【Pr】自由自在に テロップ を入力する方法Premiere Pro

テロップ
フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 テロップ を書きます。

初心者がPremiere Proで最初に学ぶ技術の一つが「テロップ」の入れ方です。

映像や音声だけでは伝わらない内容も、テロップがあることでより印象的に視聴者に伝えることができます。

  • Premiere Proでテロップを入れたい
  • 文字の見ばえをもっと良くしたい
  • エッセンシャルグラフィックスが意味不明
  • 音声テキスト変換する方法が知りたい

Premiere Proはプロも使う道具なので、編集をするにつれ、いろんな悩みが出てきます。

テロップの追加方法や、テロップの装飾の基本をおさらいします。

テロップの作り方

動画に文字を入れるには、文字情報をテロップと呼ぶ静止画にして画面に合成します。

まずはじめに覚えたいのがテロップの入力方法です。

テロップの入力方法は大きく二つあります。

一つめは、ナレーションや地名テロップなどに使う普通の文字です。

Premiere Proでは、テキストを入力するために「文字ツール」を使います。

もう一つは飾り文字や、タイトルなどのデザインされた文字です。

見栄えのするカッコいい文字は「文字ツール」だけでは作れません。

そんな時はAfter EffectsやPhotoshopなどの別のソフトを使って素材をつくります。

デザインやレイアウト、アニメーションなど自由に作り込んだテロップはPremiere Proに読み込ませることができます。

以上に加え、Premiere Proの最新バージョンには新機能もお目見えしました。

2021年のアップデートで実装した「音声テキスト変換」です。

「ボタンを押すだけ」でPremiere Proが動画の音声を文字化し、テロップとして提供してくれるのです。

画面を見るには[ウィンドウ][テキスト]を選択します。

すると、字幕の作成に特化した「文字起こし」や「キャプション」という強力なテロップ支援機能が加わったのがわかります。

新機能の解説は別記事にまとめました。

文字起こし

ここではPremiere Proの文字ツールを使ったテロップの作り方をおさらいします。

動画に テロップ をつける方法

動画に効果的にテロップをあてるには、まず動画本体を完成尺にしましょう。

映像を確定しないうちにテロップを当てると、修正が生じた場合に二度手間になるからです。

テロップ作業の流れは次の通り

  • 横書き文字ツールなどで文字を入力する
  • 入力したテキストをカスタマイズする
  • テロップをの位置合わせをする

作業自体はシンプルです。でもたかがテロップと侮ってはいけません。

一本の動画に使われるテロップはかなりの量になることもあります。

テロップは基本単純作業の繰り返しなので、バラエティ番組のようなテロップ勝負に近い番組制作などの現場は過酷と言わざるを得ません。

なので、テロップはできる限り楽をすることを考えながら編集した方がストレスになりません。

入力する

実際にテロップを入れて見ましょう。

タイムライン上の再生ヘッドをテロップを入れたいクリップの位置まで移動します。

ツールバー内の「T」というアイコン・『横書き文字ツール』をクリックし、プレビューモニター内のテロップを入れたいクリップの上で左クリックします。

するとモニター画面上に赤い枠線が表示されます。

キーボードでテキストを入力するとこの枠線に入力したテキストが表示されます。

同時にタイムラインのV2にテキストクリップが生成されました。

枠は任意の位置に移動することができます。

隅の白丸をマウスでドラッグすると枠全体を拡大縮小できます。

左下にあるプラスねじのようなものは「アンカーポイント」です。

このアンカーポイントは枠のコントロールに使う座標軸のような役割を果たします。

このアンカーもマウスで移動することができます。

アンカーポイントを中心に回転やアニメーションをさせることができます。

これがテロップの基本形です。

カスタマイズする

テロップは大きさや形のほか色や濃度などを変えたり、アニメーションさせたりすることができます。

テロップ上でテキストの青い枠を表示して[エフェクトコントロール]を開きます。

パネルから[エフェクトコントロール][テキスト]をクリックすると[テキスト]の操作ができるようになります。

