【動画復元】最近使ったファイルを完全に削除しても簡単に復元できる 4DDiG

4DDiG
フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 データ復元ソフト 4DDiG を書きます。

ゴミ箱に捨てた重要な動画ファイル。

誤ってゴミ箱まで削除してしまったら、ファイルは普通復元できませんよね。

でもデータを復元するアプリを使えば、助かることがあります。

そこでデータ復元アプリ「4DDiG」を紹介します。

上記から公式サイトに飛べます。

完全に削除したファイルを復元 データ復元ソフト 4DDiG

パソコンを触っていると、たまに次のようなアクシデントに遭遇します。

こんな時便利
  • ゴミ箱を完全削除してしまった
  • 更新に失敗した
  • 写真や動画データが破損した
  • システムがクラッシュした

たまにやってしまうのがゴミ箱の整理です。

ゴミ箱に入れたデータは元に戻せますが、ゴミ箱からデータを消去してしまうと普通の方法では復元できません。

動画の入ったメモリーをコピー中に破損してしまい、ファイルは見えるのに画像は見えない。なんてこともよくおきます。

システムクラッシュは滅多におきませんが、たまに発生すると仕事になりません。

もしも、データ破損が発生した場合、どのように対応するのでしょうか。

一般的な対処法は以下のようになります

  • 再起動してうまく起動したチャンスを見逃さずにデータを取り出す
  • 不具合が発生したストレージのみを取り出し、別のパソコンにつないでデータを取り出す
  • データ復旧ソフトを使用して修復する

パソコンに入っているHDDやSSDが水没や過電圧、極端に強い衝撃などで故障していなければデータの復旧は可能です。

しかし、一般的な方法でデータの修復をするには知識が必要な上、作業時間がかかります。

また、自己流では間違いも起こしやすく、下手をすると復旧中のデータに致命的なダメージを与えてしまいかねません。

したがって、データ修復は専用アプリを使って対応するのが最も確実な解決策です。

4DDiGとは

4DDiGとはWindowsまたはMacで使えるデータ復元アプリです。

特徴は、1000種類を超えるファイルとすべてのファイルシステムに対応していること。

Windows ユーザーならよく使うNTFS、FATも含まれているので、普通の場合は4DDiGだけで対応できます。

パソコンにインストールしておけば準備完了。

万が一、フォルダや外付けUSB、それにHDDなどのデータが飛んでしまっても、4DDiGが破損したデータをスキャンし、読み取れる形式に戻してくれます。

普通、こうしたデータ復元作業はソフトを扱うにも少なからずの専門知識が必要でした。

しかし、4DDiGは難しい知識は不要です。

初心者でも指示通りに進めていくだけでデータの修復ができます。

パソコンのシステムクラッシュ、個人的な誤操作、USBやHDDやSSDのフォーマット、システムの破損、悪質なウイルスなどで失ったデータを復元することが可能なソフトです。事前に何かを設定したり、専門知識が必要だったりすることもなく、簡単な操作でファイルを復元することが可能です。
Tenorshareホームページ

データ修復が必要になったら、まず無料版を試してることをお勧めします。

無料版は、データ復元の前に実施するスキャンとプレビューが可能です。

スキャンは何回でもできるのでデータの破損状態をもとに修復計画が立てられます。

その結果、データを復元する必要ができたら有料版(ライセンス)に契約をすることで復元できます。

有料版には、3つのライセンス形態が用意されています。

  • 月間更新ライセンス:1ヶ月間利用可能なライセンス 期間限定価格5,478円/月
  • 年間更新ライセンス:1年間利用可能なライセンス 期間限定価格6,578円/年
  • 永久ライセンス:期限のない永久利用可能なライセンス 期間限定価格10,270‬‬円 生涯無料アップグレード

