フォントが多すぎて選べない…そんな悩みありませんか?
動画編集にテロップや字幕は欠かせませんが、「フォントの数が多すぎて探すだけで時間がかかる」と感じたことはありませんか?
特にDaVinci Resolveでは、英語・日本語問わず大量のフォントが一覧に表示されるため、本当に使いたいフォントを探すだけでも一苦労です。
そこでおすすめなのが、DaVinci Resolve 20から搭載された「フォントフィルター機能」です。
✍️ 本文:DaVinci Resolve フォントフィルターの使い方【初心者向け】
フォントフィルターって何?
この機能を使えば、自分が使いたいフォントだけをDaVinci Resolve上に表示できるようになります。
たとえば「ヒラギノ角ゴ」や「源ノ角ゴ」など、よく使うフォントだけを指定しておけば、一覧から不要なフォントが消え、作業が格段にスムーズになります。
フォントフィルターの設定方法【ステップバイステップ】
✅ STEP1:使用したいフォント名のリストを作成
まず、使いたいフォント名をテキストファイルに入力します。
以下の点に注意してください。
• 先頭の文字は大文字にすること
• 最後にアスタリスク(*)を付けること
例:
Hiragino Kaku Gothic Pro*
Hiragino Mincho Pro*
Gen Shin Gothic*
このように書くことで、フォントファミリー全体(太さ違いや斜体など)をまとめて指定できます。
✅ STEP2:テキストファイルを保存
次に、テキストファイルとして保存します。
1. メニューバーの「ファイル」→「書き出す」を選択
2. ファイル形式は「標準テキスト(.txt)」を指定
3. ファイル名は「font.txt」など、わかりやすい名前に
✅ STEP3:DaVinci Resolveの環境設定で読み込む
1. DaVinci Resolveを起動し、メニューバーの「DaVinci Resolve」→「環境設定」を開きます。
2. 「ユーザー」タブ → 「編集」セクションへ進みます。

3. 下の方にある「特定のフォントのみ表示)」にチェックを入れます。すると直下に入力枠が現れます。

4. 「ブラウズ」をクリックし、先ほど作成した「font.txt」を選択します。

5. 設定を保存して終了!
これで、Resolve上のフォント一覧には指定したフォントのみが表示されるようになります。

ほかのFontが使いたくなったら、「特定のフォントのみ表示)」にチェックを外しましょう。
こんな人におすすめ!
- 日本語対応フォントだけ使いたい人
- テロップのデザインを統一したい人
- 毎回同じフォントを使うので一覧を絞りたい人
- フォント選びに時間をかけたくない人
よくあるミスと注意点
• フォント名が正確でないと読み込まれません。
→ インストールされているフォント名をそのまま使いましょう。
• アスタリスクを忘れると一部しか表示されないことがあります。
→ ファミリー全体を表示したいときは忘れずに「*」を付けましょう。
まとめ:フォントフィルターで作業効率を爆上げしよう
DaVinci Resolve 20のフォントフィルター機能は、作業の無駄を省きたい動画制作者にとって必須の新機能です。
初心者でも簡単に設定できますので、ぜひこの機会に使ってみてください!
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 DaVinci Resolve で使いたいフォントだけ表示する方法を書きます。