【2025最新】SNSで映える(5120✖1080)超横長動画 の作り方|初心者向け解説

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 超横長動画 の作り方を書きます。

いや〜最近SNSを見てると「なんじゃこりゃ!?」って思う動画、やたら流れてきません?

そう、あのやたら横に長い「5120×1080」の動画。

インスタのリールやXのタイムラインで、細長〜い帯みたいな映像が流れてきて「え、バグ?」って思った方も多いんじゃないでしょうか。

実はこれ、バグでも新機能でもなくて、編集ソフトで誰でも作れちゃうんです。

しかもやり方は超シンプル。今日はPremiere Pro、CapCut、Filmora、DaVinch Resolveの4つで「横長すぎるシネマティック動画」を作る方法を紹介していきます!

【SNSで話題】 超横長動画 「5120✖1080」の作り方!Premiere Pro・CapCut・Filmora・DaVinch Resolveで挑戦してみよう

そもそも「5120✖1080」ってなに?

普通、インスタの動画って縦型(9:16)が主流ですよね。

でもこの横長動画はアスペクト比「約 47:10」というトリッキーな比率。

Instagramは投稿された動画を横幅1080pxに合わせて縮小表示する仕組みがあるので、5120px横幅の動画を入れると、高さがたったの228pxになっちゃうんです。

その結果、縦スクロールのタイムラインに「細長い映画のスクリーン」みたいな帯が出てくる。

これが人の目を一瞬で奪うんですよね。

なんで今バズってるの?

理由はシンプル。パターンブレイクです。

みんな縦動画ばっかり投稿してるところに、いきなり「極端に横長の映像」が出てくると、違和感でスクロールする指が止まる。

しかも演出次第でめちゃ映画っぽくなる。

例えば:

  • 夜の渋谷スクランブル交差点を横長で切り取ると…まるでIMAXで観てる映画のワンシーンみたい。
  • 海辺をドローンで横移動させた映像を入れると…海外の高級リゾートCMっぽい雰囲気に。

要するに、ただのBロール映像でも、アスペクト比を変えるだけで「特別感」が出ちゃうんです。

Premiere Proでの作り方

Premiere Proを使ってる方なら簡単です。

  1. 新規シーケンスを作成
  2. 「設定」タブで「フレームサイズ」を 横5120 / 縦1080 に設定
  3. 撮影した映像をタイムラインに配置(できれば広角素材がベスト!)
  4. 必要に応じてスケールやポジションを調整して書き出し

ポイントは「映像をちょっと拡大しすぎないこと」。

元素材がFHDや4Kだと、余白を埋めるために強引に引き伸ばすと画質が落ちるので、できれば5K以上で撮影した素材を使うのが理想です。

CapCutでの作り方

スマホ編集派の人はCapCutでもOK。

  1. 新規プロジェクトを作成
  2. 右上の「比率設定」から「カスタム」を選ぶ
  3. 数値を 5120×1080 に入力(スマホは自動で縮小されるけど大丈夫!)
  4. 素材を配置して書き出し

CapCutは無料でもここまでできるので、学生さんや「試しに作ってみたい」って人には一番おすすめですね。

Filmoraでの作り方

Filmoraユーザーも安心。

  1. 新規プロジェクトを作成
  2. 「プロジェクト設定」で解像度をカスタム → 5120×1080
  3. 素材を配置して必要に応じて調整
  4. 書き出し

FilmoraはUIがわかりやすいので、初心者でもすぐに触れます。

「Premiereはちょっと難しい…」って人はFilmoraがちょうどいいです。

DaVinci Resolveで作る方法

映像編集ガチ勢ならやっぱりResolve。

しかも無料版でもカスタム解像度を設定できちゃいます。

  1. Resolveを開いて「新規プロジェクト」作成
  2. 右下の歯車アイコン(プロジェクト設定)をクリック
  3. 「マスタ設定」→「タイムライン解像度」→「カスタム」
  4. 横5120 / 縦1080を入力して保存
  5. 素材を配置して編集 → 書き出し

Resolveはカラー調整も最強なので、横長動画を映画っぽく仕上げるなら一番おすすめです。

注意点(ここ大事!)

