誰でも簡単にプロ並みの動画がつくれる、という製品コンセプトを持つFilmora。
バージョンアップされたFilmora11には注目の新機能が搭載されています。
ずぼらな私にぴったりの機能がありあわせの動画素材で動画が作れる「インスタントモード」です。
何も考えずにFilmora11にぶち込むだけでこんな動画ができあがりました。
ほったらかしでも、見た目動画のダイジェスト版、予告編のクオリティですね。
テンポよくエフェクトが決まっているのてびっくりです。
インスタントモード でラクラク動画制作
商品としての動画制作をしていると、当然ですが作品作りに全精力を注ぐことになります。
完パケが終わった瞬間が気分的にはゴールになります。
ところが、作業は終わったわけではありません。
権利処理や清算などの後処理や番宣などの雑務が待っています。
チョーカッコいい編集にこだわったりする若い人がいるかもしれません。
番宣に使うスポット動画は本編の宣伝には必要不可欠ではありますが、正直、面倒です。
見るのも作るのも飽き飽き。だって本編があるからです。
代行してくれる人がいたら任せたいと思っていた作業をAIが勝手に処理してくれる。
このサービスがあるだけでも私は買いだと思いました。
Filmora11の新機能 インスタントモード
インスタントモードとはいったいどういう仕組みなのでしょうか。
Filmora11はこちらからダウンロードできます。
Filmora11の新機能はいくつかありますが、注目はこの機能。
- スピードランプ
- オーディオ同期
- オートモンタージュ
- インスタントモード
追加された主な新機能を使うことで、Premiere ProやDaVinci Resolve11などに匹敵する編集ができるようになりました。
スピードランプとは、クリップの動きに目印となるキーフレームをつけることで、キーフレームの間の動きを変える機能です。
オーディオ同期とは、対談シーンの撮影など、異なるカメラによって撮影された複数の動画と音声を自動的に同期する機能です。
オートモンタージュとは、音楽のリズムに合わせて、アニメーションやトランジションなど視覚効果を手軽に加え、自動的に動画を生成する機能です。
以上の新機能も魅力的ですが、初心者にまず試してみて欲しい機能があります。
それがインスタントモードです。
インスタントモードとは
初心者でも多様な映像制作が楽しめるように、Filmoraにはあらかじめサンプルメニューが組み込まれています。
これまでサンプルメニューを使いこなすには使用目的、たとえばVlog、ビジネス、スライドショー、旅行などの希望に合わせて作業する必要がありました。
新登場したインスタントモードでは可能な限り自動化されました。
テンプレートを選ぶだけで動画クリップのハイライトシーンが自動的に検出され、希望に合った動画を作ることができます。
ぶっちゃけ、映像ファイルを読み込むだけで、自動的にエフェクトがガンガンかかった動画が出来がるというのですから驚きです。
このサンプル作成はソフト任せで2分程度で完成した動画です。
インスタントモードの使い方
インスタントモードで作ってみました。
作り方は次の通りです。
ダウンロードはWondershare公式ページから行えます。
編集に使いたい動画素材を5つほど用意します。
テキストに使うコメントも考えておきましょう。
最初のウィザード画面でインスタントモードを選択します。
使ってみたいテンプレートを選択すると編集画面へ移行します。
河原で一時間ほど散歩しながら撮影したスナップ動画10カット。
使いたい動画・画像を選択して、メディアをインポートにドラッグ&ドロップします。
インポートされた動画の中からFilmoraが使えそうな場面を自動選択して合成するのです。
合成作成をクリックすると、選択したテンプレートのエフェクトとテキストを組み合わせた動画が自動的に生成されました。
ストーリーボードをもとに確認・試写。カットの入れ替えや尺の長短、テキストの修正を行います。
編集したいテキストが表示されている場面で一時停止します。
テキストをクリックすると枠が出るのでコメントの編集や消去を行います。
エクスポートをクリックすると書き出しが始まります。
でき上がった動画をプレビューして問題がなければ書き出します。
メリットは
ダイジェスト動画を作るにはもってこいの機能です。
テンプレートを選ぶだけであっという間に映像ができるので、とりあえずカッコいい映像が作りたい人にはオススメです。
こうしたエフェクトを、例えばAfter Effectsで作ろうと思ったら、相当な時間勉強が必要です。
手動でカットする手間と、決められた時間に合わせる手間という二つの手間をAIが力技で代行してくれるのです。
あれこれ考えることなしにそれらしい映像が短時間でできるので忙しい時には重宝します。
デメリットは
私が感じたデメリットは、編集を極限まで自動化してAIに任せてしまうことの持つ限界です。
料理に例えると調理法を知っている人はどんな料理でも作れますが、知らないと何も作れません。
どんな注文でもこなせるプロの腕には及びません。
さらに、誰でもできるということは、自分なりの個性が出しにくいことも意味します。
言ってみれば超高級なレトルト食品と、リアル店舗で食べる料理の違いのようなものです。
カッコいい映像が簡単に作れたからと言って、それだけでプロになれるわけではないのです。
まとめ
Filmoraの新機能を使うことで動画編集の楽しさを実感することができます。
動画制作の技を磨くには、モチベーションを持ち続けることが欠かせません。
動画編集を極めたいと思ったら、仕組みを知り必要な技術を積み上げましょう。
高機能な編集ソフトを使いこなすのはそれからでも遅くありません。
フィモーラ 11の新機能を徹底解説!フィモーラの更なる進化で動画編集がもっと楽しくなる!|filmora – YouTube
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 インスタントモード を書きます。