【2025年最新】 DaVinci Resolve 20有料版の新機能7選!AI編集で効率アップ

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 DaVinci Resolve 20 有料版の新機能7選!を書きます。

動画編集ソフト「DaVinci Resolve(ダビンチ・リゾルブ)」が、ついにバージョン20になりました。今回は、有料版(DaVinci Resolve Studio)に追加された注目の新機能を7つに絞って、初心者にも分かりやすくご紹介します。

「AIがここまでやってくれるの!?」と驚く機能ばかり。

これから動画編集を始めたい方も、既に使っている方も、編集効率がグッと上がること間違いなしです。

【2025年最新版】 DaVinci Resolve 20有料版で追加された神機能7選!初心者でも分かるAI編集の進化とは?

2025年4月4日 ダビンチリゾルブ 20 パブリックベータ版がリリースされました。 Blackmagic Designのサポートウェブサイトから無償でダウンロードできます。

サポートセンター | Blackmagic Design

DaVinci Resolve 20の「AI機能」は、ほとんどSTUDIO版(有償版)の限定機能です。

① AIビートディテクター:音楽に合わせて自動でマーカーを打ってくれる!

動画編集でよくあるのが「音楽のリズムに合わせてカットを入れたい」という場面。

今までだと、音楽を何度も聞きながら自分でマーカーを打っていましたよね?

でもDaVinci Resolve 20の「AIビートディテクター」を使えば、AIが自動でビートを検出してマーカーを打ってくれます!

さらにすごいのは、そのビートマーカーに合わせて他の映像クリップをピタッとスナップ(吸着)できること。

まるで音楽に合わせてリズミカルに編集してくれる魔法のような機能です!

② AIミュージックエディター:音楽を自然に長くしたり短くしたり!

「映像の長さに曲が合わない…」という悩み、よくありませんか?

これまでは音楽の一部を手作業で切り貼りして調整するしかありませんでした。でも、それって意外と難しいし、違和感が出ちゃうことも…。

そこで登場したのが「AIミュージックエディター」!

この機能を使えば、AIが音楽のリズムや構成を理解して、自然に長さを調整してくれます。

フェードアウトも自動、繰り返しもスムーズ、違和感ゼロで音楽編集ができちゃうんです!

③ 字幕アニメーション:字幕にも動きをつけてプロっぽく!

今までは字幕ってちょっと味気なかったですよね。動きも少なく、シンプルな表示だけでした。

でも、DaVinci Resolve 20では「アニメーション付き字幕テンプレート」が登場!

  • テキストがフェードインする
  • 下からスライドして出てくる
  • フォントや背景も自由にカスタマイズできる

など、簡単に“魅せる字幕”が作れるようになりました

しかも、字幕の自動生成と組み合わせれば、時短&高クオリティの両立も!

④ AIボイスコンバート:声を別人に変えられる!

これは正直、ちょっと未来すぎる機能です(笑)。

AIボイスコンバート」を使うと、録音した声をAIが別人の声に変換してくれます。

  • 男性の声を女性の声に
  • 自分の声をプロ声優風に
  • 録音環境が悪かった音声もクリアに

さらに、自分の音声データからAIモデルを作成して変換することも可能

ノイズが入ってしまった音声も、あとから「自分のきれいな合成音声」に置き換えるなんてこともできちゃいます!

⑤ AIマジックマスクV2:人物や背景の切り抜きが超簡単に!

「マスク」って聞くと難しそうな印象ですが、DaVinci Resolve 20の「AIマジックマスクV2」はめちゃくちゃ簡単!

画面の中から人物や物体を自動で認識して切り抜いてくれるんです。

しかも、V2になって精度が大幅アップ!

  • グリーンバックがなくても背景を変更できる
  • 特定の人だけカラーを変える演出もできる

など、プロっぽい演出が一瞬で可能になります。

⑥ AIデプスマップ強化:背景と人物を深度で分ける!

AIマジックマスクと似た機能に「AIデプスマップ」があります。

これは映像の中の“距離”に応じて、背景と前景を分ける技術です。

例えば…

  • 背景だけぼかす
  • 背景にだけ色調補正をかける
  • 手前の人だけ明るくする

ということが簡単にできます。

今回のアップデートで、デプスマップの精度も大幅に向上していて、より自然な映像合成が可能になりました。

⑦ AIスーパースケール:ぼやけた映像をクッキリ美しく!

最後にご紹介するのは「AIスーパースケール」というアップスケーリング機能。

たとえば、古い映像やスマホで撮った低解像度の映像を、AIの力でキレイに高解像度化できます!

しかも今回は「3倍・4倍の強化モード」も追加されて、

文字や細かい部分もくっきり表示できるようになりました。

編集の最後にこの機能を使えば、まるで4Kカメラで撮ったような仕上がりに!

このほかのスグレモノ機能

 AIダイアログマッチャー

あるセリフの音の雰囲気(音量・音の響き・トーンなど)を、他のセリフにそっくりそのままコピーしてくれる、超便利なAI機能

おわりに:DaVinci Resolve 20で編集がもっと楽しくなる!

今回ご紹介した7つの機能は、すべてDaVinci Resolve 20の有料版(Studio)限定ですが、それだけの価値がある内容ばかりです。※有料版は一度購入するとバージョンアップされても追加費用を払うことなく使い続けることができます。

特にAI系の機能が充実していて、「時間がかかっていた作業を、AIが一瞬でやってくれる」というのが大きな魅力。

動画編集をこれから始めたい方も、「もっとクオリティを上げたい!」という方も、ぜひこのアップデートを活用してみてくださいね!

まとめ:この記事で紹介した新機能7選

No.機能名特徴
1AIビートディテクター音楽のリズムに自動マーカー
2AIミュージックエディター音楽を自然に伸縮
3字幕アニメーション動く字幕で魅せる演出
4AIボイスコンバート声の変換&ノイズ軽減
5AIマジックマスクV2人物の自動切り抜き
6AIデプスマップ強化背景と人物を分離加工
7AIスーパースケール映像の高画質アップスケール

ぜひこの機会に、DaVinci Resolve 20の新機能を体験してみてください!