動画の見た目の印象は背景色を徐々に変化させるだけでがらりと変わります。
ふつう、着色した複数のレイヤーをオーバーラップさせてつくりますが、もっと簡単に色を変える方法があります。
カラーにキーフレームを打って色を変えるだけのシンプルな方法です。
平面レイヤーの色を変える
After Effectsで平面レイヤーの色を変更するには、[レイヤー]から[平面設定]に進み[カラー]を指定するだけで完了です。
【Ae】After Effectsで 平面レイヤーの色を変更する方法
スムーズに背景色を変えていきたい場合は、オブジェクトのプロパティにある「カラー」を調整します。
カラーをいじる事で色を時系列に沿ってグラデーション変化させることができます。
グラデーション の手順
新規コンポジションを作成。時間は5秒としました。
長方形ツールをダブルクリックすると画面サイズに合わせた長方形ができます。
長方形の[コンテンツ][長方形]を選択します。
グラデーションをかけて変化させたい色を用意します。
このケースでは、Adobeカラーにあらかじめ用意したサンプルデータを使います。
[塗り]を開いて[カラー]を表示させます。デフォルトではアイコンは白になっています。インジケーターを0秒に動かし、ストップウォッチアイコンをクリックします。
その横にあるスポイトをクリックしてカラーチャートの色を拾い、キーフレームに割り当ててきます。
間隔をあけて違う色を選択して[カラー]の色を変え、キーフレームを打ちます。
あとは同じ作業を繰り返します。
すると時系列に沿って色味がグラデーションをかけたように変化する動画クリップができあがりました。
まとめ
センスのある色を選ぶのはむつかしいと悩む人に朗報があります。Adobeのサービスの一つに配色を提案してくれる「Adobeカラー」があります。類似色や補色など様々な組み合わせが一目瞭然で、しかも無料で利用できます。
興味のある人は一度見てみることをお勧めします。
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