いや〜、動画撮影って、誰でもスマホ1台あれば始められるんだけど、実は「絶対にやっちゃいけないNG行動」って、あるんですよ。しかも、初心者のほとんどが一度はやっちゃってるやつ。
僕も最初はそうでした。恥ずかしいけど。
今回は、「プロが絶対にやらない撮影のNG行動」を、全部言います。初心者の方にも、ちゃんと伝わるように、リアルな失敗談も交えてお話します。
プロが絶対にやらない 動画撮影 のNG行動【全部言います】
NG①:ズームを多用しちゃう問題
これ、やりがちなんですよ。
「遠くのものを大きく写したい!」って、ズーム、使っちゃいますよね。
でもプロは、ズームしない。ていうか、できるだけ封印してる。
なぜか?
- 人間の目にズーム機能はないので、不自然。
- 手ぶれが激増する。ブレッブレです。
- 編集でカットしづらい。中間でズームが動いてると、どこで切っていいかわからんのよ。
【代替案】
ズームしたいなら「自分が動け」。
歩いて近づいて、アングルを変えて撮る。
この「寄る勇気」が、撮影を変える第一歩です。
NG②:とにかくカメラを動かしたがる問題
パン、フォロー、ティルト……
「動いてる方がかっこよくない?」って思っちゃうんだけど、初心者がやると100%失敗します。
なぜかって?
- カメラが動くと、被写体もブレる。
- 動画に緩急がなくなる(見てて疲れる)。
- 編集時、繋ぎにくい。
【鉄則】
まずは「止めて」撮れ!
一つのカットを「最低10秒」静止して撮る。これだけで映像のクオリティが跳ね上がります。
初心者の素材にありがちなのが、「動き出しの途中から」「止まる前に切っちゃう」映像。これ、ほんっとうに使えません。編集してると泣きたくなる。
NG③:フレーミングがめちゃくちゃ問題
これ、マジで多いです。
- 顔が切れてる
- 背景がうるさい
- 余白が偏りすぎてる
特に、スマホで撮るときに「縦に構えすぎ」も危険。SNSには合うけど、後で編集してYouTubeに載せようとすると地獄。
【解決策】
「三分割構図」を意識してください。
画面をタテヨコ3分割した交点に被写体を置くと、バランスが良くなる。それだけです。カンタン。
NG④:撮れた気になってる問題
「さっき同じの撮ったし、もういいや」って言ってると、絶対後で後悔します。
家に帰ってPCに取り込むと…
- ピントが甘い
- 音が入ってない
- 風で声が飛んでる
- 被写体が目をつぶってる
プロは、1カットを3パターン以上撮る。保険、保険、保険。動画の撮影って「ミスに気づくのが、だいたい家に帰った後」なんですよね。つらい。
NG⑤:音声をなめてる問題
iPhoneで撮ると、意外と音も録れる。だからつい「これでいいや」と思いがち。でも…
- 風切り音がうるさい
- 周囲の環境音が邪魔
- 声が遠くて聞こえない
映像より音声の方が大事って知ってましたか?
映像が多少粗くても、音がクリアなら観てもらえる。でも逆はムリ。
【初心者でもできる対策】
- マイク付きイヤホンを使う
- カメラを近づける
- 音のテスト録音をする
NG⑥:ストーリーがない問題
思いつきで撮ると、あとで編集が地獄です。
「あれ?このシーンの前、なにしてたっけ?」
「繋ぎがなくて、唐突…」
→結果、ボツ。
最低限、「起・承・転・結」の流れをイメージして撮っておきましょう。
【プロが教えるメリット・デメリット】
行動 | メリット | デメリット |
---|---|---|
ズームをやめて自分が動く | 安定した自然な映像が撮れる | 恥ずかしい(けど慣れる) |
静止で10秒撮影 | 編集で超使いやすい | 我慢が必要(短気はNG) |
構図を意識 | バランスが整って見栄えUP | 意識する習慣が必要 |
複数パターン撮る | 編集に安心感が出る | 撮影時間が倍以上になる |
【まとめ】
初心者が動画撮影でつまずくポイントは、「かっこつけようとして逆に崩壊する」こと。
プロは派手なことをしないんです。むしろ「地味で丁寧な撮影」こそが、一番強い。
大切なのは、「止めて撮る」「構図を考える」「音を大事にする」。
この3つだけでも押さえておけば、動画は見違えます。
これを読んだあなた、もうNG行動とはサヨナラです。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 プロが絶対にやらない 動画撮影 のNG行動を書きます。