CapCut デスクトップ版編集の裏技人気ベスト10|初心者でもすぐ使える!

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 CapCut の裏技ベスト10を書きます。

CapCutのPC版には、スマホ版ではできないプロ品質の編集ができる裏技がたくさんあります。ここでは、初心者でもすぐに使える10のテクニックをご紹介します👇

CapCutデスクトップ版編集の裏技人気ベスト10

1. 🔄 コピー&ペースト属性(Copy/Paste Attributes)

クリップ間でエフェクト・テキストスタイルを一括適用!→ 対象を右クリック→「Copy Attributes」→別クリップで「Paste Attributes」で時短編集 

コピー&ペースト属性は、CapCutデスクトップ版にある超便利な時短機能です。

1つのクリップに設定したエフェクト・文字スタイル・位置調整などの編集内容を、他のクリップにそのままコピーして反映できます。

たとえばこんなときに使えます👇

  • 同じフォント・色・位置のテロップを複数の動画に使いたいとき
  • 同じ明るさや色調補正を複数の動画にかけたいとき
  • アニメーションやフィルターを何度も同じように設定したくないとき

✍️使い方【3ステップでOK】

① 編集済みのクリップを右クリック

→ メニューから「Copy Attributes(属性をコピー)」を選びます

② 編集を反映させたい別のクリップを右クリック

→ 「Paste Attributes(属性を貼り付け)」を選びます

③ 完了!

→ 編集内容(エフェクト、位置、アニメーション、テキストの設定など)が一括で反映されます✨

✅ポイント

  • 文字のデザインだけでなく、色調補正やトランジションもコピーされます
  • 細かい調整が必要な場合は、貼り付けた後に微調整も可能です
  • 複数のクリップに一気に貼り付けることもできます(複数選択 → ペースト)

🎥使うとどうなる?

たとえば、10本のショート動画すべてに同じテロップスタイル・同じエフェクトを入れる場合、最初の1本だけ設定して、あとはコピペするだけ!

→ これで編集時間が半分以下に短縮されることもあります。

この裏技は、テンプレート動画やYouTube動画のシリーズ制作、SNSショート動画の大量制作時にも大活躍します!

2. 🟢 スキントーン保護(Skin Tone Protection)

カラーグレーディング時に肌色を崩さずに補正可能→ 特に肌補正に便利な機能でプロ級の色調整が簡単に

「スキントーン保護」は、CapCutデスクトップ版のカラー補正機能のひとつです。

簡単に言うと、肌の色だけは崩さずに、映像全体の色味を整えられる便利な機能です。

🧠なぜ使うの?

動画の色を明るくしたり、雰囲気を変えたりしたいときに「カラーグレーディング(色調補正)」を行いますよね?

でも、やりすぎると…

  • 顔が変に赤っぽくなったり
  • 肌が不自然に青白くなったり
  • 衣装や背景は良いのに肌だけ変になったり

…そんなこと、ありませんか?

💡そんなときこそこの「スキントーン保護」が大活躍します。

✍️使い方はとても簡単!

  1. 編集したい動画クリップを選択
  2. 画面右側の「カラー補正(Color)」タブを開く
  3. 「詳細設定」または「アドバンス」から
  4. スキントーン保護(Skin Tone Protection)」をオンにするだけ!

すると、肌の色はそのままで、その他の色調整だけが反映されます。

✅どんな時に便利?

  • 美肌加工やナチュラルな色味にしたいとき
  • Vlogや顔出しコンテンツなど、人が主役の映像
  • ポートレート系のTikTokやYouTube動画
  • 複数のシーンで色味を統一しつつ、顔色だけ自然に見せたいとき

🎥ビフォー・アフターの例

  • 🔻【スキントーン保護なし】:肌が全体的にくすんで見える
  • ✅【スキントーン保護あり】:背景は明るくなるけど、肌の色は自然なまま!

