BMPCC4K に神機能といわれるカラーサイエンスが追加されました。
7.3バージョンへのアップデートはどうやったらいいのでしょうか。
BMPCC4K のアップデート方法
インターネットにつないで使うことがほとんどない人や、初心者にはあまり知られていませんが、BMPCC4Kはアップデートが可能です。
アップデートのお知らせはTwitterなどで随時発信されています。
Blackmagic Camera 7.3アップデート!Pocket Cinema Camera 4K、6K、6K Proに、内蔵LCDキャリブレーション、RGBヒストグラム、カラーチャンネルのクリップインジケーターを追加。Pocket Cinema Camera 4Kおよび6Kに第5世代カラーサイエンスを追加!今すぐダウンロード!https://t.co/nHVwNjjPRJ pic.twitter.com/vDQJzPlww0
— Blackmagic Design JP (@BMD_NewsJP) April 26, 2021
ソフトウエアで動作するカメラなので考えてみれば当たり前の話ですね。
アップデートといってもハードウエアが強化されるわけではありません。
しかし、動作不良の改善や使い勝手の向上が図られるのでアップデートするメリットは高いと思います。
アップデートされた新機能
追加された新機能は次の通りです。
- 輝度ヒストグラムをRGBヒストグラムにアップグレード
- カラーチャンネルクリッピングインジケーターを追加
- 偽色ガイド表示を追加
- LCD画面のキャリブレーション設定を追加
- オートフォーカスとアクティブレンズ制御を改善します
- フォーカスピーキングの視認性を向上
- LUTとプリセットのインポートに関する問題を修正
・・・・初心者には何を言っているのかわかりませんが、役に立つ改善点はいくつかあります。
キーワードは「Gen5 カラーサイエンス」の搭載です。
体感的にメリットを感じるのはダイナミックレンジが改善されたこと。
白飛びや黒つぶれといった致命的な撮影ミスを軽減できる機能です。
次に彩度が改善されたこともメリットを感じます。
旧バージョンのBMPCC4Kは赤がやや強く記録されていましたが彩度のバランスが見直されました。
セットアップ方法
セットアップ前の注意点です。
ファームウェアの更新なので、好みの設定はリセットされるので注意してください。
MPCC4KをUSB3.0ケーブル経由でパソコンに繋ぎ電源を入れます。
セットアップファイルはBlackmagic Designの「最近のダウンロード情報」から得ることができます。
アップデートファイルはパソコン上で「Blackmagic Camera 7.3 アップデート」情報の下にあるリンクをクリックします。
登録手続きを終えるとダウンロードが始まります。
ダウンロードされたアップデートファイルを開くとパソコン上にセットアップガイドの画像が登場します。
その下にある【Update Now】ボタンを押すとパソコンにつないだBMPCC4Kのアップデートが始まります。
すでにカメラのバージョンが最新の場合はVersion 画面のままアップデートボタンが出てきません。
リンクや電源を切らずに数分でセットアップは終了です。
パソコン上の表示から最新バージョンに変わっていることを確認してケーブルを外します。
まとめ
カラーサイエンスの効果のほどはドリキンさんの動画から確認できます。
BMPCC4Kは収録した音声がめちゃ小さいことが気になっていましたが、どうやら小さくても問題ないようです。
BMPCC4Kの音声収録は一般的な録音に使われる16ビットではなく、24ビットで収録しているため編集時に持ち上げても音が劣化しない。
16ビットよりもむしろ高音質であるということがこの動画からわかりました。
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