Premiere Proの原因不明な レンダリングエラー を解決!初心者向け対処法まとめ【2025年最新版】

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 レンダリングエラー を書きます。

「いざ書き出ししようとしたら、Premiere Proがフリーズして動かない…」

そんな経験、ありませんか?

この記事では、初心者でもすぐ試せる「Premiere Proのレンダリングエラー」の対処法を、実体験をもとにわかりやすく解説します。

原因がわからないときこそ、この記事の内容がヒントになるはずです!

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原因不明の レンダリングエラー の対処法

原因不明のレンダリングエラーとは?

書き出し時におきるよくあるエラーは次のようなものがあります。

  • 「ビデオプレビューのエラー」「レンダリングエラー」で強制終了
  • 書き出しボタンを押しても止まってしまう
  • エラー箇所が不明瞭 → 特に初心者にはツライ現象

グラフィックボードの力不足とか、古いドライバーを使っていたなどの原因でうまくいかない場合があるようです。

そんなときの基本対処法はMercury Playback Engineの切り替えです。

Premiere Proの設定を[Mercury Playback Engine – ソフトウェア処理]にすることで改善が期待できます。。

Mercury Playback Engineの切り替え  操作手順

メニュー → [ファイル] → [プロジェクト設定] → [一般]

「レンダラー」を 「Mercury Playback Engine – ソフトウェア処理」 に変更

これにより GPUの力を使わずCPUで書き出しする形に → エラーを回避できる可能性大!

✅ メリット:

GPUのドライバー不具合・スペック不足を回避できる

ソフトウェア処理でも、短尺なら充分スムーズに出力可能

⚠ デメリット:

処理が遅くなる(エンコード時間が伸びる)

重いプロジェクトではやや非効率

【よくある原因と対策】

レンダリングエラーを引き起こす原因は諸説ありますが、よくあるパターンは以下の状態です。

■ 異なる動画形式・解像度の混在

たとえば、設定はフルHD(16対9 1920×1080)で編集中のプロジェクトに4対3の素材を取り込んだり、wmvなど異なるフォーマットの素材を使ったりする場合です。

一応Premiere Proにも方式変換して読み込む機能はありますが、それも限度があります。

異なる素材の部分で止まってしまったら、素材を方式変換するなどしてPremiere Proのプロジェクトに合わせたものにした方が無難です。

例えば無料で使えるDaVinci Resolveなどの別ソフトを使うことで形式やアスペクト比をPremiere Proにあったものに変えることができます。

フリーのソフトでも「MediaCoder」など数多くの変換ソフトが見つかります。

プロジェクトに 4:3 や WMV 形式など異質な素材が混ざっていないか確認

対策:DaVinci Resolve や HandBrakeで事前に変換してから読み込む

■ ファイル名に特殊文字がある

もうひとつよくあるトラブルは

ファイルの名前に特殊文字などを使ってしまった場合。

プロジェクトを⌘+Shift+Sなどで別名保存します。その際にプロジェクト名に入っていた特殊文字は消去し、数字や文字だけにして保存します。

プレミアプロで原因不明のエラー…レンダリングも書き出しもできない場合の原因と対処法

特殊記号(例:🌟/!/@)は避け、英数字とアンダーバー(_)のみ推奨

ファイル名などにアンダーバー『_』を入れるクセがある人は注意しましょう。

■ メディアキャッシュが破損

[Premiere Pro] → [環境設定] → [メディアキャッシュ] → キャッシュ削除

④ 【それでもダメなとき】応急処置リスト

シーケンスの一部を差し替える 特定素材を削除 or 再エンコードして置換

GPUドライバーを最新に更新 NVIDIA / AMD公式からDL

Premiere Proを旧バージョンに戻す Creative Cloudでバージョン選択可能

昔作ったプロジェクトファイルが最新のPremiere Proで使えない場合はPremiere Proを旧バージョンに戻すという手段があります。

書き出し形式を変える ProRes → H.264 / MP4 → MOV など

ビデオプレビュー形式をQuickTimeに 書き出し設定から変更可能

まとめ:落ち着いて順番にチェック!

書き出しできない=失敗ではない。対応方法さえ知っていれば怖くない!

原因が1つとは限らない。1つずつ設定を見直すことが大事

• 特に初心者には「Mercury Playback Engine – ソフトウェア処理」が最も簡単で効果的な対応

解決しなかった場合はAdobeのサポートに相談しましょう。

Adobeのサポート窓口はこちら。

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