回想シーンなどで良く使うモノクローム画面。DaVinci Resolve17を使えば簡単に作ることができます。
作業に使うのは色調整に使う「カラーページ」です。
モノクロ にする方法
タイムラインに変更したいクリップを置きます。
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カラーページを開きます。画面をモノクロにするオーソドックスな方法は、[RGBミキサー]の
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下にある[モノクロ]にチェックを入れるだけです。簡単ですね。
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それ以外にちょっと変わった方法があるのでご紹介します。
操作するのは「カラーホイール」と「キーフレーム」の二つです。
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カラーホイールは、クリップの色に関する制御を行うパネルです。
右から3番目のアイコンをクリックすると4つの円環が並んだ特徴的なパネルが開きます。
モノクロの操作に使うのは円環の下にある「彩度」です。
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キーフレームは画面右に三つ並んだアイコンの左端の菱形マークです。
クリックすると下に選択したクリップのタイムラインが開きます。
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まず、タイムラインのインジケーターを任意の点まで移動します。
タイムライン画面の[マスター]から[サイズ調整]の範囲内で右クリックすると[キーフレームを追加]の窓が現れます。
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タイムラインの二点にキーフレームを打ち、それぞれのキーフレームの[彩度]をデフォルトの50から0に変更すると、キーフレームに挟まれた部分がモノクロームになります。
このキーフレームをクリップの頭と尻に移動するとクリップ全体をモノクロームにすることができます。
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このキーフレームをカーソルで、カット頭とカットじりまで移動すると、全体がモノクロームになります。
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では、その下にある[静的キーフレーム]とどのような違いがあるのでしょうか。
二つのキーフレームをクリックし、静的から動的に変えます。
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するとキーフレームの間に三角のマークが生まれます。
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片方の値を50、片方の値を0にしてインジケーターを移動すると、徐々に色がかわるのがわかります。
動的とは、時間とともにグラデーションのように着色することをいっていたわけなんですね。
まとめ
カラーのページにはグラフィックに関する様々な機能が詰め込まれています。
簡単には覚えきれないので、一つ一つ作業を積み重ねながら身につけましょう。
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こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 モノクロ を書きます。