フォントやウェイトと呼ばれるフォントサイズ、段落などが自由に調整できます。この操作方法はPhotoshopなどのAdobe製品に共通した仕様になっています。

インストールしたばかりのPremiere Proでは基本の数種類のフォントしか使えません。

ただし、PCにインストールされたフォントが使えるので、自分のイメージに合わせたフォントが使いたい時は必要に応じてインストールしましょう。

フォントについては別記事にまとめました。

動画編集でフォントを追加する方法
幅広フォント

テロップをコピーする方法

テロップをコピーするには、三つの方法があります。

テロップを右クリックして[コピー][ペースト]する方法。

テロップをクリックしたままショートカットCtrl+Cでコピーし、複製を作りたい場所でCtrl+Vを押してペーストします。

テロップをクリックしたままAltキーを押しながらドラッグする方法です。

コピーしたい場所までもっていって先にマウスから手を離すと、オリジナルを残したままコピーできます。

テロップに下線を引く方法

Premiere Proの編集時、テロップに下線を引きたくなることありませんか。

手動でいちいち下線を引くのがめんどくさい時もあります。

Premiere Proで簡単に下線を引く方法をご案内します。

Premiere Proでテキストに下線を引く方法は、以下の2つがあります。

  • エッセンシャルグラフィックスを使う
  • 長方形ツールを使う

エッセンシャルグラフィックスを使う

基本の方法です。

テキストを選択した状態で、エッセンシャルグラフィックスパネル内のテキスト項目で「下線」ボタンをクリックします。

文字のサイズは変えられますが、線の太さは変えることはできません。

長方形ツールを使う

シェイプツールで作った長方形を線に見せかける方法です。

ツールボックスから「長方形ツール」を選択し、タイムラインにドラッグします。

すると「グラフィック」という名のクリップがタイムライン上にできます。

選択したままモニター上の長方形をマウスで操作し、テキストの下線になるような長方形を作成します。(画面上では灰色になっています)

作成した長方形のレイヤーを選択し、テキストレイヤーより下に移動させます。

長方形の色をアピアランス項目の「塗り」で指定すれば、好みの色に下線を指定できます。

この方法のメリットは、テキストにマーカー線を引くように見た目の処理ができることです。

透明度を変えたり、グラデーションをつけることも可能。

[モーション]の位置を変えると・・・

形状を変えたり、アニメーション処理もできます。

チュートリアル

  • 一つのテロップを動画のラストまで引っ張って、それをカットして複製していく。マネしてやってみたらテロップを作るのがめちゃくちゃ楽になりました!
  • めちゃくちゃ詳しくあげてくれてる!!!これまで時間がかかっていた編集が早くなりそうです!!
  • いきなりVrewから入る→カットのタイミングや誤字の直しで、フルテロップとはいえ数倍時間がかかった気がします。かふたろうさんのこのやり方を基本で押さえないと駄目だー(T^T)
  • それぞれの使い方がよくわかり、頭の中がスッキリしました。 あとは自分でいろいろやってみます!
  • エッセンシャルグラフィックをれっくぷらすさんの動画で知ってから、ほとんどエッセンシャルグラフィックしか使ってません。 めっちゃ便利です。
  • 本当に分かりやすすぎて初心者すぎる私でもできました

まとめ

Premiere Proでテロップを使いこなすには

  • ツールバー内の『横書き文字ツール』を使う
  • カスタマイズする
  • 移動する

以上の方法を身につけましょう。

[ファイル][新規][レガシータイトル]から作ることもできます。しかし、このレガシータイトルという方法は廃止されることが決定しているので特別の理由がない限り手を出さないようにしましょう。

Premiere Proの編集時、テロップに下線を引きたくなることがあります。

そんな時は

  • エッセンシャルグラフィックスを使う
  • 長方形ツールを使う

二つの方法を覚えておくと簡単に解決できます。

長方形ツールで作った線はテキストとは独立しているので、形状を変えたりアニメーションさせることもできます。

テロップの基本はタイトルづくにりも応用できるので早いうちに習得しましょう。

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