【2022】Mac動画編集者なら選びたいMac おすすめ編集ソフト

おすすめ編集ソフト
フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。Mac おすすめ編集ソフト を書きます。

出先で簡単な動画編集をする機会が増えてきました。

そこでMac Book Airを購入しました。

ノマド環境で編集するならM1チップ搭載のMac Book一択です。

ではMac Bookで使うおススメ編集ソフトは何なのか・・・調べてみました。

調べによるとYouTube投稿動画の編集ソフトを調べると55%がFinal Cut Pro、そして35%がAdobe Premiere Proを使っているとのこと。

Final Cut ProAdobe Premiere Proを使うのが一般論として多分賢明です。

Mac おすすめ編集ソフト

動画を始めたと人がまず迷うのが編集ソフト選びです。

編集ソフトは見た目が飛行機のコクピッくのようにゴツイので、メカに弱い人には何が何だかわかりません。

スマホでチョチョっと編集してアップというライトな使い方で満足できる人なら、スマホアプリの中から適当に選ぶことができます。

しかし「それは違うだろ・・・」と思う人はネット上からおすすめを検索することになります。

検索結果を見てみると・・・

  • 2022最新Mac おすすめ 編集 ソフト – 無料ダウンロードはこちら
  • おすすめ動画編集ソフト 7選 Mac 版【2022年版】 – サイバー
  • 【2021年版】Mac動画編集ソフト11選!無料・有料で …
  • 【もう迷わない】Mac派におすすめの動画編集ソフト5選 …

検索上位のサイト【広告】と書かれたサイトも含まれています。

広告という表記がなくても記事をよく読むと企業が運営しているサイトもあります。

YouTubeやTikTokが牽引する動画ブームが続く今。初心者は格好の獲物というわけです。

基本、簡単な編集であればどのソフトを選んでも大差ありませんが、動画編集を生業として続けたいのであれば結局選ばれるソフトは決まってきます。

上記3ソフトから選んでおけば問題ないでしょう。

では私はどのソフトを選んだかというと、DaVinci Resolve17に落ち着いてしまいました。

DaVinci Resolve17はWindowsとLinuxそれにMacが使えます。

DaVinci Resolve17は難しいという人。

カット編集や、ちょっとしたエフェクトをかけたい場合などは無料のソフトでもできます。

エフェクトなどのオマケの豊富な有料ソフトから選んでもいいでしょう。

編集ソフト一覧

  • Filmora X
  • YouTube Studio
  • iMovie Mac
  • PowerDirector
  • Shotcut
  • Keynote
  • Final Cut Pro 有料
  • VSDC
  • AviUtl
  • EDIUS X Pro
  • Lightworks
  • Video Pad
  • Avidemux
  • EaseUS Video Editor
  • Avid Media Composer
  • Openshot
  • Any Video Converter
  • MPEG Streamclip
  • VideoProc
  • Renee Video Editor
  • Kdenlive
  • HitFilm Express
  • PRUNUS
  • XPRI

Filmora X

Filmora(フィモーラ)は初心者にはわかりやすく、プラモデル感覚で簡単に動画が作れます。

最新バージョンは二月にリリースされた11です。

ダウンロードはWondershare公式ページから行えます。

別記事で詳しく解説していますので興味のある人はご覧ください。使える?使えない?本当の評判は?わたしがFilmora(フィモーラ)を選ばなかった理由 | ぶいろぐ

AviUtl

AviUtlとは、AVI形式のファイルに各種フィルター(エフェクト)をかける動画編集のフリーソフト(最新版は2019/10/3)です。プラグイン(拡張機能)を追加することで機能が拡充されます。ただし、手間がかかる分初心者には扱いにくいのがデメリットです。AviUtlのお部屋

Lightworks 14

本格的な動画の編集ができる無料の動画編集ソフトです。チュートリアルもそこそこあります。有料ソフトですが、7日間無料で利用することができます。Lightworks – Easy to Use Pro Video Editing Software

free video editor

動画のカットと結合を行うことができるシンプルな動画編集のフリーソフトです。softonic社のサイトが提供しています。

VideoPad

簡単に動画を一部切り抜いてカットしたり、繋ぎ合わせたり編集できる無料の動画編集ソフト。オーストラリアのNCH Software社の商品です。無料版のデメリットは、公式ページを見ても、使用制限について明確な回数や期間が明確にされていない点です。「無料版を導入してもいつ使えなくなるかわからない点が少し不親切」と言われています。