ここでちょっと冷静になりましょう。

この5120×1080リール、あくまで「トレンドの遊び」です。

  • 公式機能ではない → Instagramがいつ仕様を変えて潰してもおかしくない
  • 縦型には不向き → 基本の縦リール戦略には使えない
  • 一発ネタ感 → 差別化にはなるけど多用すると逆効果

つまり「戦略のメイン」じゃなくて、あくまで話題作りのスパイスに使うのが正解。

実際にやってみた感想

私もこの前、渋谷の夜景を横長動画で作ってみたんですが、アップした瞬間に「何これ!?」「どうやって作るの?」ってコメントがガンガン来ました。

普段より再生数も伸びて、確かに効果はバツグン。

ただし2本目以降は「またこれか」と慣れられちゃうので、やっぱり「ここぞ」というシーンで使うのが一番いいですね。

5120×1080(ウルトラワイド解像度)の 超横長動画 をスマホで作る方法

PCで編集できません。5120×1080(ウルトラワイド解像度)の動画をスマホで作る方法教えてください。

これはちょっと工夫が必要です。というのも、スマホの動画編集アプリやカメラアプリは基本的に「16:9(1920×1080とか3840×2160)」に最適化されていて、横長の5120×1080にそのまま対応しているものは少ないんです。

でも大丈夫。次の流れでいけます👇

① 編集アプリを選ぶ

スマホで扱える代表的なアプリはこのあたり。

  • Canva(無料・iOS/Android)
  • CapCut(無料・iOS/Android)
  • LumaFusion(有料・iOS中心、映像クリエイター向け)
  • VN(無料・iOS/Android)

これらは「カスタム解像度のプロジェクト」が作れるので、5120×1080を手動入力できます。

② プロジェクトをカスタム設定

  1. 新規プロジェクトを作成
  2. 解像度設定で 5120×1080 を入力(カスタム可能なアプリを使う)←ここがポイント
  3. フレームレートはみんなが使っている30fpsか60fpsがおすすめ

👉 これで横長キャンバスが完成します。

Canvaで作る方法
カスタムサイズ5120×1080を指定して載せたい動画をはめ込めば完成。

③ 素材の準備

横に長い素材を用意します。一枚絵がなければ2枚を並べてもOK。

  • 横長写真や動画素材を使う(パノラマやゲームキャプチャなど)
  • 通常の16:9映像を並べてコラージュして横に広げる
  • AI生成系アプリ(例:Stable Diffusion系やFirefly)で横長の5120px画像を作って背景に使う

④ 編集時の工夫(必要に応じて)

  • 文字テロップは中央に寄せる → スマホや普通のディスプレイで再生したときに読める
  • 両サイドに余白演出 → 星座の背景やグラデーションを置くとリッチに見える
  • スライド演出 → 横にカメラをパンさせると「超横長の映像」っぽさが際立つ

⑤ 書き出し

  • 書き出し時も カスタム解像度で5120×1080 を選択
  • コーデックは H.264 か H.265(HEVC)が一般的
  • 容量を抑えたいなら H.265 がオススメ

※YouTubeは 最大5120×1080 でもアップロード可能ですが、視聴者環境によっては自動的に縮小されます。

※SNSだと対応していない場合が多いので、スクリーンショットや切り出し版も用意すると良いです。

⑥ 応用(PCがなくてもやれる裏ワザ)

  • KineMaster(スマートフォンやPCで利用できるパワフルな動画編集アプリ) や Alight Motion (主に複雑な編集をする方に使われている無料動画編集アプリです。)もカスタム解像度対応
  • もしアプリで制限があったら、一度 4K (3840×1080) で作って、あとから Remini Video などのAIアップスケーラー で 5120×1080 に変換する方法もアリです。

💡たとえば「横に流れる星座の背景を作って、その上にテレビのテロップ風にテキストを入れる」と、スマホでも「映画館のスクリーン風の超横長映像」が作れます。

まとめ

  • 「5120×1080リール」はSNSでバズってる横長動画トレンド
  • 作り方はPremiere Pro・CapCut・Filmoraで超簡単
  • 目立つけど一発ネタ。メイン戦略じゃなく「差別化のスパイス」として使うべし