパスが正しいか、Claude Proにログインできているかを再確認してみてください。
📋 全ステップまとめ
- ✓ 事前準備:Claude Proプランに加入する
- ✓ STEP 1:Google Cloud ConsoleでGoogle Drive APIを有効化
- ✓ STEP 2:サービスアカウントを作成しJSONキーをダウンロード
- ✓ STEP 3:JSONファイルをDocuments/mcp-keysフォルダに移動・保管
- ✓ STEP 4:Node.jsをインストール(v20以上のLTS版)
- ✓ STEP 5:Claude Codeをnpmでインストール → claude authでログイン
- ✓ STEP 6:claude mcp addコマンドでMCPサーバーを追加
- ✓ 動作確認:「ファイルをリストアップして」と話しかけてみる
一度設定してしまえば、次回からはClaude Codeを起動するだけでGoogleドライブに直接アクセスできます。動画素材の確認や整理作業が格段に楽になりますよ!









