インスタにショート動画を投稿する機会が増えました。
エンゲージメント率をどうやって出すか知ってますか。
そもそもエンゲージメント率っていう用語から、わかりにくいですよね。
わかりやすくいうと「親密度」のこと。インスタ大好きという人の割合です。
この数値がわかると、自分のチャンネルの人気や繁盛ぶりがつかめます。
改善の対策も立てやすくなるので投稿動画の「いいね」や「保存」が増え、結果として商売がしやすくなります。
エンゲージメント率の計算方法は数多くありますが、
代表的な計算式とデータの集め方を紹介します。
エンゲージメント率の計算方法
エンゲージメント率の代表的な計算方法は次の三つ[1]諸説ありますです。
- (いいね+コメント)÷フォロワー数
- (いいね+コメント)÷インプレッション数
- (いいね+コメント+投稿が保存された回数)÷インプレッション数
※インプレッションの代わりに、リーチ率(投稿を見た人の数)、フォロワー数を分母にする場合もあります
細かく定義すると混乱するので、初心者のうちは
エンゲージメント率=エンゲージメント数÷インプレッション数
とざっくり覚えておきましょう。
エンゲージメント数とかインプレッション数という言葉も
初心者には意味不明ですよね。
しかし、この用語を理解しないと先に進めません。
エンゲージメント数とは、いいね、コメント、投稿保存の合計です。
インプレッションは投稿が見られた回数です。
これからしょっちゅう出てくる用語なのでとりあえず覚えておきましょう。
この計算方法に当てはめることで、投稿が見られた回数に対して、どれだけアクションがあったかというエンゲージメント率を計算することができます。
nstagram全体でのエンゲージメント率の目安は5%弱といいます。
企業PR案件を請けるインフルエンサーのエンゲージメント率の目安は500人で18%~24%、1万人で8%~10%ともいわれています。
数値は、目安は、業界やフォロワー数など、様々な要素で変化します。
フォロワー数が増えるほど、エンゲージメント率は下がる傾向があります。
しかし、裏を返せば、ご自身のエンゲージメント率が上記の平均よりも上回っていれば、より多くの企業PR案件を受けられる可能性があるということです。
データの調べ方
計算式に使う数値の探し方です。
みなさんお気づきだと思いますが、インスタの画面には「エンゲージメント」とか「インプレッション」という言葉は見当たりません。
別の用語に言い換えられているのです。
ここがIT業界とは無縁の初心者に意味不明なところです。
どうやって探すかというと、[プロフェッショナルダッシュボード]を使います。
※ちなみに[プロフェッショナルダッシュボード]を表示できるのはビジネスアカウントだけなので、必要な人はビジネスアカウントを取得してください。
数値の見つけ方
数値はインスタグラムのクリエイター用のページにまとめられています。
ただし使えるのはスマホ版のインスタから。
PC版のインスタからは操作できません。
インスタ画面右下の人型アイコンをタップしてプロフィールページを表示します。
おそらく最上部にProfessonal Dashbordが表示されると思うのでタップします。
※Professonal Dashbordの表示位置は2022年夏にこの位置に変更されました。
[プロフェッショナルダッシュボード]を開き
[アカウントのインサイト]の横にある[すべてを見る]をタップします。
すると[インサイトの概要]が表示されます。
ここには
- リーチしたアカウント数
- アクションを実行したアカウント
- 合計フォロワー
以上、三つの項目が並んでいます。
[アクションを実行したアカウント]をタップして、画面をスクロールダウンすると[コンテンツでのインタラクション]という項目の下に投稿でのインタラクション
- いいね!
- コメント数
- 保存数
の値が表示されています。
これで①の計算方法「(いいね+コメント)÷フォロワー数」が解けるようになります。
参考例の場合はいいねが1421、コメント数が3、フォロワー数が364なので
(1421+3)÷364=3.91
私の場合は約4でした。一般人としては平均値ですね。
再掲しますが、企業PR案件を請けるインフルエンサーのエンゲージメント率の目安は500人で18%~24%、1万人で8%~10%ともいわれています。
- より多くいいねや保存をしてくれるような記事を投稿する
- 活発に反応してくれるフォロワーさんを数多く持つ
改善すべき点が明らかになるとかすべきことが見えてきます。
エンゲージメント率が重要な理由
インスタでは、エンゲージメンツ率が高い投稿を優先します。
あなたの投稿に興味を示す可能性のある新規ユーザーの「発見タブ」上に優先表示するのです。
新規のユーザーさんの目に留まりやすいということは、フォロワーが増えるチャンスが期待できるということです。
このラッキーチャンス、フィバータイムは記事を投稿してから48時間以内が最も反応しやすい時間帯ともいわれます。
まとめ
数値の調べ方と使い方がわかると、自分の投稿の弱点を補強するきっかけや糸口がつかめるようになります。
PDCAを繰り返し、質の高いチャンネルが作れるように努力しましょう。
References
↑1 | 諸説あります |
---|
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 エンゲージメント率 を書きます。