動画撮影をスキルアップする!事前の一工夫

フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

投稿動画は自分が興味のあるもの、好きなものを撮ればいいという自由な世界です。

番組は商品です。取材がうまくいかなくても、編集が難航しても放送日までに番組を完成させなくてはなりません。終盤には三日徹夜という経験もしました。

フリーの立場で動画撮影を初めて感じるのは、「〜ねばならない」という義務感。強迫観念がなくなったことです。

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しかし、だからといって好きに任せて撮影しても、ラッシュを見たらどう編集したらいいか迷うことになります。

この記事では、動画撮影をスムーズにこなすことで観た人も楽しめる。お互い楽になる方法について紹介します。

動画撮影をスキルアップする一工夫

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よくイベントを撮影してほしいと頼まれます。依頼があれば断れないのが弱いところで、誘いに乗って現場まで行き会場を見渡して悩むことがあります。

動画撮影を始めたばかりの人も同じ経験をしたと思うのですが、イベントは単なる情報の塊です。撮影したのはいいけど、何かが足りないと感じてしまうのです。

情報より物語をイメージしよう

man sitting inside wooden cubicle with red bicycle parked outside

理由は簡単。見ている対象が平板だからです。言い換えると総花的。どの映像も似たり寄ったりで、よほど注意して見ないとその違いがわかりません。

動画を見てくれるお客さんが期待するのはこの動画が何を見せてくれるのかということ。つまりクローズアップです。

撮影する側からすると、クローズアップする行為には動機が必要です。なぜ、何が目的で撮影するのか、常に考えなければなりません。

子どもの運動会ビデオを見て感動するのはその家族だけです。ただ漫然と会場の景色を撮っていたら1分も持たないのはクローズアップの意味が薄いからなのです。

困ったなと思うかもしれませんが、解決策はあります。

「アップを撮らねばならない」ではなく「これはどうでしょう」と考え方を変えると楽になります。アップを撮りながら、その映像に物語をつけてみるのです。

物語のテーマは無限です。例えば時系列。時間の移り変わりを意識して撮影すると、テレビ番組「ドキュメント72時間」のように、イベントの一日が物語として描けるかもしません。

【参考】物語の原点

映像制作の先輩のたちが勧めるのは古典に目を通しておくこと。アリストテレスの「詩学」はその後登場したコンテンツの原点と言われる物語論が載った本です。何かの機会に目を通しておくといいでしょう。

イベントの撮り方

動画撮影に慣れない人にとって、イベント会場で何を撮影したらいいか迷うし、心細くなることも多いと思います。

撮影に悩む人の多くが感じるのは絵が撮れそうでいて撮れないという焦りです。

焦りを消すには、現場に振り回されないことに尽きます。例えていうなら「自分の土俵」に引き摺り込むことです。

自分の土俵とはテーマ設定です。言い方を変えると切り口です。

運動会の一日を自分なら「音」にこだわって撮影してみようと考えるのも切り口の一つです。

音の強弱やリズムの違いなどにこだわってみると、撮影者の視線が明確になるかもしれません。

あらかじめ、自分の中に想定稿を用意しておいて、そのストーリーを参考にしながら狙いを絞った映像を撮ることが大切です。

この映像は花火大会の様子を撮影したものです。

花火大会を眺めているだけなら1分と持たない映像ですが、いくつかの工夫をすることで6分まで尺を伸ばしています。

見てわかるように、花火大会の会場までの街歩きがあります。

時間が経過して大会が始まり、迫力のある花火をじっくり見せます。

同時に近くで開催された花火大会がペアで見られるという情報や、近くの町から見た花火といった映像も紹介されます。

使用したカメラは一台だけ。撮影現場の滞在時間は準備風景2時間、花火大会30分の計2時間30分でした。

あらかじめ答えを考えておく

動画撮影の悩みを簡単に解決するのが事前準備です。頭の中でこんな絵が撮れたらいいと考える「想定稿」を考えておくことなのです。

この動画のポイントを五つにまとめました。

  • 事前に情報を集める
  • 入口と出口を意識する
  • アップを撮る
  • 音を録る
  • 裏と表を撮る

順を追ってみていきましょう。

事前に情報を集める

イベントの多くは広報用に情報が公開されています。

正式名称や日時、場所、狙いなどです。こうした情報に目を通しておくと撮影現場に行く前に、何を撮るべきか、どこで撮るべきかという事前準備をすることができます。

現場の状況をあらかじめ織り込んでおくことで気持ちに余裕が生まれます。

その余裕があればあるほど、現場でなければ出会えない物事をキャッチすることができるようになります。

入口と出口を意識する

テレビ番組を意識してみるとわかるのが、番組の中に始まりと終わりが明確に用意されていることです。

さらに見ていくと、大きなくくりの中にさらに小分けした始まりと終わりがいくつも入っていることがわかります。

始まりと終わりは、謎と答えに言い換えることもできます。「スクープはこの映像です。謎の答えとは?」と始まって、「回答がわかることで、一つ賢くなりました」と言う構図です。

スタートラインとゴールラインの映像を逃さずに撮ることができると、映像に筋が通り構成がしっかりしてきます。

漫画家・荒木飛呂彦さんの「漫画術」です。メディアは違いますが、物語の展開法や、構成の考え方など動画制作にも参考になるヒントが詰め込まれています。

音を録る

動画の撮影は映像が全てではありません。映像取材の鉄則は音を確実に録ることです。

決定的なインタビューは取材相手の発言があって初めて成立します。ドキュメンタリー映像でも、撮影した映像の音がノイズだらけでは編集できません。

表と裏を撮る

あらかじめ想定したことを丁寧に撮ること以上に大切なのは、現場に行かなければ体感することができない別の姿を発見することです。

先に紹介した花火大会の動画を例にとると、駅のそばにある路地で花火を眺める歩行者の光景です。

カメラは花火に背を向けて路地を撮影します。映像から読み取れるのは、歩行者が打ち上げられる花火をこぞって振り返る姿です。

映像のスクープとは、事件や事故現場の映像だけを言うのではありません。日常ではお目にかかることがない映像に現実が見せる別の顔があります。

表の映像と裏の映像が融合することで印象に残る映像作品が成立するのです。

物語は素材の中に隠れている

撮影が終わって編集に入ったら、人格を編集モードに切り替えましょう。

編集担当者は手元にある映像だけを使って物語を考えます。撮影時の苦労や、撮れなかった言い訳など完全にムシします。撮影カメラマンが意図して撮った映像を全く違う意味で使うことだってあります。

放送現場では、カメラマンと編集担当者を同席させることはほとんどありません。

編集者は物語を作る上で足りないカットのことを思い浮かべ、カメラマンは編集で落とされた血の滲むようなカットの理由に引きずられているからです。

囲碁や将棋の棋士のように手元にある映像の使い道をいく通りも考え、繋いでみては解体する。その繰り返しを続ける中で最良の一手を見つけ出すところに編集の面白さと深みがあります。

自分なりの方法を蓄積していくことで、簡単に映像が繋げることができるようになり、時間を短縮することが可能になります。

5まとめ

撮影して繋げた動画が周りの人から喜ばれると、喜びや励みになりますし、何より自分の能力を再発見するきっかけにも繋がります。

喜んでもらうためにはそれなりの工夫が必要です。撮った自分だけが楽しい動画では見ている人はついてきてくれません。

可能な限りあらゆる想定を検討しながら現場に臨み、撮影が始まったら現場の出来事に即応し柔軟な撮影を心がけるようにしましょう。

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