Premiereで編集していると、画面がゴチャゴチャして編集がしにくくなります。
そんなとき画面をスッキリさせる方法がネスト化です。でもなんのことかわかりません。
ネスト化とは、タイムラインにある複数のクリップを一つにまとめることができる機能です。
Illustratorで言うところの「グループ化」と聞いてわかりました。これは便利だ。
同じメーカーのソフトなのですから用語くらい統一して欲しいところです。
シーケンスをネスト化とはなにか
ネストとはタイムライン上に並んだ複数の項目や設定、クリップなどをひとつにまとめるというものです。
複雑な編集をするとタイムライン上には映像やテロップ、音声トラックが増えていきます。
例えばタイムラインのV1にベースとなる動画を置いて、オーバーラップする動画、テロップを積み上げるとタイムラインの映像トラックを三行も消費します。
一つにまとまると見た目がスッキリして効率アップにつながります。
ネスト化とネスト解除の方法
タイムライン上の全てのクリップを選択状態にします。
次に、クリップを右クリックして[ネスト]を選択します。
すると選択したクリップが一つのクリップに集約されます。
フォルダの中にまとめられた感覚にそっくりです。
ネスト解除の方法は簡単です。
シーケンスをダブルクリックすることで解除できます。
ネスト化の効果
ネスト化すると画面がわかりやすくなります。
さらに、ネスト化したクリップにエフェクトをかけることもできます。
エフェクトはネスト化したクリップ全部に適用されるので、一括処理にはもってこいです。
- クリップをグループ化すると画面がすっきりする
- ネスト化するとワープスタビライザーが使える
- 長尺の動画は最初にネスト化しておくと編集後に一括修正しやすくなる
まとめ
ネスト化したシーケンスは、ネスト化するタイミングで操作方法が微妙に変わるため、調整方法を身に付けるには手数が必要です。
でもいったん覚えてしまえば編集の効率があがることからかなり便利な武器になると思います。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 シーケンスをネスト化 を書きます。