【Pr】原因不明の レンダリングエラー の対処法Premiere Pro

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 レンダリングエラー を書きます。

Premiere Proでいざ書き出し(レンダリング)をしようとした時、「ビデオプレビューのエラー/レンダリングエラー」画面が出てフリーズ

何度試してもうまくいかなかったことありませんか。

原因不明のレンダリングエラーが起きた体験をもとに解決策をまとめました。

原因不明の レンダリングエラー の対処法

結論から先に書くと、Premiere Proの設定を[Mercury Playback Engine – ソフトウェア処理]にすることでした。

Premiere Proでは書き出しをする際、パソコンのパワーを使います。パワーとはグラフィックボードのことです。

しかし、グラフィックボードの力不足とか、古いドライバーを使っていたなどの原因でうまくいかない場合があります。

そんな時は窮余の策として、ソフトの力に頼って書き出しするのです。

それが[Mercury Playback Engine – ソフトウェア処理]です。

[プロジェクト設定][ビデオレンダリングおよび再生]の[レンダラー]の設定を[Mercury Playback Engine – ソフトウェア処理]に変更することでしのぎました。

ヒントになったのは、Premiere ProではGPUやメモリがピークに達すると安全装置が作動し処理が停止するという話を思い出したからです。

その後GPUを交換しトラブルは収まっています。

よくあるトラブル

よくあるトラブルとして、編集の際、異なる設定の動画ファイルを使った場合に書き出しがうまくいかない場合があります。

使用する形式に注意

たとえば、設定はフルHD(16対9 1920×1080)で編集中のプロジェクトに4対3の素材を取り込んだり、wmvなど異なるフォーマットの素材を使ったりする場合です。

一応Premiere Proにも方式変換して読み込む機能はありますが、それも限度があります。

異なる素材の部分で止まってしまったら、素材を方式変換するなどしてPremiere Proのプロジェクトに合わせたものにした方が無難です。

例えば無料で使えるDaVinci Resolveなどの別ソフトを使うことで形式やアスペクト比をPremiere Proにあったものに変えることができます。

フリーのソフトでも「MediaCoder」など数多くの変換ソフトが見つかります。

ファイル名に注意

もうひとつよくあるトラブルはファイルの名前に特殊文字などを使ってしまった場合。

プロジェクトを⌘+Shift+Sなどで別名保存します。その際にプロジェクト名に入っていた特殊文字は消去し、数字や文字だけにして保存します。

プレミアプロで原因不明のエラー…レンダリングも書き出しもできない場合の原因と対処法

ファイル名などにアンダーバー『_』を入れるクセがある人は注意しましょう。

そのほかの対策

以上の解決策が一瞬で見つかったわけではありません。

問題解決にたどり着くにはさまざまな方法を試さなければなりませんでした。

  • エラーが起きた特定のシーケンスだけ、再編集して素材を差し替える
  • メディアキャッシュを削除する
  • Premiere Proを旧バージョンに戻す
  • GPUのドライバーを更新する

そして至ったのが「GPUアクセラレーションからソフトウェア処理」に変更するでした。

昔作ったプロジェクトファイルが最新のPremiere Proで使えない場合はPremiere Proを旧バージョンに戻すという手段があります。

このほかに

  • ビデオプレビューの形式を「QuickTime」にする
  • レンダリングの最適化「パフォーマンス」を「メモリ」に変更する

という対策もあるようです。

「アスペクト比が異なる素材でレンダリングエラーが出た場合の対処法」も参考にしました。

【最終手段】Premiere proレンダリングエラー(-1609760768)の解決法 | アユミーノ@田舎暮らしフリーランス

まとめ

パソコンで作業をしているとたまに原因不明のトラブルに巻き込まれることがあります。

コーデック圧縮エラー
高速レンダラーエラー
ディスクがいっぱいです
重複ファイル
ファイルが見つかりません
無効な出力ドライブ
I / Oエラー
メモリ不足
出力ファイルを作成/開くことができません

原因はいろいろなので、一つずつ確認していかなければならないのは超面倒です。

再起動を実行します。
Adobe Premiere Proのバージョンを更新します
ファイル名を確認します。
別の形式を試します。
ビデオレンダラーを変更する
ディスク容量を解放します
高度な効果と特別な機能を無効にする

問題が発生したら、一番大切な素材を安全な場所に回避させ、原因を一つ一つ切り分けながら解決策を探っていくのが吉だと思います。

解決しなかった場合はAdobeのサポートに相談しましょう。

Adobeのサポート窓口はこちら。