人気芸能人も続々参入するYouTubeビジネス。今から入っても遅いと考えがちです。
でもそれは結構誤解です。
飽和状態のように見えるのは一部のエンタメなど。 動画の市場そのものは拡大しています。
戦略を練って計画的に参入し、だめならすぐに方向転換する素早さと忍耐強さがポイントです。
そこで初心者がYouTubeで目指すべきチェックポイントをまとめました。
投稿前に YouTube動画 を確認するチェックポイント10例
YouTubeで負けない法則はたった一つです。
それは「勝てる土俵で戦うこと」。
YouTubeでは検索上位に登場しない動画の再生回数は増えません。
つまり強い相手がいる土俵では戦う前から勝負がついているのです。戦える市場分析と自分が提供できるサービスの分析が鍵です。
自分が一方的に伝えたいことや商売や商品のことを配信しても人は集まってきません。皆が面白いと思うことや役立つ情報を惜しみなく発信していくと人は集まりはじめます。
損得抜きで与え続ける姿勢が肝心です。毎日のように動画を発信するのは苦行かもしれませんが、続けるうちにたまに協力者が現れるようになります。続いて様々なオファーが来るようになりそこで潮目が変わります。
勝てる土俵に立ちつづけることで次のステージに進めるのです。
好きなテーマで勝負する
人間、好きなことであればだまっていても継続します。
YouTubeも含めたSNSで個人が成果を上げるには、地味な作業ですが積み上げることしかありません。
ブログでも収入が得られるようになるまでいは半年はかかります。
途中でやめてしまう原因の中で一番目立つのが、成果が出ないことに耐えられず飽きてしまうことです。
自分が興味のあるテーマだと、記事や動画を作っているうちに新しい気づきが出てきて、それがモチベーションに繋がります。
ところが好きでもない仕事を続けても、もともと興味がないので新しい発見にも出会えません。その結果ネタが切れてしまうのです。
強い相手のいない土俵を選ぶ
YouTube内で戦える土俵探しは簡単です。順番は
- 自分が戦いたい領域とテーマを決める
- YouTubeの検索ボックスを開き、闘いたいテーマを連想させるキーワードを入れる
- するとこれまで公開されたチャンネルが一覧表示されるので強力なライバルがいないかさがす。
- 強力なライバルがいたらあきらめ、反対にいなければ戦えそうな土俵であることがわかるので、参入を決断する。
- 決断したら先行者利益を確保するため、速やかに参入する。
視聴者のイメージ像を描く
まずは作り手の立場ではなく、視聴者の身になって考えてみましょう。
投稿する動画を見るのが自分だったら何に興味を持ってくれるのか。ターゲット層が何に不満に思い、求めているものは何かを想像しながら動画を企画してみましょう。
制作者の押しつけは逆効果。お客様の求めているもの、悩んでいるものとは何か知ることがポイントです。
解決策を提示する姿勢でつくりましょう。
提供する動画の価値を最大限高める
視聴者の求めていることがわかったら、手を抜かずに動画を作りましょう。
情報の精度を高めるのはもちろんのこと、見せ方やデザインなど、視聴者のいごこちにこだわって動画の制度を高めましょう。
居心地の良さはリピート率に跳ね返ります。面白かった、ためになった、新しい気づきを得たという体験は「また見たい」という気分に変わり、チャンネルの評価をじわじわ高めてくれるのです。
品位を大切にする
訴求力の高い炎上系の動画を作れば一定の視聴者を獲得できます。
しかしその反面リスクは高く、場合によっては登録を抹消されたり訴訟問題に巻き込まれる危険があります。
また、一時的に見られたとしても長期間にわたって見続けてもらえる保障はありません。
動画の収益モデルは長期間にわたって評価される動画の方がコスパがいいのです。
長い商売を続けようと思ったらネガティブな評価は避けた方が賢明です。
冒頭3秒に80パーセントの力を使う
動画はほとんどスマホで見られています。動画の良しあしを確認する時間はほんの一瞬。
つまり冒頭の数秒で視聴者の心を掴めないと見てもらえません。したがって動画づくりのパワー配分は冒頭3秒に全集中するのが正解です。
尺を3分以内に収める
視聴者のうち何%が動画を最後まで見ているのでしょうか?動画マーケティング会社の調べでは、「長さ1分以内」の動画は約6割程度のユーザーが最後まで視聴しているのに対して、「長さ2分~3分」のものは約4割程度で推移。1時間以上もの動画時間を最後まで見た人は、1割もいないことがわかりました。
つまり、WEBコンテンツでの動画は「短いほど有利」だということがわかります。短い時間で大量のコンテンツを消費する時代。動画尺は3分以内に抑えておいた方がコスパがいいことがわかります。
冒険する
視聴者の視聴態度は基本保守的です。
決まったパターンを持つ定時番組が好まれるのは結論わかっているので安心して見られるからです。
しかし、毎回同じ内容では進歩がありません。
例えばコロナ禍のように社会の状況は頻繁に変化します。その中で決まりパターンの動画ばかり作っていたら視聴者の指示を得られません。
スムーズかつ柔軟に対応することで利用者から好印象を得やすくなります。
小さな工夫でも構わないので変える努力を試みましょう。
音を大切にする
動画制作者は全体的に映像に凝りがちです。
カメラやレンズには惜しみなくお金をつぎ込みますが、意外に音声回りは見落としがちです。そのため収録した音声のレベルがばらついていたり、音割れが起きているような動画も見受けることがあります。
聞き取りやすい音に整音することで動画全体の印象を上げるとリピート率を上げることが期待できます。
まとめ
スマートフォンの台頭に伴い、閲覧者は急増しています。
ユーザーにとってストレスの少ない動画コンテンツでの情報伝達は、今後さらに拡大していくでしょう。
基本を抑えながらコンテンツを拡充していくことが成長のカギです。
独立して稼げる動画クリエイターを目指すなら映像制作と実務案件を通して学べるスクールがあります