著作権を気にせず使えるBGMや効果音などの楽曲を探している人いませんか。
Web上には、クリエイターたちが自ら作った著作権フリーの素材サイトが数多く存在します。
一般的に、そうした素材はYouTubeなどの動画素材として著作権処理をすることなしに利用できますが、サイトによって条件が違うので注意が必要です。
おすすめのサービスをご紹介します。
【2022版】著作権フリーの 動画用音楽 サービス(有料)6選
私が作る動画のほとんどは、非商用のドキュメンタリー系です。
仕事の量が増えた今は検索の利便性から有料素材サイトenvatoelementsを利用しています。
それまでは音源は無料で使えるEvokeMusicから調達していました。
※無料サービスは廃止され、月額840円の有料サービスに移行しました。
EvokeMusic
Evoke Musicは、Amadeus Codeが運営する有料の音楽のライブラリサービスです。
人が作った曲は作曲者の権利が記録されています。
Amadeus Codeでは、従来のコンテンツ取得チャネルを介さずにAIが過去の曲の旋律や歌詞のデータ、それに構成要素を分析してそれらしい楽曲をつくりだします。
曲は記録と微妙にダブらないため、著作権などは全く気にせずに利用できるサービスとして扱われているのです。
アレンジも機械的でなく、生楽器の音もかなり流暢。全自動AIじゃなくて人力の部分がけっこう多いのでは?と思うようなクオリティーです。個人的な推測ですが、ある程度のところまでは人間が作ってる気がします。
【AI自動作曲】Evoke Musicがヤバすぎる【著作権フリー】 – SAKUMAMATATA
使える音楽サイトEvoke Music 著作権フリーが神すぎる | ぶいろぐ
Premiumbeat
ストックフォト(写真素材)サービスでしられるshutterstockが提供する音楽ダウンロードサービスです。
無料の曲もありますが、仕事で使うならば月額およそ13ドル(月額およそ7千円)の有料プランがおススメです。
厳選ロイヤリティフリー音楽素材ライブラリ – PremiumBeat
注意:サブスクは3ヶ月の縛りがあります。なので、月額約¥7,000の3ヶ月間で合計¥21,000は支払うことになります。
ブラウザから操作します。英語版を日本語表記にするサービスもあるので使いやすいのが特徴です。
インスタは60秒制限があるし、CM制作にもとても重宝します。
36のジャンルに素材が整理されているため、大まかに自分が探したい楽曲を絞り込むことができます。業務用として利用するユーザーが多いためか、曲は15秒、30秒、60秒の三種類に編集されているのでダウンロードした後で尺をそろえ直す手間も省けます。
AudioJungle EnvatoMarket
ロイヤリティフリーの音楽素材が1ドルからというキャッチコピーでサービス展開してる海外のサービスがAudioJungleです。1ドルの効果音などの音素材が見つかります。
利用方法は簡単です。「Download Preview」をクリックするとサンプル用のMP3がダウンロードできます。サンプルを使って仮編集をして、問題がなければ有料の高音質素材を購入して入れ替えれば完了です。
価格は一曲だいたい20ドルのものが多いので業務用のサービスです。
ストリーミング再生で利用できるYouTubeやVimeoへの公開のみを想定しているのならばMusic Standardをお勧めします。
MUSICBED
YouTube動画用の音楽におすすめなサービスです。
Music Licensing for Video, Film & Advertising | Musicbed
個人プランの場合、月額19.99$〜から好きなだけ曲を使えます。
サブスク登録することで、登録している多くの音楽をダウンロードして、料金プランに沿った用途で使用することが出来ます。
MUSICBEDでは、「SyncID」というシステムを使ってYouTubeでの音楽使用を管理しています。
サブスクリプションに登録すると、「SyncID」が付与されYouTubeからの音楽使用に関する「著作権の申し立て」を自動的に回避してくれる仕組みです。
音質は48KHzのWAV、AIFFと128と320kbpsのmp3の4種類から選べます。
登録してある楽曲は、月額のプランに登録していなくても全曲フルで試聴出来ます。
注意点
途中解約はできません。契約日から一年間は月額料金が掛かります。したがって自動更新の解除をするしかありません。
SNSアカウントを途中で追加できないというのも面倒です。
商用利用
他人様から制作業務委託を受けて動画を作る場合は注意が必要です。
依頼者がYuuTubeに動画を投稿した場合、楽曲の登録者と動画登録者が異なるためすんなり利用できません。
どうするかというと、受託者側の契約プランをビジネスプランなどの上位プランで新たに契約する必要があります。
さらに、依頼者がYouTubeやHPなどに投稿する際に、概要欄に必ず上位プランの認証コードを記載しないといけません。動画制作者は認証コードを取得して依頼者に伝えるというひと手間がかかります。
【動画用の人気BGMサイト】MUSICBEDを約半年使ってみた感想と評価 | 仕掛屋さん おしんラボ
Artrist
年額199ドルで商用でも使える楽曲が好きなだけダウンロードできる楽曲サービスです。
1日にダウンロードできる曲は40曲に制限されています。
無料会員になると、ウォーターマーク(電子透かし)入りの楽曲をダウンロードできるようになります。
格安で高品質な動画用の音楽は「Artlist」がベストという5つの理由 | ぶいろぐ
Epidemic Sound(エピデミック・サウンド)
2009年に創業された、購読型ロイヤリティーフリー音源提供サイトです。
楽曲のタイトル数はおよそ27,000。効果音は30,000以上ある有料図書館といった感じのサイトです。
編集しやすいおすすめ音楽サイトepidemicsound | ぶいろぐ
ロイヤリティフリー音楽ライセンス – PremiumBeat
Audiio
動画・映画向けの音楽や効果音を提供するサイトです。正式リリースは2020年1月で、既に100カ国・4万名を超えるクリエイターが利用しています。
注目したいのは料金設定です。299ドルの買い切りで利用し続けることができるので、長期間利用すればするほど安くなります。(サービスがなくなるリスクもありますが・・・)
まとめ
仲間内で楽しむレベルの動画やBGMがあればいい程度のYouTube動画に、わざわざ高い有料音楽をつける必要はありません。
しかしお金をもらうのが目的の商用動画になると事情は変わります。
作品のクオリティーもありますが、選んだ曲が他人の動画と被ったり、権利処理のトラブルを避ける必要があるからです。
著作権関係で悩みたくない場合は有料サービスがおすすめです。
独立して稼げる動画クリエイターを目指すなら映像制作と実務案件を通して学べるスクールがあります
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 動画【キーワード】を書きます。