Mixkit のAfter Effectsテンプレートを使ってみた 感想

mixkit
フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 Mixkit を書きます。

動画素材が無料でダウンロードできる素材サイト。

動画編集者の強い味方ですよね。

でも、提供されているサービスは玉石混交。

質の悪い素材や期待はずれ素材にぶち当たって時間をムダすることもあります。

苦労して検索しても使える素材がないサイトにぶつかると時間返してくれと言いたくなりませんか。

Mixkit – Awesome free assets for your next video project

MixKitは初心者むけに動画やBGMだけでなく、After Effectsのテンプレートまで無償で提供してくれるサイトです。

After Effectsのテンプレートをダウンロードして使ってみました。

Mixkit に収録された After Effects テンプレート 感想

Mixkitは有料の素材サイトEnvato Elementsのお試しサイトです。

  • 商用利用:OK
  • 会員登録:不要
  • クレジット表記:不要

使い方は別記事に書きましたが、はじめての人でも簡単に無料の素材をダウンロードすることができます。

なので使わない理由はありません。

mixkit

今回は、After Effects テンプレートを使ってみました。

注意点は、テンプレートは海外のユーザーが提供したものであること。

外国製テンプレの多くは、海外版のAfter Effectsで作られているため日本版After Effectsと言語などの点で合わないことがあり、うまく動作しない場合があるからです。

素材サイトが提供する有料テンプレートを利用する際の注意点
※ユニバーサライズされているものを選ぶ
海外のクリエイターさんによっては自国の言語バージョンで作られている場合があります。日本語のAdobeCCで読み込むと言語が違うので「エクスプレッションエラー」になります。一つ一つ言語を置き換える必要のないユニバーサル版であれば安心です。
※テンプレートには映像は付いていません
利用する際はテンプレートが指定した枚数を指定したフォルダに格納することで再現できます。

After Effects テンプレートの使い方

写真がアルバムのように展開するエフェクト動画を使います。

ダウンロードしたデータを解凍してみましょう。

コンテンツによって変わりますが、フォルダにはプロジェクトとfootage素材が入っています。

footageの中はどうなっているのでしょうか。

MP_LL_01、08とある動画ファイルはエフェクト用の動画ファイルです。

アルバムに使う動画素材は[Videos]に分別されています。

ダブルクリックすると中身を確認できます。

テンプレートによっては著作権などの事情で素材の代わりにダミーファイルが添付されている場合があります。

そんなテンプレートは、使用する動画を自前で用意する必要があります。

自前で用意した動画はプロジェクトのタイムラインなどを頼りにあらかじめダミーとして格納されたファイルに入れ替えます。

After Effectsを起動して、解凍したプロジェクトファイルをダブルクリックします。

するとテンプレートの内容がAfter Effectsに読み込まれます。

タイムラインにエフェクトの様子がきれいに並びます。

しかし、このままではどこに何が入っているのかわかりません。

タイムラインのレイヤーを開くには「タイムラインウィンドウですべてのシャイレイヤーを隠す」と書かれたマークをクリックして

色を青から黒にします。

するとそのレイヤーだけ隠されたフォルダの中が開き、編集できるようになります。

素材となる動画ファイルもこのフォルダの中に整理されていました。

試しに動画を入れ替えて見ます。

動画のレイヤーがタイムライン上の最下層に見えます。

このレイヤーに入れ替える動画ファイルを挿入、元の動画は目玉マークをクリックして非表示にします。

すると動画が入れ替わりました。

複雑なレイヤー構造を検証していくと、テンプレートに使用されているエフェクトがわかるので勉強してみるのもいいです。

仕上がりを見ながら映像のバランスを見て、問題があればファイル名を変更するとだいたいOKです。

補足 DaVinci Resolve テンプレート

DaVinci Resolve利用者にオススメがVideoの中にあるDaVinci Resolveのテンプレートです。

DaVinci Resolveのテンプレートはあまり見かけないのでこうしたテンプレートがあると便利です。

サイトの中は、動画、音楽、サウンドエフェクト、効果音などにジャンル分けされています。

タイトルやローワーサード、特殊効果など23点の素材が収録されています。

DaVinci Resolve に標準搭載されているようなアニメーションテンプレートもあります。

ほとんどのテンプレートはFusionが使える人はわかる水準のものなので、上達したい初心者には参考になるガイドです。

ワンランク上をめざすなら

Envato Elementsはサブスクでコンテンツの利用ができるサービスです。

コンテンツそのものを購入したい場合はEnvato Marketを検討するといいでしょう。

Envate Marketは、オーストラリアのEnvato.comが運営する世界最大級の素材・テンプレート販売サイトです。 映像素材だけでなくプロジェクトファイル・音楽、効果音・3Dモデル・WordPressテーマなど様々なジャンルのものを販売しています。

概要については動画編集者のかふ太郎さんのチュートリアルを見るとわかります。

人の作品を模倣することは上達の早道の一つです。

テンプレートの中には千円程度で購入できるものもあります。

プロジェクトを分析するとわかりますが、初心者の私が一から作り始めたら数日は確実に必要なものばかり。

時間単価で計算するとテンプレを手にいれて

最初のうちは、簡単なテキスト系のテンプレートから試してみて慣れてきたら上を目指しましょう。

まとめ

Mixkitは会員登録不要で動画、音楽、サウンドエフェクト、効果音がダウンロードできる素材サイトです。

カテゴリ分けとタグ付けがされており探しやすいのもポイントです。

ビデオプロジェクトには動画 のテンプレートもあり、無料で利用できます。

スポンサーにenvatoの名前があるように、有料素材サイトEnvato Elementsのお試しサイトの位置付けです。

私はすでにEnvato Elementsに契約しているので素材が重複しているためMixkitは使いません。

使用感は素材の数がハンパないということ。

そして探しやすく、ダウンロードし放題等のも編集を楽にしてくれます。

興味がある人はチエックしてみてはいかがでしょうか。