「スキントーン保護」は、初心者でもワンクリックでプロっぽい色調整ができる神機能。

顔の色が不自然にならず、見栄えの良い仕上がりになるので、人物を映す動画では必ず使いたい裏技です!

3. 📉 ノイズ削減&画質向上(One-Click Noise Reduction)

低照度映像もクリック一つでクリアに!

→ 「ノイズ除去」にチェックを入れるだけで改善

4. 🎥 クローン演出(Auto Cutout + レイヤー複製)

同じ人物を複数映像で登場させる演出が簡単

→ クリップ複製→「Cutout」→ドラッグで複製レイヤー配置 

5. 🎬コラージュショット(Collage Shot)

複数映像を重ねてビビッドなコラージュ表現に

→ マスク+カラーグレーディング+キーフレームで完成 

6. 🖼 Animated Letterboxes(アニメ枠演出)

映像に動きある上下黒帯を追加する演出

→ マスク「Filmstrip」で開始/終了位置にキーフレーム設定 

7. ⏰フェイクドリー(Faux Dolly Zoom)

ズームインしながら被写体は固定。映画的演出が可能

→ 初期と終了スケールにキーフレーム設定で自動ズーム

8. 🧭Split Scene(自動カット分割)

長いカットを一気にシーンごとに自動分割

→ 右クリック→「Split Scene」で瞬時分割 

9. 🌀Auto Captions & フィラー除去

自動字幕+無音・フィラー語除去でナレーション動画も作業を時短

→ 「Auto Captions」+「Fillers削除機能」で効率化 

10. 💬サムネイル作成&テキストプリセット

編集画面内でサムネイルを編集&字幕プリセット保存で再利用が簡単に
→ タイムライン左「Edit Cover」で配置
→ テキスト→プリセット保存で次回から即利用

CapCutデスクトップ版では、YouTubeやTikTokのサムネイル画像(カバー)を動画編集の途中で簡単に作れるほか、

一度作成したテキスト(フォント・色・位置など)をテンプレートとして保存し、次回以降すぐに再利用できる「プリセット機能」があります。

これにより、時短&デザインの統一感がぐんとアップします!

🖼 サムネイル作成の手順【Edit Cover】

  1. タイムラインの左上にある「Edit Cover(カバー編集)」ボタンをクリック
  2. サムネイルにしたいシーンを選んで、テキストやステッカーを追加
  3. OKを押せばそのまま「動画の最初の1コマ」や「SNSのカバー画像」として使用されます

✅ YouTube用・TikTok用のサムネイルを、外部アプリを使わずその場で編集可能!

💬 テキストプリセットの保存・再利用

字幕やタイトルテキストを毎回一からデザインしていませんか?

CapCutでは、お気に入りのテキストデザインを「プリセット保存」しておけば、次回以降ワンクリックで使えます!

✍️手順:

  1. テキストを入力&デザイン(フォント、サイズ、色、位置などを調整)
  2. テキストを右クリック or オプションから「プリセットとして保存」を選択
  3. 保存名を付けて完了!

✅ 再利用方法:

  • 新しいクリップで「テキスト追加」→「プリセット」タブから保存済みのデザインをクリック → 即座に同じスタイルが適用されます!

✨ こんな場面に便利!

  • TikTokやYouTubeでサムネイル画像を毎回統一したいとき
  • SNS動画でブランドカラーやロゴ入りの字幕デザインを繰り返し使いたいとき
  • 同じ構成・レイアウトの動画を複数本つくるとき

✅まとめ|スキルアップに役立つ10の裏技

CapCutデスクトップ版は、スマホ版以上に編集の幅が広がるプロ向け機能が満載です。

今回ご紹介した10のテクニックを活用すれば、初心者でも効率よく・短時間でプロっぽい動画が作れるようになります。

まずは「コピー&ペースト属性」「自動字幕」「クローン演出」など、取り組みやすい3~4つから試してみましょう!