データの破損や修復は自然災害と同じでいつ起きるかわかりません。

私のように35年間、毎日パソコンを使ってきたユーザーでも、ディスクが逝ってしまうような緊急事態は数回でどで、滅多に起こることではありません。

なので、一見高そうに見えますが支払いは一度ですむ永久ライセンスが割安です。

経費として落とせるのであれば年間更新のサブスクを選んだ方がお得かもしれません。

「4DDiG」のインストール方法

ライセンスはPC一台ごとに付与されます。

無料版も有料版もインストール方法は同じです。有償版は一旦無料版をインストールしてアップグレードする方式です。

公式サイト

「Tenorshare 4DDiG」公式サイト:https://4ddig.tenorshare.com/jp/ にアクセスします。

4DDiGを無料ダウンロードをクリックします。

ダウンロードしたファイルは障害のあるドライブ以外のドライブにインストールします。

生涯のあるドライブにインストールするとデータの破損の恐れがあります。

ダウンロードしたインストーラを実行します。

インストールが完了すると、デスクトップにアイコンが作られ、同時にインストーラーの画面が表示されます。

Tenorshare4DDiGのアイコンの下にある「開始」のボタンをクリックします。

すると「4DDiG」が起動します。

データの修復方法

データの修復方法は、状況に応じて様々です。

基本はトラブルがあったフォルダなりを指定してスキャンすることで消えたデータの破片を発見してつなぎ合わせるというイメージです。

大容量のディスクを修復する場合は、修復されたデータを保存するための容量が必要になるため、事前に大容量の外部記録ディスクを用意する必要があるので注意しましょう。

具体的に見てみましょう。

誤って完全削除してしまったUSBディスクのデータを復元します。

(H:)ドライブに「A005」というメモリーを接続します。DICMフォルダの中に入れた動画ファイルを削除します。

ドライブにマウスを重ねるとスキャンの文字がアニメーションして現れます。

どのタイプのファイルを復元したいですかと聞かれるので「すべてのファイルをスキャン」をクリックします。

続いて画面下の「選択したファイルをスキャン」をクリックします。

するとスキャンが始まります。

スキャンは二回行われます。

最初のスキャンでは壊れたディスクのフォルダ構造やデリートされたファイルなどの内容を調査しているものとみられ、任意のディスクに「4DefaultTempSaveScan」というフォルダが作成されます。

その中にファーストスキャンのデータが記録されます。

ファーストスキャンが終わると間髪を入れずに「ディープスキャン」が始まります。

ディープスキャンは個々のファイルを復元する作業です。

データ量やドライブの容量により経過時間は変わります。

作業時間は余裕を見ましょう。

スキャンが終わったところで「削除されたファイル」1件にチエックを入れ「復元」のボタンを押します。

無料版の機能はスキャンまで。復元するには有料版にアップグレードする必要があります。

今すぐ購入を押して手続きをします。

登録時に使ったアドレスあてにシリアルナンバーが届くので「登録」に進みます。

登録が終わるとスキャンしたデータの抽出ができるようになります。

「削除されたファイル」をのぞいてみましょう。

スキャン結果を見るとわかるように、ディスクによってはそれまで削除したファイルの情報が残されています。

こうしたファイルはその後何回も上書きされたりした結果、修復できない場合がほとんどです。

修復不可能なゴミデータの中から削除したばかりのファイルを探し出してチエックを入れます。

「復元するファイルの保存場所」を聞かれるので指定して「復元」を押します。

保存するディスクは修復するディスク以外を指定しなければなりません。

なので、修復するディスクよりもサイズの大きなディスクを用意する必要があります。

ディスクを指定したら開始をクリックすると自動的にコピーが始まります。

するとスキャン結果の保存はPCの転送パワーとデータの容量次第です。

3TBのデータをコピーし終わるのに半日以上かかりました。

メモリーカードから削除した動画が再生できました。

注意点

今回はたまたま削除した直後であったため、メモリーカードに余計な手が加えられることなくデータの修復ができました。

データ量の少ないエクセルやテキストファイルと違って、動画ファイルはデータ量が格段に多いため、ファイルの上書きなどによってファイルの一部が損傷するリスクが高まります。

動画ファイルは一部でも欠損すると正常に動作しなくなるので注意が必要です。

4DDiGはディスクに残されたファイルの痕跡を丁寧に拾い取ってくれますが、百パーセント修復・再現できるとは限らないことも頭の中に入れておいた方がいいと思います。

具体的な手順は公式のチュートリアル動画を見ると理解しやすいと思います。

システムドライブがクラッシュした場合

当然と言えば当然ですが、OSの入ったシステムドライブがクラッシュすることがあります。

4DDiGは正常に動作するシステムにおくことで機能しますが、システムが壊れた場合はは使えません。

そんな時はどうするのでしょうか。

私もシステムが飛んでアプリを全入れ替えした苦い経験があるので気になって調べました。

公式ペードにはクラッシュしたディスクを正常に復元する方法が書かれていました。

1:正常に動作できるコンピューター、1.5G以上の空のUSBドライブまたはCD / DVDと、動作するコンピューターにインストールされた4DDiGデータ復元プログラムを準備しておきます。
2:USBドライブを接続し、場所を選択します。
3:ブータブルドライブを作成します。
4:起動可能なUSBドライブを正常に作成します。
5:クラッシュしたコンピューターをUSB / CD / DVDドライブから起動します。
6:クラッシュしたコンピューターからデータを復元します。https://4ddig.tenorshare.com/jp/windows-data-recovery.html

クラッシュしたドライブを正常に動く別の環境にUSBで接続し、ブータブルドライブにした上で、復元すると書かれています。

しかしTenorshare4DDiGをどの段階で使ったらいいか書かれていません。

もう少し丁寧に説明してもいいのではないかと思います。

解約手続き

Tenorshare 4DDiGはサブスクリプション契約のため、期限満了日が近づくと契約延長の案内が届きます。クレジットの支払いは自動継続です。利用を中止したいときは速やかに手続きしましょう。

IDとパスワードを入力し購読状況を確認します。参照番号をクリックすると「キャンセル」ページが開きます。

「購読をキャンセルする」をクリックします。

キャンセル手続きが終了します。結果は登録メールアドレス宛に届きます。

まとめ

外付けのハードディスクに保存していたアニメ動画が、一瞬で飛んだことがありました。

ファイル復元ソフトでリカバリーしたもののサルベージできたのは約2割に止まり、大変悔しい思いをしました。

パソコンのデータクラッシュは予告もなく発生します。

アプリケーションソフトは再インストール可能ですが、個人データは取り戻しが効きません。

リスクを避けるには、オリジナルデータはできる限りバックアップを取っておくことに限ります。