動画も気軽にコンデジの時代へ

コンデジの時代
フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

撮影に使っているカメラは2台。

Osmo pocketとSONYのハイビジョンカメラです。ハイビジョンカメラは量販店で値引きされていた商品を買衝動買いしました。

仕事をやめフリーで動画制作をするようになって感じるのはカメラの軽さです。

業務用カメラは信頼が命

取材で2台のカメラを持ち歩いてもへっちゃらですが、放送局で使われている業務用ビデオカメラだとそうはいきません。重くてかさばります。

最近はアクションカメラも使われるようになりました。しかしアクションカメラは特殊な撮影で補助的に使われる存在です。主役にはなれません。

素人目には、どちらで撮った映像もさして変わりがないように見えます。

技術さんにそのことを聞いたら、「放送基準にあわせて設計されているから」と言われました。

レンズの倍率や感度、特殊効果などはおまけのようなもので、業務用カメラは個体差が少なく、毎日のように使っても故障が起きにくい(起きても部品の交換や修理ができる)ことが重要なのだそうです。

信頼性にコストをかけるということは、民生用カメラは信頼性をある意味犠牲にしているから安いということなのでしょう。

カメラをコレクションしている人は別として、消耗品ということを意識して選ぶ姿勢が正しいようです。

期待の高級コンデジ登場

しかし、資金に余裕のないアマチュアから見ると、信頼性にばかりコストをかけるわけには行きません。

アマチュアの関心は何と言ってもコストパフォーマンス。安くてそこそこ機能があればいいのです。

最近メキメキと性能が向上してきた高級コンデジ・ミラーレスカメラ。

期待の機種が発売されました。どちらもマイク端子がついていて動画制作には最適の仕様になっています。

Canon G7X Mark3

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価格は9.9万円。レンズが24〜100mm(F値:1.8~2.8)。

クロップなしでの4K30pの動画に対応。フルHDと同等の画角で撮影できます。

マイク端子あり。USB-Cによる給電にも対応。カメラ本体のみでYouTubeのライブ配信が可能。外出先からでも撮影した動画をリアルタイムで配信が出来るので、手軽に動画撮影を楽しめます。

Instagram(インスタグラム)やTwitter(ツイッター)などのSNSには対応していません。

メリット

  • YouTubeをクラウドストレージ的に使って、容量を気にせず動画を撮りためられる。
  • 明るいレンズ(F値が小さい方)のほうが良い感じに映りやすいのでCanonが有利。
  • VLOGやりたくてまだカメラを持っていない人が1台だけカメラを買うなら約10万円で買えるCanon G7X Mark3がオススメ。

音声端末は本体脇に入力端子があります。ミラーレス一眼のように頭頂部に音声ジャックがあるわけではないので、マイクは別途支持金具などを用意する必要があります。

YouTubeライブを使うためにはCanonのサイトで登録するという一手間がかかります。

直接自分のチャンネルに繋げる仕様でもないようなので、ここは少し様子見です。

SONY RX100M7

いっぽう、SONYも新機種を用意しています。発売は8月末。店頭には出回っていません。

価格は14.5万円程度。でレンズが24〜200mm(F値:2.8-4.5)、瞳AFを搭載しています。

RX100VIIは、「RX100」シリーズの7代目。フルサイズミラーレスの最上位機種であるα9の驚異的なスピード性能をコンパクトなボディに詰め込んだのが特徴。新開発のイメージセンサー搭載により、最大秒間60回の演算処理と最高秒間約20コマの連続撮影を実現するほか、撮影中のEVF、液晶モニターへの表示更新を秒間60回の頻度で行い、ブラックアウトフリーの撮影を可能にした。

メリット

「ワンショット連続撮影」を搭載。

最大90コマ/秒で7枚の静止画を撮影できる機能で、通常の連写ではコマ落ちする可能性のある決定的な瞬間を撮影できる。

つまり、ピントずれとか結構起きやすいので、何も考えずにとにかくちゃんと映してほしいならSONYのほうが良いという印象。

まとめ

一眼レフで動画を撮るのに慣れた人から見るとコンデジで撮った動画の中間調の色合いが気になるという声もあります。

マニアの中にはカタログ性能、画素数やコマ数を気にする人もいます。でも私はその差がよくわかりません。むしろ私的には動画撮影のキモは音声だと思っているので、マイク端子が付いたことは大歓迎です。

業務用カメラの世界からアマチュア動画の世界に入ってみると、多少の画質の違いは気にならなくなりました。とりあえず決定的な情報が撮れていればなんとかなるからです。

インタビューは三脚を立ててコンデジに任せ、動きのある映像はアクションカメラで撮影すれば重い機材を持ち歩くストレスが減ります。

コンデジブームは、本気で動画を作る人にとって待ち望んでいた時代の到来と言えそうです。




ABOUTこの記事をかいた人

元テレビ番組制作者。再就職→窓際→WEBコンテンツ制作で復活。64歳にして動画制作に自分の価値を見いだしました。目指すのは地域に根ざした"伝える系"の動画制作です。スキルアップと感謝の気持ちを持ちながら楽しく生きていきます。編集のお手伝いも始める予定です。