
無料文字起こしツールといえばVrewが最強です。
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Premiere ProユーザーはあえてVrewを使う必要はありません。
Premiere Proで音声認識からテロップ作成まで全自動でできるようになりました。
識字率も最高クラス。使い方を紹介します。

目次
Premiere Proで 自動文字起こし する方法
タイムラインに素材を乗せます。
まず音声の下準備です。
音声トラックを確認し、レベルが低い場合は上げます。
音声が小さかったり雑音がひどかったりすると変換精度が落ちます。
音声トラックをマウスで左クリックして、[G]キーを押すと、[オーディオゲイン]が現れるので[最大ピークをノーマライズ]を選びます。
すると自動的にタイムライン上の音声の波形の高い部分を0デシベルまで上げてくれます。
OKを押して元に戻ります。
Premiere Proの操作方法
音声素材の準備ができたところで自動変換の本番に移ります。
メニューバーの[ウィンドウ]から[テキスト]をクリックします。
※[プロジェクト]の右上のマークを押して[テキスト]を選んでもOKです。
ふつう文字起こしは頭から最後まで文字を起こします。
これを[シーケンスから文字起こし]と言います。
[シーケンスから文字起こし]を押すとパネルが表示されます。必要に応じて文字起こしのオプションを設定します。
オーディオ分析 選択したオーディオトラックから普通は[ミックス]を選択します。
諸般の事情から音声トラックを指定して文字起こししたい時は、[ミックス]ではなく[オーディオ1]のように変換したいトラックを指定します。
言語は日本語ですね。
インとアウトをマークしている場合、範囲内で文字起こし可能です。
既存の文字起こしとマージ(結合)も可能。
オプトインは既複数人の音声がある場合に選択します。
パネル右下にある[文字起こしを開始]をクリックすると即座に解析が始まります。
素材の長さに比例して時間がかかるので待ちます。
変換の確認と修正
変換が終了すると再生確認ができるようになります。
画面左に起こされたテキストが表示されます。
プレビューモニターの再生ボタンを押します。
するとテキストの上をカーソルが流れるように移動します。
テロップにする
テキストの修正が終わったら[キャプションの作成]を押して一括でキャプション化します。
パネルが表示されますがとりあえずOKを押して先に進みます。
するとテキストが7~8秒単位で細かく分割されたテロップに変換されます。
変換されたテロップは、画面レイヤーとは別にタイムライン上に表示されます。
自動文字起こしされたテキストをダブルクリックすれば文字の修正や分割など修正することができます。
できたばかりのテロップはフォントや色を変えることができます。
クリックして画面左のエッセンシャルグラフィックスを選択します。
エッセンシャルグラフィックスのパネルから好みのフォントを選び、サイズを調整します。
テロップの位置を移動したい場合は、テロップをクリックして表示される四角形をマウスで移動します。文字のサイズも枠を調整することで変えられます。
音声の文字入力は枠の範囲内での調整に限定されます。
色や座布団はアピアランスを使って変えます。
色やフォントを加工したテロップの書式をほかのテロップにもコピーしたい場合は、エッセンシャルグラフィックスのスタイル作成から[新規テキストスタイル]を作成して保存します。
それだけで全体に同じスタイルを適用することができます。
まとめ
文字起こしのような単純作業は可能な限り自動化しましょう。
浮いた時間を使って構成の練り直しなどのクリエィティブな作業に充てることが大切です。
