After Effectsは輪郭線を動かすことができます。
その機能を使うと、輪郭線が少しずつ描かれていくアニメーションを作ることがきます。
イラストなどに応用すると何もないところから線が少しずつ描かれ、最後にシルエットが完成するアニメーションが楽しめます。
輪郭線 のアニメーション
After Effectsでも図形は描けますが、線描が得意なIllustratorと連携させるとより精密なアニメーションが作れます。
Illustrotor側での作業
このようなイラストを描きます。作ったAIファイルをAfter Effectsに読み込ませ、輪郭線をアニメーションします。
描いた画像は[レイヤー]から[サブレイヤーに分配]をクリックしてフォルダーから独立させます。
この時注意するのは、【塗り】を透明に設定することです。塗りを透明にしないと輪郭線だけのデータになりません。そうするとAfter Effectsでレイヤーごとに塗りを削除することになり、手間がかかります。
After Effects側での作業
AIファイルを読み込みます。[コンポジション]をそのまま選択します。
読み込まれたプロジェクトをタイムラインに乗せます。モニターのサイズは適宜調整します。
AIファイルに書かれたデータはベクトルレイヤーのため、線画にする必要があります。[作成][ベクトルレイヤーからシェイプを作成]を選択します。
するとAIレイヤーは非表示になり、その上にバラバラに分割されたアウトラインが生成されます。
[コンテンツ][追加]から[パスのトリミング]を選択します。 [パスのトリミング]をクリックすると[開始点][終了点]が現れます。初期設定では[開始点]が0%、[終了点]が100%です。
この数値を変更することで輪郭線が移動することがわかります。
輪郭線の色や太さを変更する場合は、[線1]を開き、カラーや線幅を任意のものに変更することで変えることができます。
キーフレームを打つとアニメーションの完成です。
塗りが透明になっていなかった場合
上記の過程で、[塗り]が入っていたり、作画の際、塗りを透明にしていなかった場合は下記のようなアニメーションになります。
このような場合は[塗り]を削除しましょう。
まとめ
書き始めの位置は[オフセット]の値を任意の数字に変更することで位置を変えることができます。
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こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 輪郭線 を書きます。