編集した動画を書き出す最中にシステムが落ちて困ったことありませんか。
エフェクトを盛り込みすぎてPCに大きな負荷がかかったりすると落ちることがあります。
見落としがちなのが、書き出しに使うGPUの設定です。
よくあるパターンはゲームモード設定にしている場合。
動画編集には「スタジオモード」のドライバーを使うと故障率が低くなります。
知っておきたい設定方法をご紹介します。
動画書き出し エラー予防方法
DaVinciResolve18で編集中、書き出しの途中70%近くで止まってしまうことがあります。
急ぎの仕事ではなかったので、本編を三つの部分書き出しに設定し、書き出したものを別のタイムラインで編集・結合したものを書き出すという方法を取りました。
ただし、これは根本的な解決策ではありません。
なので調べ直しました。
こんな場合は、パソコンに負荷をかけすぎたことが疑われます。
意外と忘れがちなのがGPUのドライバー設定です。
GPUとはグラフィックボードのドライバーのこと。
私の場合はNVIDEAの1660という型番を使っています。
ダウンロードタイプの設定を見ると「ゲーミングドライバー」を使っていました。
実はタイプには二つあり、動画編集が主な仕事の場合は「Studioドライバー」を使った方が安定するのです。
改めて最新の「Studioドライバー」をインストールしました。
NVIDIAのサイトから自分のグラフィックボートを選択します。
インストールはすぐに終わります。
アップデートして、再起動したところ書き出しを終えることができました。
ここまで、自分が遭遇した事例から解決策を一つご紹介しました。
災難は何時襲ってくるかわかりませんよね。
初心者の人は書き出しの設定も合わせて知っておくと慌てずにすみます。
DaVinci Resolve 動画書き出し お勧め設定
編集した動画を動画ファイルにする工程を 動画書き出し もしくはメディアの書き出し と呼びます。
DaVinci Resolveの書き出しはデリバー(Deliver)というページで書き出しします。
YouTube 1080p
動画投稿はYouTubeが一般的です。1080pとはYouTubeが推奨する1920×1080サイズのこと。この設定にすればなんの問題もありません。
コーデックはh.264、フォーマットはmp4です。macの人はQuickTime。
しかし、世の中にはそれ以外のサイズで作った動画出ないと困る場合もあります。そのため動画ソフトの中には 様々な用途にあわせた[メディアの書き出し]ができるようにしています。
あらかじめ知っておいたほうが混乱しなくて済むこともあります。仕組みを頭に入れておきましょう。
デリバー(Deliver)というページ
DaVinch Resolveの書き出しはデリバー(Deliver)というページで行います。デリバーページではYouTubeに直接アップロードすることもできるので、超急ぎの人はそのまま直行することもできます。
DaVinci Resolve 書き出し方法とおすすめの簡単設定 | オガワダン.com
デリバーページの構成は次の要素に分けられています。
- 書き出し設定を行う「レンダ設定」
- 映像をサムネイル化した「クリップ」
- 「タイムライン」
- 映像の確認を行う「ビューアー」
- 書き出しの進行状況が見れる「レンダーキュー」
慣れてしまえば入り口であるレンダ設定と出口であるレンダキューを操作することがほとんどになります。
レンダ設定
レンダ設定の最上部には、書きだす動画の仕様が一覧にされています。
YouTube投稿がメインという人は、字幕を表示させたままで動画にしたい場合を除いて YouTube一択でほぼ問題ありません。
YouTube処理に最適化されているのでできあかった動画のサイズも最適化されます。
また、この設定を選択するとレンダーが終了すると同時に、登録したYouTubeチャンネルに自動的に投稿されます。
その下にあるのが様々な動画フォーマットの選択肢です。Windows系はMP4とh.264、マック系はQuickTimeとh.264が定番コースです。[1]それ以外は必要な人だけ触ってください
まず名称の項目で書き出した際のファイル名を入力します。
保存先はブラウズをクリックして、書き出し先を設定しておきましょう。
レンダーの項目には単一と個別とあります。ふつうは単一を選択します。[2]動画のカットごとを書きだす場合やタイムラインのデータをほかの人に渡す必要があったりする場合は個別のクリップを選びます
レンダーキュー
設定が終わったら書き出しです。
書き出しはレンダーキューに追加することで準備に入ります。※編集した動画の一部分だけを動画にすることもできます。
画面右側にあるレンダーキューにジョブが追加されたらレンダー開始をクリック。すると書き出しが行われます。
同じ動画でも設定の仕方にょってはデータ量が変わります。
これでは大きすぎるなと感じたら、レンダ設定に戻ってエンコード方法を変えたり、サイズや画質などを変えることで対応します。
例えばコメント確認のために作る試写用の動画は解像度落としたり画質を低画質などにします。
まとめ
私の場合、扱う素材が多くないので素材はビデオフォルダの中に素材フォルダを作って管理しています。
動画の書き出し先もまとめたほうが管理しやすいので素材の隣に書き出しフォルダを作って保存します。
試写用の完プロ、修正版など複数バージョンが出ることが予想されるからです。
これ以外にも作業がすべて終了した後、使った素材をアーカイブする時もこの近くにまとめます。
[DaVinci Resolve] 編集したプロジェクトを好きな動画フォーマットに書き出してみよう! | Curioscene (キュリオシーン) – 映像ハック、チュートリアル
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 動画書き出し を書きます。