プロジェクトの中に複数の タイムライン を作るメリットとはDaVinci Resolve

フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 タイムライン を書きます。

先日一つの素材を使って4本の動画をつくりました。

編集では動画ごとにプロジェクトファイルを作るのが一般的です。

しかし共有する素材が多いなど、一つのプロジェクトファイルの中で複数のタイムラインをつくり動画を管理した方が楽な場合があります。

今回作った動画は4本。いずれも一本の素材の中から切り出したものを使って編集しました。

いくつか直しが出たため最終的にプロジェクトの数は増えましたが、わかりやすく効率的な作業につながったのでまとめます。

シリーズ構成の動画制作

今回作ったのは美術館の展覧会を4回にわけて紹介する動画です。一本のインタビュー素材をもとに複数の動画をDaVinci Resolve17を使って編集します。

普段なら一本の動画ごとにプロジェクトファイルを一つ作って編集していきます。

しかし、使う素材が限られていることに加え、数日で仕上げる納期の事情もあったため、一つのプロジェクトファイルの中でかたづけることにしました。

プロジェクトは上記のような状態です。

メディアプールの中を見るとわかりますが、4つのタイムラインが同居しています。

このプロジェクトの中で4本の動画を同時進行形で編集しました。

使ってみて感じたメリットは次の通りです。

複数のタイムラインのメリット
  • 素材が共有できる
  • ワンタッチでタイムラインを切り替えられる
  • バージョニングが必要になればプロジェクトが複製できる

タイムラインを複製するメリット

DaVinci Resolve17ではプロジェクトの中にタイムラインをいくつも作ることができます。

プロジェクトが開いている限り、異なるタイムラインの素材は自由にコピー&ペーストすることもできます。

そのため、一つの素材を使って複数の動画を同時進行形で作ることができます。

今回の動画シリーズは制作にあたってリモートで試写・手直しのやり取りを行いました。

当然、依頼者からは細かな部分の修正が何度も届きます。

試写用に作ったタイムラインをもとに、修正意見を反映させたタイムラインをつくります。

このタイムラインを書き出すまでプロジェクトを閉じずに作業ができるのは時短につながりました。

大きな変更があればプロジェクトごと複製をつくる

一つのプロジェクトの中にタイムラインをつくる方法には欠点があります。

編集を繰り返すと以前の編集データが上書きされてしまうことです。

誤字脱字のような明らかな誤りは別ですが、構成の変更のような修正は元の編集データを残しておいた方がいい場合もあります。

こうした大きな変更が起きた場合に限り、プロジェクトを複製して新しいプロジェクトで編集を始めることを考えました。

素材を含めてプロジェクトを回数分複製するわけですから、編集データのスペースは膨らみます。

しかし、一つ一つ完成させながら複製をつくるので、致命的な直しが出た場合でも過去のプロジェクトを復活させればダメージは少なく済みます。

最終的にプロジェクト6つになり、ファイルサイズは131GBに膨れ上がりました。

データサイズは膨れ上がりましたが、修正前のバージョンがそれまで作ったどこかのプロジェクトに保存されています。

現在編集中のファイルが行き詰ったり、データが壊れたとしても素材が残っているのは大きな安心につながりました。

まとめ

この動画の制作にあたって、収録された音声のレベルが極端に小さいという問題が発生しました。

結局、ボリュームを調整することで解決しましたが、別の解決策もタイムラインを複数にするプロジェクト方式で試すことができました。

その方法とは音声を補正したデータを一旦デリバーで書き出し、その書き出した動画ファイルを素材として取り込んで、その音声部分を素材にして音量をさらに拡大するものです。

イメージとしてタコが自分の足をかじるようなデータの使い回しですが、プロジェクトとタイムラインを応用することで編集の世界が広がるように思いました。

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