
編集した動画を動画ファイルにする工程を[メディアの書き出し]と呼びます。
もっと見ポピュラーな書き出し設定をご紹介します。
目次
YouTube 1080p

動画投稿はYouTubeが一般的です。1080pとはYouTubeが推奨する1920×1080サイズのこと。この設定にすればなんの問題もありません。
コーデックはh.264、フォーマットはmp4です。macの人はQuickTime。
しかし、世の中にはそれ以外のサイズで作った動画出ないと困る場合もあります。そのため動画ソフトの中には 様々な用途にあわせた[メディアの書き出し]ができるようにしています。
あらかじめ知っておいたほうが混乱しなくて済むこともあります。仕組みを頭に入れておきましょう。
デリバー(Deliver)というページ
DaVinch Resolveの書き出しはデリバー(Deliver)というページで行います。デリバーページではYouTubeに直接アップロードすることもできるので、超急ぎの人はそのまま直行することもできます。
DaVinci Resolve 書き出し方法とおすすめの簡単設定 | オガワダン.com
デリバーページの構成は次の要素に分けられています。
- 書き出し設定を行う「レンダ設定」
- 映像をサムネイル化した「クリップ」
- 「タイムライン」
- 映像の確認を行う「ビューアー」
- 書き出しの進行状況が見れる「レンダーキュー」
慣れてしまえば入り口であるレンダ設定と出口であるレンダキューを操作することがほとんどになります。
レンダ設定

レンダ設定の最上部には、書きだす動画の仕様が一覧にされています。
YouTube投稿がメインという人は、字幕を表示させたままで動画にしたい場合を除いて YouTube一択でほぼ問題ありません。
YouTube処理に最適化されているのでできあかった動画のサイズも最適化されます。また、この設定を選択するとレンダーが終了すると同時に、登録したYouTubeチャンネルに自動的に投稿されます。
その下にあるのが様々な動画フォーマットの選択肢です。Windows系はMP4とh.264、マック系はQuickTimeとh.264が定番コースです。[1]それ以外は必要な人だけ触ってください
まず名称の項目で書き出した際のファイル名を入力します。保存先はブラウズをクリックして、書き出し先を設定しておきましょう。
レンダーの項目には単一と個別とあります。ふつうは単一を選択します。[2]動画のカットごとを書きだす場合やタイムラインのデータをほかの人に渡す必要があったりする場合は個別のクリップを選びます
レンダーキュー

設定が終わったら書き出しです。書き出しはレンダーキューに追加することで準備に入ります。※編集した動画の一部分だけを動画にすることもできます。
画面右側にあるレンダーキューにジョブが追加されたらレンダー開始をクリック。すると書き出しが行われます。
同じ動画でも設定の仕方にょってはデータ量が変わります。
これでは大きすぎるなと感じたら、レンダ設定に戻ってエンコード方法を変えたり、サイズや画質などを変えることで対応します。
例えばコメント確認のために作る試写用の動画は解像度落としたり画質を低画質などにします。
まとめ
私の場合、扱う素材が多くないので素材はビデオフォルダの中に素材フォルダを作って管理しています。
動画の書き出し先もまとめたほうが管理しやすいので素材の隣に書き出しフォルダを作って保存します。
試写用の完プロ、修正版など複数バージョンが出ることが予想されるからです。
これ以外にも作業がすべて終了した後、使った素材をアーカイブする時もこの近くにまとめます。
[DaVinci Resolve] 編集したプロジェクトを好きな動画フォーマットに書き出してみよう! | Curioscene (キュリオシーン) – 映像ハック、チュートリアル