ピンマイクの音割れはマニュアルで解決できた

音割れ
フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

みなさんもこんな経験したことありませんか。

インタビュー撮影に使うためピンマイクを使ったところ音が割れます。カメラ内臓マイクは正常なのに、ピンマイクを外付けにすると音量オーバーです。説明書を読んでもヒントにたどり着けません。

その原因と対策を探ります。

ピンマイクが音割れしていた

ワイヤレスマイクの送信機にピンマイクを外付けして録画しました。すると音のレベルが振り切れました。

送信機の問題かもしれないとビデオカメラに直付けしてみました。そこでもメーターがめいっぱい。音が割れます。カメラマイクは正常なのに外付けのピンマイクだけ吸い込むように音を拾います。いったいどうしたことでしょう。

安物のマイクを選んだからなのでしょうか。

一人で動画制作をしていると技術まわりでトラブルと解決が長引きます。改めて音のプロに聞くことにしました。

ピンマイク選びは慎重に

ピンマイクは俗称で、本当はラベリアマイクlavalier Microphoneというのが正しいのだそうです。語源は「宝石のペンダント」といい、今では小型のマイクを体につけるという意味で使われています。

音声のプロに聞くと、感度の高いコンデンサーマイクは過大入力になりやすいデリケートな機材といいます。安物マイクの中には最大入力音圧レベル、つまり小さな音でも飽和してしまうものがあるとのこと。

ピンマイクを見てもらうと問題はありません。でもどうやら原因が分かったようです。

原因はビデオカメラの録音レベル

ビデオカメラにはホワイトバランスや露光、逆光補正やシャッタースピードの切り替えなどが自由にできるようにする設定モードがあります。

普段は撮影ばかりが目立ちますが、録音についても微調整ができます。その中に[録音レベル]という項目があります。この項目は普通オートになっていますが、このオートがくせものでした。

オートからマニュアルに切り替えて画面を開きます。

するとレベルは目盛り最大値近くまで上がっています。ピンマイクを外付けすると過剰に音を拾っていることがわかります。

目盛りを中央まで下げてみるとピンマイクの音量も下がり、音割れもしなくなりました。

手順

SONY HDR-C680の例をもとに手順をまとめます。

  1. ビデオカメラに外付けピンマイクとイヤホンを装着する。
  2. カメラモニター左上にある[MENU]をクリック[カメラ・マイク]→[マイク]→[録音レベル]と進む。
  3. [マニュアル]に切り替えると、レベルを調整するスライダーが現れる。
  4. [オート]から[マニュアル]に切り替えた直後は高い所に設定されているので、イヤホンでマイク音を確認しながら適正レベルを探ります。
  5. 本番撮影前にテスト収録して問題が無いか確認した上で収録してください。

まとめ

マイクの使い方は以前記事にも書きましたが、実際やってみると難しい物です。

今回「ピンマイク+音が割れる」というキーワードで調べてみたのですが、音声に関するトラブルは調べるのに苦労しました。

ヒントになったのは口コミ掲示板にあった一言

音が割れるのでしたらカメラの音量調整を見直されるのもいいかもしれません。
それと、マイクはカメラにつけるのではなく延長ケーブルでより良い場所にスタンドで設置するのもいいかもしれません。

価格.com – 『外部マイクについて教えてください(バンド演奏)』 パナソニック HC-W870M のクチコミ掲示板

撮影や編集に関する情報に比べ、音声に関する情報はネットを検索してもなかなか見つかりません。

音声という世界が細かすぎるからかもしれませんが、分野そのものがプロの技術者かマニアによって支えられているように感じました。

ピンマイクの音割れ 原因と対策
  • ピンマイクは感度の高いコンデンサーマイクのため過大入力になりやすい
  • ビデオカメラの録音レベルはマニュアルに切り替えられる
  • マニュアルに切り替えることでマイクの音割れが防げる

だれでもすぐに解決策にたどり着けるのが理想です。




ABOUTこの記事をかいた人

元テレビ番組制作者。再就職→窓際→WEBコンテンツ制作で復活。64歳にして動画制作に自分の価値を見いだしました。目指すのは地域に根ざした"伝える系"の動画制作です。スキルアップと感謝の気持ちを持ちながら楽しく生きていきます。編集のお手伝いも始める予定です。