NCHソフトウェア – 多機能で使いやすい便利なソフトを全て無料ダウンロード

Avidemux

ファイル形式を変換するコンバータ機能が備わっている無料の動画編集ソフトです。英語版なので別途日本語言語ファイルをダウンロードする必要があります。チュートリアル動画の数もそれほど多くありません。Avidemux – Main Page

EaseUS Video Editor

Windows OSに対応した無料の動画編集ソフトです。

無料版は書き出した動画にウォーターマークがつくなどの制限があります。「EaseUS Video Editor」簡単に共有もできる動画編集ソフト | FreesoftConcierge

EaseUS Video Editorの紹介ページはこちらから確認ください。

EaseUS社では動画フォーマットの変換ソフトなど扱っています。有料版の動画変換 するソフトEaseUS Video Converterレビューはこちら。

好みのフォーマットに 動画変換 するソフトEaseUS Video Converter | ぶいろぐ

Avid Media Composer

Windows・Macに対応する無料の動画編集ソフトです。有料版は放送局などの報道・制作現場で使用されています。はっきりいって、業務の延長線で使う人でなければ選ぶ理由は見当たりません。Avid – メディア・クリエーターをサポートするテクノロジーとツール

編集ソフトではない映像ソフト

編集やファイル変換、DVDなどに焼き付けるなど動画関連のソフトは数多あります。

目的にあったソフトを選びましょう。

Windows Liveムービーメーカー

マイクロソフトが提供していたWindows ムービー メーカーは2012年でサポート終了しました。現在公式でWindowsムービーメーカーを使用することはできません。よく似た名前の「Windows Liveムービーメーカー」はマイクロソフト社提供の無料映像編集ソフトではありません。softonic社が提供する別物です。

Windows DVD メーカー

動画ファイルをDVD プレーヤーで見ることができる DVD形式に変換してくれるソフトです。

XMedia Recode

動画&音声変換ソフトです。動画形式を様々なファイルフォーマットに変換してくれます。

初心者には業務用編集ソフトはおすすめしません

業務用編集ソフトには手を出さない方がいいです

動画編集初心者の中には、放送局などの現場で使われている編集ソフトに関心を持つ人が何人かいます。

業務用に特化されたソフトには手を出さない方が無難です。

なぜかというとサポート体制が違うから。

業務用ソフトのサポートは専門の仕組みや体制が出来上がっていて、それなりの価格で契約されているからです。

ちなみにプロの現場で使われているソフトは、NHKの報道ではEDIUS(エディウス)が、民放ではソニーのXPRI(エクスプリ)という編集ソフトが使われています。

報道の現場は撮って出しに近い速報と信頼性が最優先されます。そのため事故が起きないこと、操作性が高いことが要求されます。

同じ放送局でも、映像加工や音響効果などの後処理に時間をかける制作現場では使われるソフトが異なります。

NHKは放送技術局と人的なつながりがあることや技術的な情報漏洩のリスクを避けることなどの理由から、さくら映機というメーカーのPRUNUS(プラナス)という超マイナーな編集ソフトを高額な料金で契約しています。

バラエティ番組や音楽番組、CM制作や映画の現場などでは、Avid(アビッド)や、アドビのPremiere(プレミア)、アップルのFinalCut(ファイナルカット)というソフトが使われています。

※PremiereやFinalCutは民間用にもサポートがあるので安心です。

また、フリーソフトのblenderを編集ソフトとして推奨しているサイトもありますが、blenderは3Dアニメーションの制作に特化したソフトなので動画編集ソフトとして使うには方向性が違うような気がします。

まとめ

編集ソフトは、極めようとするとかなり込み入った操作が要求されます。

そうなるとメーカーの取説だけでは理解できない場合が多く苦労することになります。

ユーザー数の多いソフトは、有志のユーザーが解説サイトやチュートリアル動画を作っている場合が多いため独学でもある程度スキルを学ぶことができますし、物足りない人はスクールでさらに腕が磨けます。

ところがレアな編集ソフトではユーザーが少ないため困ったことが起きても解決手段を探すのに一苦労ということもあります。コスパから考えると時間がかかることは致命的と言わざるを得ません。

フリーランスの編集者をめざすなら、先輩編集者たちが使うメジャーなソフトを使うのが一番です。

放送局やスタジオでの作業をめざすなら、自分からソフトは選べません。与えられた環境の中で腕を磨くしかないからです。

趣味で動画編集をやってみたいのであればより取り見どり。エフェクトや効果音などのおまけで選んでもいいでしょう。